日別アーカイブ: 2011年9月25日

受け継がれるもの、三重県亀山市にて

9月25日 日曜日 曇り しかし、9月25日ってのは奇妙キテレツな人が生まれる日なんすかね?うちの渡辺さんと云い、岡田マサルと云い。 マサルが生きてたら、今日が50歳の誕生日。奴が居なくなってからも、ぜんぜん居なくなった感じがしない。しかし、思い返せば、あんなに強力なニンゲンはなかなか居ない。ひょっとして亀山市はものすごい損失をしたのではないだろうか、とずっと気になっていたのだが、マサルの魂はしっかりと次の世代に受け継がれていた。良くもまぁ、この山の中に、これだけヘンな人間たち(褒めてますから)が集まったもんだ。彼らは自由に、そして妙な秩序を保って、それぞれにマサル祭りを楽しんでいた。それでいて、しっかりと福島と繋がりを持ち、福島から送られた稲を亀山の棚田で育て、その藁でステージを飾り、脱穀したら福島の人たちに食べてもらうのだと。あの頃、若くて少し頼りなかった連中も、子供を持ち、ある者は農業に従事し、しっかりと大地に根を張って生きていた。その種を蒔いたのは、他でもないマサルである。 あまりにも世の中が信じられないとき。あんただったら、何て云うだろうって、良く考える。そして出てくる応えはそんなにマト外れでもないだろうって思う。マサル。もう後は任せて、ゆっくり休みな。そんでもって、遺されたオレたちがフントーしてる様を見守ってくれ。呼んでくれて、ありがとう。素晴らしい祭だったよ。

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