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謹賀新年

1月1日 木曜日 たぶん快晴 A Happy New Year !   今年も新年をみんなと迎えられて嬉しいです。みなさんにとって素晴らしい一年になりますように!オレは今年も全力で走ります。どうぞ、よろしく!HW、47年目に突入しました。なんだか、50年が視界に入ってきました。これもまたみんなのおかげです。   さて。今年は新譜の発送もあって、「カモネギシャチョーの新春セール!」を実施できません。なので、新譜のプロモーションも含め、スタッフと考えました。お正月期間限定(たぶん6日まで)でアルバム1曲目「Motorcycle」、高音質で聴けるようにしておきます。この企画、好評だった場合、更なる深堀りをお正月期間にやりますので、感想どしどしいただけると嬉しいです。 元旦から宣伝もどうよ、と思いつつ。アルバムの予約はこちらから。1月中旬に発送予定です。アルバムの到着、楽しみに待っていてください。正月期間にみんなにサインを書きまくるです。 ひひーん! じゃぁ、爆音で聴いてね!HWニューアルバムは池畑潤二のチャイナシンバルから始まるよ!  

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Mr.OUTSIDE #005、ディスタンス

12月31日 水曜日 晴れ 1ミリの後悔もなく2025年を終えられることに感謝しています。2025年は全力で走るのだ、と決めて最後にちょっとだけ息切れしたけど、グンと前に進んだ気がしています。いろんな意味で。老成する、とか、ゆっくり過ごす、とか。そういう種類の生き物ではなかったってことを実感しています。 旅路の中で強く感じたことを2025年最後のblogに記しておきます。   人は誰だって、誰かの希望になれる。 望んでなれるものじゃないけど、たしかにそういうことはある。 そのことをもう一度考えてみてくれたら嬉しいです。 誰かが誰かの希望になって、支えあうこと。 それは金や名誉より遥かにたいせつなことだと思うし 互いの人生はより実り豊かなものになると思う。   アルバム4曲目、ディスタンス。 これはコと別離がもたらしてくれたもの。「かけがえがないからこそ 離れていなくては」。この一行を書けただけでも、アルバムを出してよかったと思う。コって果たしてなんだったのか?究明されることもなく、世界はどんどんそのことを忘れて進んでいく。それもまた、たまらなく気持ち悪かったのだけれど、一矢を報いたいと思ったときに、怒りをそのまま表現したくなかったから、とっても難しかった。自分の脳みそを通過している以上、豊かな表現にしたかったし。 もともと書いたときはとてもゆっくりした曲だった。それゆえ、スローバージョンも実は完成している。それをプリテンダーズだな、と言ったのは魚ちゃんで。毎回、彼の感受性にはびっくりするけれど、左手でそのようなベースラインを弾いてくれた。おかげで僕の頭の中にはプリテンダーズがキンクスをカヴァーしているイメージ(実際にそんな曲はある)が湧いてきたので、12弦や、おかんのストラトを使って表現した。ドラムはいい音で録れていたものを敢えてEQで痩せた音に削った。なんでもかんでも太ければいいってものでもない。 僕とあなたの間の絶妙な距離。あなたと世界の間の微妙な距離。誰かと世界の絶望的な距離。エトセトラ。ディスタンスはいつだって難しい。 もう一点だけ。メディアやSNSによって、日本人から「間」がどんどん失われていってると思います。矢継ぎ早に自分の言いたいことを言うのではなく、「間」で語ることもできるんです。句読点、だいじ。個人的にそこに気をつけたいと思っています。   2025年、みんなのサポートにこころから感謝します。ほんとうにありがとう。良いお年を迎えてください。

