11月17日 木曜日 晴れ
突然ですが、ストーンズです。僕の不良少年時代、毎日傍らで鳴っていたローリング・ストーンズです。忘れもしない1976年。僕は中学一年。ラジオから流れてきた「hot stuff(ちなみに番組名まで覚えてるけど、シリア・ポールさんがやっていたポップス・ベストテン)」に心を撃ち抜かれたのです。その曲が収録された「Black & Blue」、「Some Girls」、「エモーショナル・レスキュー」、「刺青の男」に至る4枚のアルバムは、リアルタイムで僕の人生を変えたと云っても過言ではありません。
名盤「Some Girls」をリリースした直後の映像が突然発売されたのです。そりゃ、買うでしょ。派手な演出、一切なし。小さな会場で、演奏のみで勝負する脂が乗り切ったストーンズ。ミック・ジャガーのファッションセンスはいつものように謎で、怪獣になる前のキースのリズムギターはキレキレで、ロン・ウッドはくわえタバコでゼマティスを弾きまくり、ビル・ワイマンは直立不動奏法を貫き(僕の持論だけど、ストーンズのベースは彼じゃなきゃダメです)、チャーリー・ワッツの誰にも真似できない8ビートに悶絶。脇を支えるのはイアン・マクレガンとイアン・スチュワート。完璧です。悶絶、アゲイン。
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続いて、僕が心から敬愛しているシンガー・ソングライター、PAUL BRADYが来日します。詳細は以下を参照してください。
http://www.mplant.com/paulbrady/tour.html
彼をスターパインズでビール片手に観れるなんて、信じられないっす。いや、まじで。採用されるかどうか不明ですが、今日、こんなコメントを書きました。
「PAUL BRADYを吉祥寺のスターパインズ・カフェで、ビール片手に観れる幸福。
あり得ないでしょ、それ?
彼はトラッドを演奏することができます。そして、圧倒的なソングライターであり、
嫉妬するくらい素晴らしいギターを弾き、云うまでもなくワン・アンド・オンリーの
シンガーです。僕が求める音楽のすべてがそこにあります。迷わず、足を運んでください。
是非。 HEATWAVE 山口洋(47)」
聞いたことがない人のために、いくつか彼の音を紹介しておきます。
まずはこの曲を。スタジオバージョンは僕らのアルバムをミックスしてくれたミック・グロソップがエンジニアを努めています。素晴らしい曲ですたい。
僕もカヴァーさせてもらっている「the homes of donegal」です。この演奏で最後の方に、ドニゴールの街を連呼するのだけれど、何度観ても涙腺が決壊します。
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続いて、12月のSOMA WEEKに関するお知らせです。
表現はどうか、と思うけれど、相馬市は震災、原発事故によって鉄道が機能しておらず、「陸の孤島(すいません)」状態なのです。現地にリサーチしたところ、隣接する福島市への最終バスが午後7時、仙台行きが午後8時。つまりライヴを観たなら、車で来ていない限り、泊まる以外に方法がありません。が、しかし、復興作業のため、ホテルは常に満室。そのためライヴに来ることが出来ない。そのような意見が多数寄せられています。なので、スタッフのためにキープしてあったホテルを解放することにしました。一人でも多くの人に「自己責任」に於いて、来て欲しいからです。あの、以前にも書きましたが、妊娠されている方、小さなお子さんは来ないでくださいね(悲しい)。ホテルの件は、これが最後の機会になると思います。詳細は以下を参照してください。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~tero/life20.html
それからカメラ目線ができないミュージシャン2人の、「Live in Soma City」のポスター。来場者には全員差し上げます。さきほど、「サインしろ」と相馬人に脅されました。怖っ。AKEBOSHIはサインしねーのかよって、子供か、自分。冗談だよー。つーか、彼の新しい音楽、まだ耳にしていないので、僕も愉しみにしています。わん。
♪だぁーいやとーん、ぽっぷすべすとてぇん
だったでしょうか?懐かしい。
PAUL BRADYの来日、素晴らしい!
ケルッティック・クリスマスの記憶が蘇る。
絶対行きます。
この曲に痺れて、生で見たいと思っていました。
楽しみすぎます!
http://www.youtube.com/watch?v=QgaIAzWW2zc