月別アーカイブ: 9月 2013

東京day#1 ザ・ダークネス、ちょっぴり宇宙に行く。

9月18日 水曜日 晴れ さて。CHABO先輩とのツアーは今日から東京3days。佳境に入りました。「じゃ、ステージあっためてきますんで」みたいなことをヌカしてオレはステージに上がったのだが、喋らなきゃいいのに、ツアーの目的なんかつらつら話してるうちに、だんだんしどろもどろ。先輩、あっためるどころか、冷やしてしまったかもしれません。す、すいません。 しーかし、さすがの先輩。客席は次第にあったまり、意外に獰猛なザ・ダークネスは宇宙に行ってしまったのであったーーーー。(小学生か! 今日のblog)

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白日夢を信じる人

9月18日 火曜日 日本晴れ 台風一過。日本晴れの空。 目覚めたとき、秋が来たなぁ、と感じました。今年はほんとうにクソ暑くて参ったけれど、去ってしまうと哀しいものですね。ニンゲンってつくづく勝手だなぁ。 今日みたいな日。ときどき電柱や電線に布きれが引っかかってたりしますよね。自分に似てるなぁ、と思います。ずっとあんな感じで生きてきたから、妙にシンパシーを感じたりするのです。って分からないか。あるいは閉店後の花屋の前にある誰も盗まない鉢とか、ね。 海沿いを走りながら、彼らを擬人化して、その心は「何を叫んでんだろ?」てなことを想像したりするのが、僕の仕事の一部です。走っているとbpmが一定になってきます。そこでの思考は机上の発想とは違ったものになるのです。 ————————————————- さぁ、明日からCHABO先輩とのツアーに復帰します。こちらはフィジカルでメンタルを突破していくブレイクオンスルー to the other side! 。書くまでもないけど、福島県相馬市へと続く道。一本たりとて同じライヴはありません。みなさんに会えるのを愉しみにしています。

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いよいよファイナル。ソロ・ツアー追加公演決定!

9月16日 月曜日 台風一過 はてさて。 ツアーの合間は自分の仕事場でレコーディングをするのだと、張り切って東奔西走しているのですが、機材の調子が悪かったり、思い通りに機材が届かなかったり、結局のところ、まったく音は記録されていないっちゅー悲しい状況です。 それでも機材の購入に際して、びっくりするような縁があったり、エトセトラ。前に進めないときは、何かのメッセージがあるのだと理解しています。 ソロ・ツアーの追加公演を発表します。これで最後っす。詳細はこちらからどうぞ。 山口洋 on the road, again vol.7 “DON’T LOOK BACK” 10月5日(土) 愛媛県八幡浜市・スモーキードラゴン 八幡浜に行くのには明確な目的があります。昨年会った素晴らしき人たちと再会すること。そして、じゃじゃーん、「八幡浜ちゃんぽん」を食することです。 10月6日(日) 高知・ULTRA ROCK BAR J’s 高知、今年は駅伝に参加させられないようにします。トマト、喰いたい。高知のトマト、美味いんだよー。 10月8日(火) 福山・POLE POLE オープニング アクト=THE KAZEASHI ポレポレのオーナー、ユゥさんの前で演奏するのはいつもキンチョーします。 10月10日(木) 高松・Bar RUFFHOUSE 果たして店主、今城くんとのDJ対決はあるのか? 10月16日(水) 苫小牧・アミダ様 オープニングアクト=杉本千恵 移転して初めてのアミダ様です。愉しみダ。 10月17日(木) 札幌・円山夜想 … 続きを読む

