日別アーカイブ: 2016年6月30日

尊厳、そして850キロ

6月30日 木曜日 曇り 大抵の、しなくてもよい類の経験はしてきたと思ってた。 でも、旧いたいせつな友人が、言葉も、思考も、人間としての行動も、すべてままならないままに、開いたままの目で僕に問いかけてきたことは、鉛のようにこころの底に沈んだまま。あいつは何のために生きるのか、あるいは生きなければならないのか。 どう考えても、応えはなかった。 ある人物は、生きているだけでも素晴らしいことだ、と云った。ほんとうにそうだろうか?あれだけスタイリッシュだったあいつが、オレにこの姿を見られることを望んでいるとは思えなかった。あいつにとってオレはたいせつな存在だと思い上がっていたが、実際のところ、まったく何の役にも立たなかった。人間は魂が抜けてしまったら、ただの容れ物なのか?それとも、それはまだ肉体の中に留まっているのか?あるいは、中空を彷徨っているとでも? この状態の人間に会ったことがない訳じゃない。車に轢かれた自分の父親もこうだったし、一度や二度じゃない。でも、今までとは何かが違う。そしてその「何か」が分からない。 尊厳って一体なんだ? 深夜の2時に町を出て、850キロ走り続けた。それしかできることがなかった。過去に向って、猛スピードで突き進んでいるみたいだった。ようやくひとつだけ、できることを見つけた。あいつの分までオレは生きる。そこから始めてみる。 人生には不条理すぎることがある。どんなにキツくても、そこから逃げる訳にはいかない。オレの愛もまだまだだと、あいつが鍛えてくれてるんだと思う。 ついしん 明日のblog上ラジオはお休みにします。悪しからず。

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