白日夢を信じる人

9月18日 火曜日 日本晴れ

台風一過。日本晴れの空。

目覚めたとき、秋が来たなぁ、と感じました。今年はほんとうにクソ暑くて参ったけれど、去ってしまうと哀しいものですね。ニンゲンってつくづく勝手だなぁ。

今日みたいな日。ときどき電柱や電線に布きれが引っかかってたりしますよね。自分に似てるなぁ、と思います。ずっとあんな感じで生きてきたから、妙にシンパシーを感じたりするのです。って分からないか。あるいは閉店後の花屋の前にある誰も盗まない鉢とか、ね。

海沿いを走りながら、彼らを擬人化して、その心は「何を叫んでんだろ?」てなことを想像したりするのが、僕の仕事の一部です。走っているとbpmが一定になってきます。そこでの思考は机上の発想とは違ったものになるのです。

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さぁ、明日からCHABO先輩とのツアーに復帰します。こちらはフィジカルでメンタルを突破していくブレイクオンスルー to the other side! 。書くまでもないけど、福島県相馬市へと続く道。一本たりとて同じライヴはありません。みなさんに会えるのを愉しみにしています。

仕事場の照明は亡くなった親友のマサルから譲り受けたものにした。光が優しい。

仕事場の照明は亡くなった親友のマサルから譲り受けたものにした。光が優しい。

もうひとつはおかんの形見。分かりにくいと思うけど、イタリアの職人が紙で作ったやつ。

もうひとつはおかんの形見。分かりにくいと思うけど、イタリアの職人が紙で作ったやつ。

キースのピックはド真ん中に設置してみたぜ、修ちゃん。

キースのピックはド真ん中に設置してみたぜ、修ちゃん。

そしてオレは明日のライヴのために、教えられた通りTシャツの襟を切る。

そしてオレは明日のライヴのために、教えられた通りTシャツの襟を切る。

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白日夢を信じる人 への9件のコメント

  1. 桃子 より:

    ろうそくの灯りは心落ち着くそうですよ。お仕事部屋の照明もあったかく洋さんを包んでくれそう。
    ただ生きるって簡単そうで難しい。自分の魂が叫んでるのにどうしようも出来ない事ってありますよね。
    音楽で繋がりましょう!
    いよいよトウキョウシティー!!ロックTの出来栄え評価しに行きます♪
    愛に行くんだぜ、ヒロシに♪♪

  2. 愛ぴょん より:

    電柱や電線にひっかかている布きれを見ると、ちょっぴりの寂しさとシンパシーを感じます。
    閉店後の花屋の前にある誰も盗まない鉢、私は好きです。

    さぁ、明日からのツアー、フィジカルに気をつけながら、らんらんらん!

  3. Froggy II より:

    形見も、誰かから貰った心のこもったギフトも故人や贈り主の人生の一部だから、傍にあるとホッとしたり励まされたり。ほんのり幸せを感じます。そーいえばTシャツから「痛いから、もう切らないでほしい」と電話がありました。切りにくくなったでしょう〜?ニヤ。

  4. *** より:

    今日のタイトル、“デイドリーム・ビリーバー”ですね。
    そして“ときどき電柱や電線に布きれが引っかかってたりしますよね。自分に似てるなぁ、と思います”のところで、なぜかRCサクセションの「ぼくはタオル」を思い出しました。
    チャボさんを通して、清志郎さんとも繋がっている山口さん。
    ツアー、楽しんでください。
    自分も、自分の街で楽しみに待っています。

  5. うっちゃん より:

    今日、「もう一度恋して、春のような写真や言葉を書けばいいのに…」と言われた。
    炎天と冬空に、シンパシーを感じる偏った人間です。
    27日Rensa行きます。ステージから一撃かましてください。

  6. 天野 より:

    擬人化 少しわかります 公園のブランコの鎖が 安いあんまり揺れないほうのやつですけど 手をつないでる様に見えてセンチな気持ちになったことがあります。

  7. Koike より:

    ドアーズ!

  8. こびど より:

    優しい温もりの灯りに包まれた山口さんが、オーディエンスの光になる!
    そんな妄想をしてしまう、トーキョー3DAYS

    映像、楽しみにしています‼

  9. ルッコラ より:

    私は、山口さんのことを電柱や電線に引っかかった布きれとか、閉店後の花屋の前にある誰も盗まない鉢とかとは思わない。(わたしだったら、山口さんの鉢を持って帰りますってば。)ライブやアルバムでこれだけファンの心を掴んでいるのに、本人の心象風景というのは、そういうものかと思った。かつて、わたしも自分は、集団で歩いているとき見える位置にはいるんだけど、少し離れたところを歩いている人間だなんて、同化できないどうしようもなさを感じていたことがある。花屋の店先に並んだ鉢だって、すべての人に好かれてすべてが買われるわけじゃない。それでも生きていくのだ、と思う。

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