月別アーカイブ: 6月 2019

Recording days #011

6月18日 火曜日 雨 ふと思い立った場所に簡易移動スタジオを設置して作業。スタジオでは湧いてこないアイデアが場所の力によってもたらされたりもする。この作戦、いいかも。

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時代

6月17日 月曜日 晴れ 時代は変わり、テクノロジーは進化する。その良し悪しを判別しておかないと、あとで痛い目に遭うことになる。アーメン。 僕らはカセットの4chから始まって、カセット8ch、オープンリールの8ch、16ch、アナログの24ch、デジタルの24ch、アナログとデジタルを同時に回した48ch、デジタルの48ch、ハードディスク・レコーディングとすべてのプロセスを経験してきたラッキーな世代。だからこそ、ほんとうに良し悪しを見極めておかないと足元をすくわれる。 昔、外国でミックスしようものなら、クソ重たいマルチのテープを抱えて、X-rayの検査で下手くそな英語で闘わねばならなかった。 それが今や、HWのマスターHDはこれなのだけれど   これ に移し替えてポータブルに仕事をすることができる。ってことは、テイクを選んだりする作業は自分のスタジオにこもらなくてもいいってこと。新鮮な空気の中で、仕事ができる。それは素晴らしいことだなぁ。オレ、昔からスタジオの窓のない空間が好きじゃないから。    

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北からの便り

6月16日 日曜日 雨 トラックに刻まれた生きた音 = つまり、その人のLIFEをどんな風に響かせようかと思案する日々。できるだけ音は重ねない方がいい。重ねるたびに説明になって、隙間も、行間も、伝えたかったことも死んでいくから。 好き嫌いは置いといたとして、絶頂期のストーンズやツェツペリンのそのあたりの判断が絶妙。忘れた頃に聞いてみるけど、やっぱり塩梅が絶妙。つまり、それはバンドの訛り具合(グルーヴも含む)が素晴らしいってことです。 閑話休題。 ただでさえ、自分のことで精一杯、なのでよほどのことがなければ誰かのプロデュースをやる余裕はないのですが、こっちから頼んでもやらせて欲しい才能がこの国にいくつかあって、生きてる間に実現しなきゃと思っているのです。これを埋もれたままにしておくのは音楽の神様に申し訳ない。 しかも、思い切り北と南でね。これまた創るのが大変だけど、だからこそ、いいのかな。 今日、北のシンガーから新譜が届いた。相変わらず、素晴らしい才能。この歌を必要としている人間がいるから、力を尽くしたいと思う。だって、こうやって俺の日々を励ましてくれるんだもんね。送ってくれて、ありがとう。 ついしん HEATWAVE sessions 2019 ③ BLOG先行今日までです! 2019/09/23(月・祝) 東京 duo MUSIC EXCHANGE OPEN17:15 / START18:00 BLOG先行※06/16まで:https://eplus.jp/heatwave923/ 9/23のHW SESSIONS。基本的には全席自由の椅子席で。フロア後方にスタンディングスペースを用意しておきます。なので、椅子席希望の方は早めにチケットを購入し、早めに入場してくれることをオススメします。

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Recording days #010

6月15日 土曜日 雨   昨日はびっくりするくらい使い物にならず。楽器の整備をして、録音したものの確認くらいはしたけれど、ソファーに座ったら即気絶するし、風呂入ったら寝るし、こりゃ、休養せないかんと早々とベッドに。   まぁ、そのくらい全力で取り組ませてもらってることを幸福に感じなきゃね。とにかくベッドに入ったら、後悔しない。いろいろ考えても仕方ない。だって、やれることはやったんじゃん。だったら、寝るのも全力。   めんどくさいことが苦手。シンプルなのに限る。でも避けられないことはある。だから頭と口動かしてる暇があったら、やりたくないめんどうなことからさっさと片付けて、気持ちよく眠りたい。   数日前、宮沢和史から新譜が届く。   なんとなく、ジャケットを見ただけで風通しの良さを感じた。スタジオの行きしなにでっかい音で聞かせてもらうことにした。   ひさしぶりに届いた手紙みたいだった。歌も伸びやかで、余計な呪縛から解き放たれていた。シンプルに曲を書きたくて、歌いたかった。そんな衝動に溢れていた。歌詞も深かったけれど、決して深刻ではなかった。いろんなことを乗り越えて、それでも音楽がある。その歓び。彼が創ったものの中でも、今のオレには特別に響いた。   彼ほどじゃないけど、オレも去年首をやってしまって、その状態で生活し、歌うことがどんなことなのか、少しはわかるから。受け入れて、前を向いて、生きていくこと。   力をもらったよ。 ありがとう。   ついしん   HEATWAVE sessions 2019 ③ BLOG先行明日までです! 2019/09/23(月・祝) 東京 duo MUSIC EXCHANGE OPEN17:15 / START18:00 BLOG先行 06/16まで:https://eplus.jp/heatwave923/ 9/23のHW SESSIONS。基本的には全席自由の椅子席で。フロア後方にスタンディングスペースを用意しておきます。なので、椅子席希望の方は早めにチケットを購入し、早めに入場してくれることをオススメします。       … 続きを読む

