日別アーカイブ: 2018年2月24日

夢の中の音楽

2月24日 土曜日 晴れ   ベッドの中で。夢と現と行き来しながら。  ずっと音楽が遠くで鳴っていた。自分から湧いてきたものなのか、誰かのメロディーなのかわからないけど。夢と現を繰り返すたびに、それは形になっていった。今朝は部屋がキンキンに冷えてたけれど、これは起きだしてギターをもって、形にしなきゃ、と思った。  そうやって1曲できた。不思議な体験。  このところずっと考えていることがあって。何がどうでもよくて、何をたいせつにしなければならないのか。  ある人物は自分の頑なさのせいで、たいせつな友人を失おうとしている。無駄な自信過剰が哀れ、自身を孤立無縁にする。気づくかどうかはいつだって自分次第なのに。  周囲ではあちこちで親のジェネレーションの介護の問題が噴出。この国はいよいよそういう局面に突入したことがよくわかる。俺になにができるかって、いい音楽で貢献したいと思ってるけど。ともだちのケア・マネージャーが僕のともだちに送ってくれたアセスメントを読んで、現実の生々しさに愕然とする。そうだよなぁ。介護するって、こういうことだよなぁ。高度成長、核家族化によって、この国のよかったところは滅びていったんだろうなぁ。子供のころ、同居していた祖父が家で死んでいったのは、今考えると素晴らしい体験だったと思うもんなぁ。  家族っていったい何なんだろう?近くて遠い。未だによくわかんない。”山口洋、家族を歌う”ってコンセプトもう一回取り組んでみようかってくらいに、家族ってなんなんだろうなぁと思うこと多々。ぜんぶなくしてしまった俺の方がよっぽど幸福じゃんって思うこと、たくさんある。  そんなもろもろのことが僕に曲を書かせるのだと思う。でも、美しいメロディーなんだよ。笑。

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