4月9日 木曜日 晴れ
追加公演初日。横浜にて。
その前に、アルバムの最後に収録したこの曲のこと、書き忘れてました。すいません。
アイリッシュならきっと誰でも知っているこの曲。もう何十年も頭の中で鳴ってました。サントラでカヴァーして収録したこともあります。でもまぁ、イマイチ浸透しなかった。2000年くらいかな。
これはモーガン・フィッシャーの家を訪ねて、彼のスタインウェイのアップライトを弾いてもらったヴァージョン。
飢饉や大英帝国の圧政によってアメリカに移民せざるを得なかった民。夢を抱いて大西洋を渡ったものの、そこには厳しい現実しかなかった。それをペーソスと皮肉を忘れず描くところが実にアイリッシュだと思うのです。憎しみをさらなる憎しみに転化するのか、それとも笑いやペーソスに換えて文化にするのか。たぶん、ここが僕に長年にわたってインスピレーションを与え続けてくれた理由だと思うのです。自分もかくありたい、と。
この混迷の時代を生き抜くヒント。誰もが現代という大西洋を裸で渡らなきゃいけないわけだから。
パブリックドメインになっているので、歌詞は忠実かつ、僕なりに訳することができました。伝わるといいけど。
阿蘇でミックスを終えたとき。これはアルバムの最後に収録しよう、と。未来に続く道筋がはっきりと見えました。
さぁ、今日は追加公演に向かいます。ぜひ、来てください。
どうしてかわからないけれど、昨日からミルトン・ナシメントの超絶難しいけど「Paddy’s Green Shamrock Shore」のように絶大な影響を与えてくれた大名曲に取り組んでいます。ブラジルの民のコード感って体の中に1ミリもないのです。でも、トライするにはあまりある大きな世界がそこにはある。2小節和音を理解するのに2時間くらいかかるんだけど、そのプロセスがいい。朝起きたら、すっかり初期化されてるのもまた。ははは。

トラヴェシーアほんとうによい曲ですよね。
これが入っている1stと街角クラブが大好きです。
ブラジル音楽の奥深さにいつも頷いている次第です。
今頃はリハ中でしょうか、定時後、速攻で横浜を目指し開演ギリギリだと思います。
今夜のサムズアップ楽しみです。
東海道線が遅延しない事を願って、午後の仕事に励みます。