日別アーカイブ: 2018年4月6日

Shinya Fukumori Trio

4月6日 金曜日 曇り 大好きなECMから「For 2 Akis」をリリースした Shinya Fukumori Trioを観に横浜へ。 自分が書いた曲を録音してくれたから知ったのだけれど、アルバムを聴いて、純粋に音楽ファンとして体験したかった。 普段、僕らの音楽を聴きにきてくれる人はこんな気持ちで古い階段を登るんだね。チケットを予約して、ドリンクをオーダーして、知らない人と袖振り合わせて開演を待つ。とってもいいね。歴史と汗と涙が染み込んだ古いジャズクラブ。 ノンPAで繰り広げられる広大なダイナミクスのキャンバス。約束とスポンテニアス。無駄な音なんてひとつもなかった。トリオが音で会話している間、いろんな風景が浮かんでは消えていく。それがシンバルであれ、なんであれ。ひとつの音が減衰していくことが儚くて美しい。 僕は今年、BRAHMANの武道館公演をのぞいて、一回もステージに立っていない。ちょうど明日から復帰するところ。音とスピリットのみずみずしさを全身で受け止めて、家に帰る。福盛さん。ごめんなさい。いいライヴ観ると、誰にも会いたくなくなるのです。挨拶もせず、帰ってごめんなさい。帰りに見上げた横浜の空は来たときとぜんぜん違っていました。音楽好きでよかった。Shinya Fukumori Trio、明日、東京で最終公演です。 ライヴ観てあらためて思ったけど、youtubeなんかじゃぜんぜん伝わらないす。電車に乗って行くことも含めてライヴ。福盛さん、いつかどこかで機会をあらためてお会いできればと思っています。

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