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善きものたち

12月30日 火曜日 晴れ 見事にぎっくり腰と発熱を併発して、年末のともだちとの行事をすべてキャンセルせざるを得ませんでした。まぁ、身体があなたも老体なんだから、休んでくださいってメッセージだと受け止めることにします。数年前、新年1月2日にコを発症するって正月がありまして、ほんとに年始からひとつき最悪の時間を過ごしたので、2026年はスタートからコケないようにしたいと思います。 ええ、わたくし。元旦から走る気満々です。 正月はスタッフと話しあって、楽しんでもらえる企画も考えたので、お楽しみに。元旦からblogに遊びにきてください。今年は「カモネギシャチョー」のセールをやる余裕もないので。 アルバム音源の試聴環境ですが、もちろんすべての環境に対応できるよう制作しています。家のステレオセットはもちろんのこと、車、ヘッドフォン。ヘッドフォンだと音の分離とパニング、奥行きが楽しめるようになっています。「大雨洪水警報」はヘッドフォンで聞くと魚ちゃんが弾くベースラインがステレオで180度開いています。これはアナログでは針が飛ぶので、ぜったいにできないミックスなんです。もし、アナログ化することがあれば、この曲はモノラルミックスにせざるを得ないので、それもまたCDならではの楽しみ方ってことで。 製作者としてスマホでの試聴はお勧めしません。なぜって、スマホで聴くことを前提に創っていないからです。いまどき、マスタリングはスマホで聴かれることを想定して行われたりするのですが、我々は断固拒否しております。笑。まぁ、もちろん聴けないことはないし、聴く人の自由なんですけど。我々のコンサートをプロモートしている某イベンターの長にアルバムを送ったら、なんと彼は「聴く機械がないのでまだ聴けてないんです。すいません」って。おいおい。プロですら、そうなのかい。。。そりゃ、CDなんか売れるわけないよね。トホホ。   なので、年末企画。 長谷川博一さんとは事あるごとに会って、飲んで、夢を語ってました。彼と僕が「善きもの」だと思っている音楽を紹介しておきます。あえてどれも有名なものばかりだけれど、知らない人もいるだろうしね。大きな海に漕ぎ出すきっかけになればいいな、と。 Bobby Womack – Daylight     World Party – Way Down Now     Robbie Robertson – Shake This Town     Jerry Garcia Band – Waiting for a Miracle   … 続きを読む

