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2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
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HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
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山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
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日別アーカイブ: 2016年10月15日
OLD DEMO #001
10月15日 土曜日 晴れ 今年この仕事場に引っ越しするにあたって、大量のデモテープを発見したことは前に書いたよね?でも、それを再生するためのプロ用の機器が持っていた2台ともイカれてた。苦労してメーカーに修理に出したけど、応えは「不可」。怒。教えてもらったそのメーカーをリタイヤした職人集団の会社には4ヶ月待たされて、「プロ用の機器なので、手付金8万円、それに修理代と部品代実費」と云われてゲンナリ。怒。でも、せっかく発見したたくさんの資料だから、自分でその機器を探して買ったんだ。もう新品は売っていないからね。 そんな訳で、これからレコーディングの合間に取り込んで、みんなに届けるね。普段振り返らないから、なかなか愉しい。 ———————————————— 今日お届けするのは1999年(今から17年前)のデモ。後に「誰も居ない庭」として「LONG WAY FOR NOTHING」に収録された曲。当時は「Nobody in the garden」と呼ばれていて、歌詞もアレンジもメンバーも発表されたものとは異なる。 この曲は宮城県蔵王町にある廃校になった小学校(元牛小屋)に機材を運び込んで録音された。後に本格的にここで録音することになる「ヒヲウ戦記」のサントラをこの環境でほんとうに創れるかどうか実験も兼ねていたように思う。メンバーは伴慶充(Ds)、山川浩正(Ba )、それに僕。ここはスタジオじゃないから、何でも自分たちでやらなきゃけなかった。僕は犬とテントに泊まっていて、キャンプみたいで愉しかったけどね。まぁ、毎晩アホみたいに飲んでたけど。 僕が持っていた機材は相当貧弱で、ADATの8チャンネルをマッキントッシュとシンクさせて使ってた。後に「ヒヲウ戦記」の制作費で(つまりスタジオ代を浮かして)でマトモな機材を手に入れたけど、よくもまぁ、こんな機材でって感じではあった。マルチエフェクターはひとつだけ、コンプレッサーは山川くんが持っていてdbx160一台のみ。ミキサーはYAMAHAの安物の24ch。当然オートメーションなんてあるはずもなく。笑。このデモに入っている謎の音は僕が笛や自分の声をこれまたYAMAHAの安物のサンプラーでサンプリングして鍵盤で弾いたもの。なかなか、斬新なアイデアだとは思うけど。 でも、何だろう。確実に何かは記録されてるよね。あの機材でよくこの音をって感じ。もちろんミキシングしたのは僕。後にHWで発表したバージョンは魚の力によるものが大きくて(もちろんあのアレンジも嫌いじゃないけど)、彼は僕がこっちの方向に持っていこうとしたとき、「それはシリアスすぎる」って云った気がする。 今になって思えば、こっちもアリだったなぁ、と。あの頃、離れて住んでる母親孝行をしようと、よく外国で落ちあってた。そのとき、ふと感じた「死の匂い = 長くはないかも」をファンタジーとして描きたかった。実際、その予感は正しかったしね。この感覚、決して僕だけのものじゃないと思うし、分かってくれると思うけど、僕の感情を描きたかったんじゃない。 じゃ、愉しんでね。この企画、みんなが愉しんでくれるなら続けるよ。せっかく機械も手に入れたしね。じゃ、HW1999で「Nobody in the garden」。 Nobody in the garden DEMO1999