創造性の維持

10月7日 月曜日 晴れ

悠々自適とか、引退とか。

そんな世界には1ミリも憧れてないけれど、自分の年齢でどうして「定年」ってものがあるかというと、今までのようにがむしゃらには生きられないってことを自覚しないとね。その上で知識や経験を継承するってことも考えないと。

誰にでも公平に分け与えられることでもなくて。見返りなんて、求めてないけど、徒労に終わることの方が圧倒的に多い。それはね、正直堪える。自分のエネルギーが有限なのだから、残念ながら、そこは見極めなきゃいけなくなる。

鍛えていないと、簡単に筋肉は落ちていく。鍛えすぎると故障する。こういう生き方をしていると、相当量のオールラウンドな仕事量を軽々とこなせなきゃいけない。気づくと、削られていくのはいつもクリエィティヴな時間。これって、即ダメージはないのだけれど、少し長い目で見るとボディーブローのように効いてくる。

なので、友人たちよ。理解してくれると嬉しい。「行けない」と応えたときは物理的に不可能なんだってこと。

どう考えても自然の中に暮らしている方がバランスが取れている。仕事量そのものは自然の中にいる方が多かったりするんだけれど、たぶん早く寝て、早く起きるってルーティーンと、ネットと距離を置いてるのがいいんだろうな。

そんな自覚があるから、適度な距離感を求めて、自分が暮らす場所を探すことにする。急がないけど、それなりに急ぎながら。

理想的な環境は自分のスタジオがあること。いつだって、ドラムがすぐに叩ける環境。天井が高いこと。それさえあれば、いつだって音楽が創れる。窓から雪をいただいた山が見えるといいな。自分の小ささに即気づくじゃん。笑。

 

 

 

 

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創造性の維持 への6件のコメント

  1. ハートロッカー より:

    佐野元春さんの名盤『thecircle』30周年記念盤が発売されるニュースを見た。おめでとう♪ございます♪
    もはや『君を連れて行く』は山口さんの曲だと勝手に本人と一緒に思っているのだけど。
    かなりの高額。
    レア音源に君を連れてゆく(Featuring 山口 洋 2011.3.6 大阪城ホールライブ from LIVE CD ‘All Flowers In Time’ The Coyote Grand Rockestra)が収録される様なので楽しみ♪

    佐野元春さんもまだまだ現役。山口さんもまだまだ〜

    遅すぎる事は無い〜2人の力を合わせて〜
    僕を連れて行ってくれ〜

    着いて行くかんね〜♪

  2. おあずけ より:

    ハートロッカー様

    遅れ馳せながら僕が山口洋さんを知ったキッカケがYouTubeで偶然見つけた佐野さん・山口さんの『君をつれてゆく』からでした
    それからの山口さんへののめり込み具合ったらもう…w

    師走の磔磔エントリーしました
    (当たりますように…)
    ガッツリ仕事ですがチケット取れたらお店を早仕舞いして馳せ参じます♥

  3. 中澤 美穂 より:

    ハートロッカーさま、おあずけさま

    私もYouTubeであの動画、何度も拝見しています。

    佐野さんへのリスペクトがしっかりありつつ、同時にしっかり山口さんの曲にもなっている。

    佐野さんが山口さんをフィーチャリングしたのは、あの曲の世界を誰よりもオーディエンスに届けることのできるシンガーだとわかっていらしたからだと思う。

    音源がアルバムに残されることになり、素晴らしいことです。動画サイトでの共有は、いつ視聴できなくなってしまっても文句は言えないし、本当によかったです。

    あの動画の山口さんのギターも好きです。全然、我がないというか。ニッキー ホプキンスのピアノみたい。

  4. ハートロッカー より:

    おあずけ様 中澤様

    ありがとうございます。

    もしご存知でしたら失礼。

    ヒートウェイヴ『君を連れて行く』は『BORDER – A Tribute to Motoharu Sano -』と言うCDにラストに収録されてます。

    もうクオリティがカバーの粋を超えてます。佐野さんへのリスペクトは勿論、美しく超越してます。
    山口さんはこの曲の事をライブの中でもう自分の曲だと思ってますと冗談ぽく本気にいつも語っています。

    それはもう完全に自分の物にしてしまってるほど素晴らしいんす。

    又ライブで聴きたいなぁ〜♪

  5. 中澤 美穂 より:

    ハートロッカーさま

    おはようございます。

    「ボーダー」あります。「君を連れて行く」はアレンジもいいですよね、ケルト音楽っぽい。

    「ボーダー」自体が名盤で、収録されているアーティストのどの曲も素晴らしいですよね。

    当時、タワレコの購入特典で「ボーダー」のジャケ写がプリントされたTシャツがついていて、ヨレヨレになるまで着倒して、アルバムも何度聴いたことか。

    佐野さんの「ザ サークル」も当時聴きまくりました。

    どちらのアルバムも出逢うべき時に出逢った大切な作品で、自分の中に刻み込まれています。

    ありがとうございます。雨ですが、どうぞよい一日を。

  6. おあずけ より:

    ハートロッカー様、中澤様有難うございます

    逢うべきものは不思議と出逢うべきタイミングで逢えるものなのですね。
    音楽も人同士の御縁も良い形で円環していって欲しいと願っております

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