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The Sound

12月29日 月曜日 晴れ     アルバム、これからみなさんの手に徐々に届くのですが、残念ながら現時点ではスーパー赤字。それゆえ、次作を創るのはほぼ100%不可能な状況です。年が明けたら、スタッフを含め話し合い、プロモーションの施策を考えますが、いちばん効果があるのは受け取った誰がが誰かに伝えてくれることなんです。なので、この時代、一人で楽しんでくれるのもいいんだけれど、ぐっと来たら、誰かに伝えてくれると嬉しいです。 リリースしたところで、困難な状況なのは最初からわかっていたことなので、メゲたりはしません。よろしくお願いします。アルバムの受付はこちらからです。1月中旬には発送します。 なにか、効果的なプロモーションはないのか、と。何度も書いたけれど、映像は好きじゃないんです。特に自分が出てくるやつは。この時代、強力なシンパシーをもって活動を見守っているJeff Tweedyが新譜のプロモーションで、自車を運転しながらアルバム3枚ぶん口ずさんでるだけってのがありまして。笑。これいいなぁ、と。この3枚組、僕にとって2025年のベストアルバムなんで。ぜひ。この映像以外では、録音したバンドとのライヴ映像が多く露出してるんで、それもアリなのか、と。     ————- 今日は音の話です。The Sound。 ロックンロールは瞬間の芸術。あの瞬間を逃したら、それはもう二度とやってはこない。だから、ダラダラやっちゃダメなんです。このアルバムのために20数曲録音しました(すべて完成しているので、どういう形でか聴いてもらうつもりです)。すべて2.3テイク、曲によってはたった1回しか演奏していません。ファーストテイクにはなにがしかがあるのです。それが「その瞬間」という意味です。 古いNeveのコンソールをたまらなく愛していて。でも、もうそれらもほとんど現存しません。Neve博士の創ったコンロールは音があたたかく、太いんです。僕らのソニー時代、信濃町と六本木にあった、それらのNeveの恩恵をたっぷり受けました。サブスクのおかげでどんどんスタジオは潰れていきます。Neveは解体、あるいは国外流出。アーメン。みんなたつせつなものは亡くしてから気づくのです。 渋谷にあるともだちのスタジオ。博多時代からの古い仲間です。Neveもメンテナンスをしなきゃ動きません。潰れたスタジオからNeveを買い取って、予備のモジュールを持っています。僕らのエンジニア、森岡さんはソニー録音部の出身でNeveを使わせたら日本一。で、我々、彼と話し合って賭けに出ました。通常、ドラムをいちばん大きな部屋に置くのです。ジョン・ボーナムの音をイメージしてください。でも、今回逆転の発想で、ドラムをブースに閉じ込めたのです。これは80年代初頭までのチャーリー・ワッツをイメージしてください。Neveと森岡さんと池畑さんなら、きっと太くなるに違いない、と。 何度も書きますが、我々のスタジオにはクリックさえ(メトロノームのようなもの)ありません。だって、人間が演奏してんだもん。揺れて当然なわけで。60年代の音楽が素晴らしいのはチューナーもクリックもなかったんです。いまどき、クリックを使わないレコーディングもほぼないと思います。それゆえ、すべての曲でテンポは揺れ揺れで、ほとんど走ってます。でも、いいんです。それで。それが人間が演奏する意味だから。 そうやって20数曲を記録したのはわずか5日間。メンバー3人とエンジニアが揃っていたのはその期間だけです。そこから先の95日間はすべて僕がひとりで自分のスタジオで作業しました。演奏するのも、歌うのも、録音するのも、ミックスするのも、僕ただひとり。。。 どうしてそうしたかって?僕が一人で向き合うことがいちばんコストをカットできるからです。 エンジニアって専門職なんです。なんの教育も受けていない僕がやることじゃない。でも、自分の音楽のイメージは誰よりも僕の頭の中にあるわけで。そこに向かってさえいけば、到達できるはずなんです。そして、やるからには誰にも負けたくない。いい音だと言わせたい。それゆえ、阿蘇の山の中に機材を持ち込んで(僕はバイクで帰ったので、運んでくれたのは奥さんです)一人で向き合って完成させたのです。正確には阿蘇ですべてミックスし、持ち帰って細部をやり直すのにひとつきかかりました。 HWの特徴であるベースレス。半分は僕がベースを弾いて、半分は魚ちゃんの同時演奏による左手です。これまたなかなかなことでして、僕ももちろんベースを持っていますが、うちにはもっといいベースがたくさんあるので、許可なく勝手に弾きました。ポール・マッカートニーも細野さんもあとからベースを差し替えてたって聞いていたので、「オレにできないわけないじゃん」って根拠のない自信ってやつです。いろんな人が僕のベース、褒めてくれましたが、我ながらなかなかな演奏をしてると思います。同時に演奏していないので、難しいんです。うまくいかないときは日程を変えて、ベースを変えて、気分を変えて、録りました。 最後にソニーの録音部の最後の生き残りであるマスタリングエンジニアの酒井くんにどうしてもやってほしかったのです。なので、自分でソニーに電話しました。普通、個人相手にはやってくれないと思います。笑。「どちらの山口さんですか?」と聞かれたので「えっと、音楽やっています。山口です」って。笑。 酒井くんががっつり仕事をできるだけのマージンを確保しておきました。7dBはあったかな。ほんとうに素晴らしかった。しかも、1日だけではなく、気に入らなかったらと修正できるようにしてくれました。匠!そうやってさらに細かい修正を施して完成しました。 プレスもね。通常は個人では相手にしてくれない優秀な国内の某工場を某レーベルの社長の手引きで裏から入らせてもらいました。すべてがmade in JAPAN。古いNeveとソニーの録音部の受け継がれた技術、バンドの瞬間、メゲない情熱、阿蘇と湘南と渋谷の空気。すべてが詰まっています。 楽しんでください。

