日別アーカイブ: 2018年5月24日

BROTHERHOOD, BLOOD BROTHERS

5月24日 木曜日 晴れ この時代にミュージシャン、アーティストで居ることはオールラウンドな能力が必要とされる。外堀を掘ることから始まって、多種多様の仕事をこなし、まだ存在しない頂きを常に見据えて、一歩づつ進んでいくしかない。 夢中になっているうちに、振り返ることを忘れる。ひょんなきっかけで振り返ると、おー、こんなところまで来たのかと我ながら驚く。そうやってなんとか頂きまで登る。でも、それは決して頂きではなく、遠くにまた新しい頂きの(ようなもの)が見えている。嗚呼。永遠にその繰り返し。 ジャック・ロンドンの名作「野生の呼び声」って知ってる?幼い頃から家にあって、青年期に至るまで、その言葉の意味を背表紙から叩き込まれた。忘れちゃいけないのは「野生の感覚」。スポイルされたら終わり。どうしてその信号を「尊守」しなきゃいけないのか?それさえ疑った方がいい。いや、ほんとうに。 たとえ無謀だったとしても、その男が頂きまで登りたかったのなら、登ればいいではないか。彼の人生を批判する権利なんか誰にもないはずだ。志半ばで散ったのなら、彼の人生を祝福してやろうじゃないか。 寄ってたかって、誰かを糾弾するほど、あんたは正しいのかと、吐き気を覚える。そりゃ志が自分にしか向いていない首脳陣だと思う。でも、どこかの監督やコーチに投げつけたあんたの腐った正義みたいなものを、政府や首相にも本気で投げてみろよ。どうせそんな勇気もないだろう。 たとえば、真夏のオリンピックでマラソンさせるなんて、アスリートのことなんてこれっぽっちも考えてないだろ。僕は走るから知ってるけど、ひとつ間違えたら死ぬよ。だったら、誰のためのオリンピックなんだ? だから、テレビは嫌いだ。ネットもかなり苦手だ。バッドなものが体じゅうに染み込んでくる。自分を守る必要がある。遮断するに限る。野生は必要だ。 一歩づつ進もう。自分の夢に向かって。もはや、それは自分のために見ている夢ではないのだから。   孤独な鳥たちが くちばしを天に向けたとき お前の瞳には 沈みゆく夕陽が映ってた BROTHERHOOD, BLOOD BROTHERS     自由でいるのも楽じゃない BROTHERHOOD, BLOOD BROTHERS     世界は今日も痙攣してる   ――――――――――――――――――― 6月から始まるソロ・ツアー「YOUR SONGS 2」のリクエストを受け付け中。今週まで受けつけます。締め切りは27日。あと3日っす。 このblogのコメント欄に 1. 参加する会場名 2. お住まいの地域 3. 氏名(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別 4. リクエスト曲(一人一曲で) 5. なによりも、それを聞きたい理由(きちんと書いてくれた方が採用率上がります) … 続きを読む

カテゴリー: 未分類 | 11件のコメント