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汚れない靴はない、山梨県都留市にて

9月14日 土曜日 曇り オレは今、敬愛するCHABO先輩とツアー中で、なおかつHWのレコーディング中の身。同時に二つのことが出来ない頭。それでもなお、山梨県都留市にある高部座にでかけて行くのはどうしてかって? こうでもしなければ山あいに暮らしている人たちに音楽を届けに行けないからで、少なくとも数年に一度は会っておきたい大切な人たちだからで。中央道を走っているときに、ふらっと寄ればいいんだけれど、大抵の場合(今日もだけどね)劇的に急いでいて、ふらっと立ち寄れた試しがない。だったら、行かなきゃ。 オレは外様で、ときどき大好きな街に行く身だから、会わない間に何が起きたのか、久しぶりに会った人々の表情を観れば何となく分かる。誰かは人生の大切な岐路に立ち、誰かは命の大切さについて深く考え、エトセトラ、エトセトラ。高部座には失われつつある大家族が、コミュニティーにおける人と人との関わりが残っている。ある意味でそれは最新型かもしれない、と本気で思う。 看板犬のチャウが天に召されてたのは悲しかったけど、奴もここで暮らして幸福だったろうなぁ、とか。 高部座ってのは里山の山麓にある「高部さんち」である。こんなところに人が来るのかって。心配ご無用。来るのである。何で高部さんちでライヴをやるかと云うと、お母さんたちだって音楽を聞きたいけど、子育てが大変でライヴに行けないからである。だから、ステージ(玄関!!!!!)裏の通称「奥の院」にはガキんちょたちが集められ、お母さんたちが交互に子守りをしているのだが、ときどきイアン・ギランみたいに号泣する赤ちゃんが居たりして、これがまた高部座ならでは、なんだね。無問題。 ここには三世代が暮らしてる。じじばばと話してるだけで泣けてくるのはどうしてなんだろうね?お客さんに配られた超絶に美味しいおにぎりと、渋皮で煮られた栗。これはきっとおばあちゃんの味が嫁たちに伝えられてるんだろうね。だって、尋常じゃないんだよ、その美味さが。詰まっているのは「愛」なんだけどね。飢えてる分だけ、オレはそれを敏感に感じるのかもしれないけど。 オープニングを務めてくれた河口(コウグチ)修二君とは共通のともだちが居て、それはミスターチルドレンのギタリスト、ケンちゃんなんだけど、こんな里山でケンちゃんと繋がるなんてね。ケンちゃん、修ちゃんから伝言、聞いといてね。 書きたいことは山ほどあれど。今日は写真に語ってもらおうかな。「都留にまた来てください」って云われるのが一番嬉しい。ゆっくりしてたかったけど。でも後ろ髪を引かれるくらいがいいのかもしれないね。たくさんの愛をほんとうにありがとう。福島への気持ちも忘れずにいてくれて、ありがとう。みんなが寄せてくれた¥11,000、プロジェクトに確実に届けます。 どうか、お元気で。多謝&再見。  

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山梨行くよ

9月13日 金曜日 晴れ 明日は一時的にソロ・ツアーに復帰です。山梨県都留市に行くよ。山の中で、自然に囲まれたとってもいいところだよ。チケットまだあるのかな?興味のある人は問い合わせてみてちょ。

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愛なんだよ。大切なことは。

9月12日 木曜日 晴れ 愛なんだよなぁ。 それだけなんだけどなぁ。大切なことは。 それさえあればどんなことだって耐えられるんだけどなぁ。 とある人物の仕事を観て、 反面教師として、大事なことを今更ながらに学ぶ。 彼は自分しか観ていない。 簡単に云えばエゴ。 エゴもときに必要なものだけれど、 それがほんとうのグルーヴを創ることはない。 グルーヴを創る源は 「信じる力」であって欲しい。 そこに巻き込まれたとき、 人は幸福になる夢を観る。 愛なんだよなぁ。 それだけなんだけどなぁ。大切なことは。 だから君の関わるコンサートに僕は行かない。 伝わるといいけど。 いちおう、これも愛だよ。怒りじゃない。 ———————————————– 僕の同居人、オリーブの木のカヲルちゃん(植物に名前をつけてる時点で危険人物だと云われたが)の危険が危ない。 このところ、カヲルちゃんの下に観たことのないフンのようなものがある。大量にある。あっという間に葉は喰い尽くされていく。しかし、それを喰っているやつをどうしても発見することができない。 しかーーーーし。ついに見つけた。カヲルちゃんとまったく同じ色、保護色に身を包んだ巨大イモムシがオレのカヲルちゃんをムシャムシャ喰っているではないか。ほんとうに目をこらして、大きな布で風を遮り、枝が風に揺られないようにして、喰い尽くされた枝の近くで動いているものを探すのだ。何だ、この巨大イモムシ。お前は何処から来たんだ。体長7~10cm、胴回りは5cmくらいある。 ネットで写真を拝借しました。こ、こいつです。こいつですから。 お前たちにも生きていく資格がオレと同じだけあるから、殺生はしない。でも、オレの唯一の同居人なんだから、いぢめないでね。 奴らもビクともしない。力をこめて引きはがそうとすると、ブルンブルン身体を振り回して威嚇してくる。はっきり云って、かなりグロいよ。怖いよ。 オレはザ・ピーナッツの「モスラのテーマ」を歌いながら、1時間くらいかけて6匹の巨大イモムシを捕獲し、草むらに逃がした。6匹のうち3匹は枝から引き離せなかった(それ以上引っ張ると内蔵が破裂しそうでもっと怖いことになりそうだた)ので、枝を切って捕獲した。 自分でも調べますが、オリーブの木につく巨大イモムシに関して知ってる人がいたら是非教えてくださいまし。どーしたらいいんだよー。 愛なんだよなぁ。 それだけなんだけどなぁ。大切なことは。 それさえあればどんなことだって耐えられるんだけどなぁ。ってこれは違うか。