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共に生きる

12月28日 日曜日 晴れ   終演後、できるだけの人にアルバムを直接手渡してサインをしたい。これって、なかなかのことだけど、素直にそう思った自分がいて、ひとりひとりと話せたのはごくわずかな時間だけれど、転職をした人、定年を迎えた人、休職中の人、子供が生まれた人、病を抱えている人、肉親を亡くしたばかりの人、エトセトラ、エトセトラ。  列に並んでくれた人の数だけ、それぞれのプレシャスなLIFEがあるんだと思い知りました。悪くなかった。Kohも音楽家として生きることのほんとうの意味を身体で理解してくれたようで、嬉しかったし、誇らしかった。  I was proud that you were traveling and becoming a real musician. Let’s play together next time! って伝えました。  ありがとう。  どうしてHWは実力があるのにポピュラーにならないのか?これまで、そういう論調、うんざりするくらい聞いてきました。僕はね、売れたいと思ったことがないんです。でっかい会場でライヴをやりたいと思ったこともない。だから、スタッフにとってはたまらなくやっかいな存在だったと思います。具体的なわかりやすい目標な夢がないんだもん。でもね、少なからずこのblogを定期的に読んでくれたり、リリースしたものを働いたお金で買ってくれたり。そういう人たちと「共に生きる」って感覚はとてもあります。なにができるわけでもないけど、還暦すぎたヨボヨボの身体でも、そこに少年の頃の夢がそのままの形で宿っていること。それはほんとうなんです。  ふと気づいたら、HWはフリーの集団になってました。誰一人、組織に属していない。会場の入り口によくある花なんてほぼないでしょ?あれはオレたちの誇りです。それだけ音楽業界から離脱していることを意味します。  でもね。テックたちにもほんとうに愛されていて。あの日も昔、僕らのテックだった男がテック会社をやめ、フリーになって、自分でチケットを買ってやってくる。そりゃ、迎え入れようと思うでしょ。そんなチームなんです。このサイトを立ち上げたときからのスタッフに「ライヴおいでよ」って連絡したら「チケット買った!」って。その気持ちがどれだけ嬉しいか。  ずいぶん前のことだけど、コレクターズがついに武道館のステージに立ったとき、ミュージシャン席みたいなところのチケットだったんだけど、全員チケットを買って応援してた。あったりまえのことなんだけど、それがわからないバカが多すぎるんです。  共に生きよう。  そう思っています。  70過ぎて、ひとりで空冷のビートルを創ってる人に会いました。うわ!ここにいたって。ひょっとして、この人がオレの人生最後のクルマを創ってくれるんじゃないかって思ってます。もう電子制御のものは要らない。シンプル極まりないものをリビルドしてもらって、生涯それに乗る。そういう生き方がいいな、と思ってます。  乗り物が好きだから、これまでも名車と呼ばれるものに乗ってきました。でも、20歳の頃に乗ってたビートルの空冷水平対向エンジン、リアエンジン-リアドライヴ。あのフィールがどうしても忘られないのです。  ギター雑誌がグレッチ特集をしたらしく、どうしてオレが載ってないんだって、たくさん問い合わせがきました。笑。知らんがな。そんな雑誌、興味ないもん。用があるときだけアンケートとか依頼してくる雑誌でしょ?オレ、嫌いです。そんなのに載りたくない。オレのグレッチ、ヴィンテージものとしてはなんの価値もないそうです。だから、何?18歳のとき死ぬ思いをして手に入れたもの。プライスレスです。オレが弾いたら最高の音がする。生涯、それ一本。それでいいじゃん!  共に生きます。  薄っぺらいことはもうどうでもいいじゃん。生き方に誇りを持って、前を向いて生きよう。  アルバム、正式発売前なのに、もう新しいものを創りたくなってる自分がいます。バカなのか?どうやらそのようで。元旦からソングライティングに没頭しようと思っています。  アルバムの感想きかせてね。いちばん嬉しいのは「音」を褒められることです。大好物。笑。このクソデジタルの時代に我らの音楽は「ニンゲン」の香りがする音がなっていると思います。ヘッドフォンで聴いても、ステレオで爆音で聴いても、いい音になっているはずです。  楽しんでください。ワン!

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No Regrets 2025、渋谷にて

12月27日 土曜日 晴れ 全力で走ってきた2025年。最後を締めくくるのが今日のライヴ。そしてアルバムのリリース。 オレのほぼ息子みたいなKoh Kazamaの演奏、楽しんでくれたかな?すっかり立派なミュージシャンになりやがって。笑。ステージ脇から見ていて感慨深かったよ。来年半年かけて、また日本を周るらしいから、近くの町に来たらぜひ見に行ってください。やってる音楽は違うけど、あいつとオレのスピリットは親子みたいなもんだから。 昨日で仕事納めの人が多かったのかな。会場、少し大人しかったけれど、それぞれがそれぞれに楽しんでくれてたら、それでいい。来てくれて、ほんとうにありがとう。たくさんアルバムを手にしてくれてありがとう。よかったら感想を聞かせてください。 今年のすべての仕事を終えて、日付が変わって家にたどり着いたら、長谷川博一さんの奥さんから「手紙」が来てた。私信ゆえ、内容は書けないけど、ひとことだけ。 「わかるかい。善きものとはこういうことをいうんだよ」という長谷川の声が聞こえてきました。、と。 泣いたよ。まるで休みがなかった2025年。すべてが報われました。 No Regrets、2025。みんな、ありがとう。良いお年をね。

