カモシカに遭う

2月13日 木曜日 曇り

午前3時台に家を出て約350キロ、雪山を目指す。なんでこんなアホな時間に出るのかって、経験上それが一番楽だから。土日はサンデードライバーで溢れるし、平日のこの時間帯はトラックも少ない。一直線に行って、思いっきり滑ったらボロボロになって、吸い込まれるように夜は眠れるから。

無事、シーズンイン。初日はとにかく怪我をしないこと。とはいえ、睡眠不足にも関わらず、オープンからクローズまで滑り続けて、もはやボロボロ。でも、最高!

そしてJAPANには温泉がある。大好きな山から1時間くらい走った麓にこれまた世界一好きな温泉があってね。昭和がそのまま残ってる。インバウンドも少ない。泉質最高。入った瞬間、溶けた。なにもかも。疲れも、筋肉痛も、腹立たしいことも、なにもかも。

雪山といい、温泉といい。結局、オレは化石燃料を使って、地球に癒してもらってる。感謝しないと。もらってるだけじゃダメだね。恩返ししないと。

今日、野生のカモシカに遭ったんだよ。感動した。こんな過酷な環境でどうやって生きていくんだろうって。餌なんかないと思う。でも、めっちゃ綺麗な目をしてたよ。生きてる目。必死だった。当たり前だよね。いつだって生きるか死ぬかなんだもん。

恩返し。まずは曲。

ひなびた温泉宿の無駄にだだっ広い部屋に一人。睡魔に襲われる前に、曲を書きます。

 

 

 

 

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カモシカに遭う への1件のコメント

  1. ファンタグレープ より:

    洋さんが嬉しそうで、文章を読んでいるとなんだかこっちも気持ち良いです。昭和の良い部分はずっと残っていて欲しいですね。僕の住んでる街にはもう十代の頃から行っていた喫茶店、お好み焼き屋さん、うどん屋さん、本屋さん、CD屋さん、洋服屋さん、お風呂屋さん、全部無くなりました。仕方ないんだろうけど、それって悲しいことですよね。新しい曲、楽しみだなぁ

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