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セットアップ

9月11日 水曜日 雨 長年に渡ってHWサウンドを支えてきたオレの仕事場の音楽用コンピュータ・システムが完全にお亡くなりになった。家じゅうのどんなコンピュータより古かろうと、時代遅れだと云われようと、どんどん変わっていく端子や容量さえ何とかしてやれば、自分の出したいサウンドを創ることにはまったく問題がなかった。まるで化石のようだったけれど、楽器並みに愛情は注いだんだけどね。 新しいアルバムを創るにあたって、すべてシステムを新しくすることにした。ツアーの合間は仕事場でレコーディング。仕事場のアナログ部分はそのままだけれど、デジタル部分は一新。こうなるとオレの出番はなし。メカ好きのマネージャーとエンジニアのM氏に機材の選定からセットアップまで丸投げ。オレの役目は珈琲を淹れることと、おつかい、そして晩ご飯。それも立派な仕事ーーーっ。 で、最初にオレがやったことはインテリアの変更。長い間椅子に座って作業するからね。それも立派な仕事ーーーっ。 今回はM氏のスタジオとまったく同じシステムにしてもらうからして、互いにファイルを送りあうだけで、理論的には同じ音が再生されることになる。仕事の効率は大幅に上がる。結局今日のところはM氏にコンピュータを持ち帰ってもらうことになった。てな訳で、オレは仕事場の掃除、片付け、インテリアの変更などをやっておるところです。新しいアルバムに向けての3歩目ってとこすかね。 追伸 プロジェクトの映像ページ、出来ました。よろしくね。      

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京都・豊橋編、映像公開

9月10日 火曜日 雨 ENJOY! 追伸 プロジェクトのツアー特設サイトに動画をまとめて観ることができるコーナーを作っています。完成したら、お知らせします。  

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号外 TRIXIE WHITLEY

号外です。 突然ですが、TRIXIE WHITLEYが来日しているのですよ。僕は亡くなった彼女の父、CHRIS WHITLEYも大ファンでもあります。娘のTRIXIEはダニエル・ラノアやブライアン・ブレイド、ダリル・ジョンソンと結成したBLACK DUB(加入したい!!!!!!)のメンバーでもあります。まー、つべこべ云わずに観てください。まだ名古屋と東京の公演は間に合います。 9/11 名古屋クアトロ 9/12 渋谷 O-nest 詳細はここに。ダニエル・ラノアのインタビューもあるよ。日本語で読めるよ。 そんでもって、僕が一番好きな映像はこれ。TRIXIEは破格の才人(特にリズム感がね)だけど、ダニエル・ラノアのプロデュースがすごいのよ。ごいすーーーー。これぞ音楽。

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ツアー二日目、豊橋にて

9月8日 日曜日 曇り まずは連絡事項から。 今回、可能な限り、プロジェクトの人間も帯同しています。すべて一般市民です。その視点から描かれたblogも更新されていきますから、合わせてよろしくです。 当たり前だけど、僕は演奏している写真を撮影できないので、やっぱり臨場感が違います。 それから、今回は映像作家の林さんがすべての公演を撮影し、ドキュメントとしてyoutubeに公開してくださいます。愉しみにしていてください。 で、正直に書きます。少し酔っています。だから、パブリックな文章を書いちゃいけないのかも、と思います。でも、このくらいの酔いだからこそ、書いておかねば、とも。(結局、アップするのは止めて、翌朝若干の二日酔いの頭とともに、更新しています) 昨夜。京都から豊橋に入りました。夜中、オリンピック招致のテレビを観ていました。観なきゃいいんだけど。でもね、観なきゃ、とも思ったんです。首相の言葉。忘れません。「原発の状況はコントロールされていると、私が保証します」、「健康問題は、今までも現在も将来も、まったく問題ありません」「抜本解決にむけたプログラムを私が責任を持って決定し、実行していきます」。と、世界に向けて云いました。その後、歓喜する人々を観て、自分が狂っているのか、世界が狂っているのか、両方なのか、良く分からなくなりました。 一言だけ書きます。やりきれませんでした。首相の言葉は今も家に帰ることができない人たち、さんざん苦しんできた人たち、解決に向けて危険の中自分の手を汚している人たちに向けられたものではなかったからです。 耐えられないのは、巨大な声に、小さな叫びたちがかき消されていくことです。それは心からの叫びです。我々はそこから本気で学ばなければ、また同じことを繰り返すでしょう。今度その時がやってきたなら、それは世界の終わりかもしれないと思います。 そんな気持ちでライヴに向かいました。できることはわずかなことかもしれません。ツアーのチームではそんな話はしません。それぞれでいいんです。でもこの「瞬間」を輝かせようと、それぞれの人たちが最大の努力をしてくださいます。僕はそこに生きているのが好きです。たとえば、CHABOさんは中学生のときに経験した東京オリンピックの話をしてくれました。それは若干暴走しすぎた弟(オレ)の行為をライヴとして成立させてくれるコンパッションそのものでした。 すいません、うまく言えません。少し頭を冷やします。何であれ、ツアーは日々変化しています。是非、足を運んでください。って、あとチケットをゲットできるのは仙台公演だけですが。 最後に一言だけ。コンサートの開催に向けて力を尽くしてくれた皆さん。会場のみなさん、足を運んでくださったみなさん。ほんとうにありがとうございました。 みなさんが送ってくれたエネルギーを先輩とともに、福島県相馬市まで繋いでいきます。多謝&再見。

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