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62歳になる

12月26日 金曜日 晴れ おかげさまで62歳になりました。 実感。まるでありません。でも今日も富士山がきれい。 ただ、少年の頃、天啓みたいに降ってきた夢にむかって、まっすぐに歩かせてもらっていることに感謝しかありません。この先、なにがあるのか、まるでわからないけれど、行けるところまで行って、なにあったとしても、世界は生きるに値する場所だってことを証明できたら、と思っています。 とりあえず、今日もまたステージが与えられていること、スタッフたちは朝早くから仕込んでくれていること、働いたお金でチケットを買って、その場所にきてくれること、新しいアルバムがみんなの日々の中に響いていくこと。エトセトラ。とても嬉しいです。 いい夜にしましょう。感謝。 とどけー!↓      

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Mr.OUTSIDE #004、Seize the Day

12月25日 木曜日 曇り 明日、みんなの手にアルバムが届くかと思うと、ほんとうに嬉しいです。2025年は全力で走る、と決めて、本気で全力で走ってきました。最後になって、息切れしたけれど、形にしてオーディエンスに届けるというのが最大の目的だったからして、明日は望む人たち全員にサインをして、実際に手渡して、2025年を締め括りたいと思います。 いわゆるプロモーションの時期なんだけれど、前にも増して正解がないのです。なので、受け取ってぐっと来たら、身近な人に伝えてくれると嬉しいです。昨日、古市コータローくんから、「ストーンズのエモーショナル・レスキューを2025年に聴いてるみたいだ」と最大のお言葉をいただいて、とっても励まされました。人力グルーヴ、ベースレスゆえのボトムの太さ、なによりもアナログ感、パッケージの未来感、受け継がれるもの、エトセトラ。受け取ってくれたら嬉しいです。 HWは一切のクリックとシンセサイザーの使用、コピー&ペースト、リズムとピッチの修正をやっていません。すべて人力によるものです。 昨日、久しぶりに悪友で同級生でもある「ミスターアウトサイド」の書籍編集者とやりとりしました。彼と長谷川さんとはことあるたびに、新宿の安酒場で身体が裏返るくらい飲んでました。食事も摂らずに。笑。じゃあねって、彼らが視界から消えたらぶっ倒れるみたいな、若気の飲み方。 「ミスターアウトサイド」って長谷川さんの発案だと思ってたんです。ところが、違った。編集者の彼がブルース・スプリングスティーンの未発表曲から思いついて提案したのだと。え!そうだったの!と34年後に知る事実。直後に佐野元春さんが同名の曲をリリースされ、僕らのアルバムが明日、みんなに手渡される、と。ちょっと感慨深い。そうだったのかー!!! 「ミスターアウトサイド」は80年代の後半に出版されたビル・フラナガンの「ロックの創造者たち」って名著の日本版みたいな本なんです。「ロックの創造者たち」もとうに絶版だと思うけれど、28人のソングライターにソングライティングについて深堀りしたインタビュー本で、超絶面白いんです。もう中古でしか手に入らないと思うけれど、歌を書く人は「ミスターアウトサイド」と合わせてぜひぜひ読んでください。 僕が「柱」をリリースしたとき、世界は変えられると勘違いしてたんです。でも、びっくりするくらい反響がなく、6000枚しか売れなかった。そんなとき、長谷川さん、ただひとり、その年のベストアルバムに選んでくれました。ミュージックマガジンだったかな。とっても励まされました。ちゃんと受け取ってくれている人がいるんだって。 長谷川さん。ありがとう。ようやく、明日、みんなに届けられるよ。あなたの歌。長かったね。諦めなくてよかった。 書籍編集者と、もう飲みにいくこともないけれど、池袋あたりで美味しい鮨とかどうかな?日本酒ちびっと飲みながら。元気でいてくれよな。俺もまだやりたいことやまほどあるからさ。   ————— 3曲目。Seize the Day。 いつだって、未来を創る唯一の方法は、目の前にある今を全力で生きるだけ。だから、短い、駆け抜ける曲にしたかった。 でも、ずっとメロディーの伏線があるって感じていて、それがなにかわからなかったんだけれど。古いトラッドなのかも、と。昨日、はっと気づいたんです。長谷川さんが亡くなったとき、彼の部屋で流れていたあの曲だって。ちょっと鳥肌が立つような気づきでした。 ————— 明日、お渡しするはずだった植物の件ですが、車両の都合で会場まで運搬できなくなりました。今回のはデカいんです。すいません!また機会をあらためて!

