日別アーカイブ: 2011年9月7日

リハーサル第一クール終了

9月7日 火曜日   二日間に渡るリハーサル第一クール、終了しました。音楽のことばっかり考えていたら、カメラ忘れました。なので、写真ありまっしぇん。ごめん。  当たり前の話だけれど、ミュージシャンは音楽やってるときが一番幸福な訳でして、「生きてる」って感じがするなぁ。本番になって、無駄に力が入りまくってるHWも好きなんだけど、リハーサルでいい感じで力が抜けてるHW、いつか観てもらいたいと思います。二日間で方向性は定まりました。6/14とはメニューがまるで異なります。是非、来てちょ。 —————————————————————————————— はてさて。 「My life is my message」は音楽を中心に据えて、被災地の復興を支援しています。その上で、伝えておかねばならないことがたくさんあるので、今日はグッズのひとつである缶バッジのことを。 南相馬に「えんどう豆」と云うハンディキャップを抱えた人たちのための施設があります。原発事故後、そこは線量が高く、避難区域に指定され、施設は閉鎖されました。そこを社会の接点として通い、あるいは労働していた人たちは各地の施設に行くことになりました。けれど、慣れ親しんだ場所でなければ、彼らはパニック障害を起こしてしまうのです。それが理由で避難所に居ることもできません。「えんどう豆」は彼らのホームで、社会と自分を繋ぐ唯一の居場所なのです。行くあてを失った彼らは自主的に「えんどう豆」に戻ってきました。 その時、「えんどう豆」は台風対策よろしく、侵入者を防ぐため、板で目張りがされていましたが、見かねた地元の方がその板を外してあげたのだそうです。職員も全員避難している状況でしたが、所長の佐藤さんが一人戻り、現在は活動を再開しています。僕らは悩みました。彼らを支援することは、無駄な被曝を助長するだけなのではないか、と。けれど、彼らにとって今現在「えんどう豆」がなければ、生きる目的も居場所も見いだせないのです。これは難しい問題です。今、どういう判断を下すべきなのか?現地と何度も協議を重ね、まずは彼らが「生きる目的」、「生きるための糧」を自らの力で得ることが先決だとの判断をお互いに下しました。缶バッチの売り上げは施設の運営費、彼らの生活費なのです。9/20のライヴで発売される缶バッチ5個セットは2000円です。はっきり云って安いとは思いません。でも、このような事情があることを理解して頂けたらと思います。ヤイコさんデザイン、HWデザイン、プロデューサーの中野君デザイン、プロジェクトのデザイン、そして「えんどう豆」のデザイン。その5個入りです。云うまでもなく、その売り上げはすべて「えんどう豆」に送られます。 ————————————————————- 「Live for Soma City」。沢山の人に通販予約してもらっていると、スタッフより連絡がありました。本当にありがとう。予約してくれた人にプレゼントするプロジェクトの写真集、まだ数の余裕はありますが、お早めにどうぞ。 特設サイト [CD/予約]

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