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リハーサル終了

12月24日 水曜日 冷たい雨 都内某スタジオにて。リハーサル、無事終了しました。金曜日、ライヴでみなさんに会えるのを楽しみにしています。 閑話休題。 クリスマスイヴに彼の訃報を書かなきゃいけない苦痛。。。 敬愛するクリス・レアの訃報。人はいつか死ぬんだけど、こう訃報が続くとさすがにね。。。だからこそ、今を全力で生きるしかないんだけれど。 いつだって、自分が知っていることは、自分が持っているものは、自分が素晴らしいと思っていることは、まず誰かに、オーディエンスに、友人にシェアするって気持ちで生きてきました。そんな世界になればいいと夢見てのことです。もっと、みんなで分かち合えばいいのにって。そんな気持ちが拡がっていけば、こんな世界にはならないのにって。子供の頃からずっと思ってきたからです。無論見返りなんか求めてはいないけれど、糠に釘を打っているような虚しさに襲われることもあります。 果たして、クリス・レアの素晴らしさを伝えたところで、誰かが聴いてくれるのか、、、。 僕は世間的な評価にまったく興味がありません。「世界的な〜」なんて形容詞がどういうことなのか、身をもって知っているからです。たいていそれはマスコミの表現力のなさを表しているに過ぎず、本質はもっと違うところにあるからです。 クリス・レア。ソングライターとして、シンガーとして、ギタリストとして、表現者として。あまりにも素晴らしい。 活動歴も長いので、ぐっと来たらベスト盤から聴くことをおすすめします。たとえば、ルー・リード。僕に多大な影響を与えてくれたけれど、知りあいになりたいなんて、1ミリも思わなかった。その人がどんなパーソナリティーなのか、だいたいわかるからです。でも、クリス・レアは人として魅力的だった。娘が生まれるたびの、溢れる愛をまっすぐに歌にし、死にかけて、もうオレはブルースしかやらん、と回帰し(Stony Road、2002年作品。ベスト盤を聴いたら次におすすめ)かの有名なクリスマスの曲は、奥さんが電車賃をケチって、小さなミニクーパーで迎えにきたら渋滞にハマって生まれたって話もとっても好きだった。 あまり知られてないけど、スライドギター。のけぞるくらい素晴らしいですよ。聴いた瞬間に彼だってわかる。。。 ライ・クーダー、デビット・リンドレー、ボニー・レイット、ローウェル・ジョージ、エトセトラ。名手と呼ばれる人はいろいろいるけれど、彼のスライドはそのどれとも違って、なんと言えばいいんだろう、品格に溢れてる。人格が音に出てる、というか。 僕の審美眼を信じてくれるなら、ぜひ彼が遺してくれた作品群、サブスクではなく、手にしてくれると嬉しいです。ここから先は自分で探してみてください。   今の季節、この曲、沁みます。スライドギターが絶品。   この曲は彼が書いたものの中でいちばん好き。歌詞が素晴らしい。   ドライブするギターを。   前述の「Stony Road」、命を取り留めて、ブルースに回帰した名作。    

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days

12月23日 火曜日 晴れ さて。リハーサル最終日に行ってまいります。にゃんとか2025年、最後までビシッと走り抜けたいものです。 今年、一番好きだったアルバムJeff Tweedyの3枚組。各地での力の抜けたライヴも素晴らしい。ちなみに彼のアルバム、我が家では未だヘビーローテーション中です。繰り返すけど、力の抜け具合が最高です。バンドもね、とってもいいです。 Lou Reed Was My Babysitterだよ。笑。       みんなもここに来てインフルにやられないように気をつけてください。 誰かが書いてくれてたけど、ライヴ後のサイン会って、そうとうな数になると思うので、終電とか気になる人は大人だし、譲り合ってくれると嬉しいです。そんなわけで、写真を撮ってると終わらないんで、今回はナシで協力よろしゅう!   ところで、今年も花咲か爺さん。ものすごく出来のいい、ビワが二つ、オリズルランがひとつあります。サイン会で直に手渡せるので、欲しい方は望まれる植物とニックネームを書いて、コメント欄にどうぞ。      

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