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Recording days #009

6月13日 木曜日 曇り 都内某スタジオ。メンバー揃っての2クール目、最終日。 昔みたいにCDが売れないわけだから、コストはかけられない、でもクオリティーはあげなきゃいけない。その背反するところをブレイクスルーするためにロックンロールはあると思う。 そんなわけで、家に帰ってきたらもうフラフラ。全部出し尽くした感じだけど、生きてるなぁって実感あるよ。これ以上、できることなんてなにもないし、やらせてくれて、ありがとうって思ってます。 #009    

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Recording days #008

6月12日 水曜日 曇り Do the right thing at the right time! days008    

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Recording days #007

6月10日 月曜日 雨 昨夜はいつもの飲み屋で覚悟の爆飲。このところ、外に出て飲む時間もなかったから、ほんと楽しかった。ずーーーーーーっと笑ってたから、腹筋痛い。 暮らしてる街にいつも「おかえりー」て感じで開いててくれる店があるってのは財産だと思う。大事にしなきゃ、ね。 いつぞやか、池畑さんが連れていってくれた行きつけの店の素晴らしさ(お店もお客さんも)にのけぞったんだけど、この街もなかなか負けとらんと思う。 てなこと考えながら、二日酔いのまま人参を刻んでたら、明日からレコーディングだというのに親指をざっくり。なんとか、ギターは弾けそうだけど、、、、。   はてさて。ソロツアーの特別公演決まりました。岩国、松山です。松山は先日の高知公演で熱い直談判を受け、11月の夢のHW高松公演へとつながるライヴです。 岩国の文化基地ヒマール。いつも文化を発信しているので、考えました、俺たち。ライヴの前日にイベント「山口洋とギターを弾いてみよう!」。 あの、楽器を弾くことを教えることはできません。でもその楽しさを伝えることはできます。なので、無料です。そのかわり、MY LIFE IS MY MESSAGEに寄付する(1円でも1億円でも構いません)か、持ってないHWのCDがあれば買ってください。 弾きたいHWの曲を前もって伝えてください。それをみんなで一緒に弾こう!まだちゃんと弾けないひとも弾けるとこだけ参加すればいいから心配なく。アイルランドのトラッドは現場でそうやって学ぶのです。 気軽にね。 山口洋(HEATWAVE)the boy 40 tour 特別公演、岩国 & 愛媛松山 2019年8月31日(土) 岩国 himaar(ヒマール) (山口県岩国市今津町1-10-3) 2019年9月1日(日) 愛媛 松山 スタジオOWL (松山市三番町3丁目6-2-2F) 主催 / ボヘみかんブルース・リターンズ   ヒマールスペシャル企画「山口洋とギターを弾いてみよう」 2019年8月30日(金) 19:00~ 参加費無料(任意で”MY LIFE … 続きを読む

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Recording days #006

6月10日 月曜日 雨 若かりし頃のレコーディングといえば。 13時に二日酔いでスタジオにやってきて、深夜まで、時には日づけをまたいで作業。ひどい日は朝まで。その間、口にするのは店屋物がほとんど。 終わったら、まっすぐ帰るはずもなく、アドレナリンの制御もままならないまま、飲み屋に直行。あるいは外に出るのが面倒な日はスタジオでそのまま飲み続ける。家で数時間仮眠して、またスタジオへ、みたいな。 あんなことして、よく生きてたなぁ、と我ながら。 さいきんのHWのみなさんの作業終了後の帰りっぷりと言ったら。笑。速いなんて、ものじゃないくらい一致団結して速い。 一緒にツアーに出たなら、もちろん飲みにいくけど、それぞれが時間を大切にしてるのがよくわかる。だから、ぐっとつかんで、ぱっと投げる感じ。それがいい。 自分のスタジオに持って帰ってからは、午前中から作業をする。午前中に1ラウンド、午後に1ラウンド、夜に明日の準備。そして早く寝る。 朝がいちばん頭が冴えてるから。静かだし。変わるものだね。自由業だからこそ、自分を律してないとね。

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Recording days #005

6月9日 日曜日 曇り はてさて。自分のスタジオでレコーディングに復帰。先日、スタジオで録ったテイクを聞き直して、仕上げる方法を考える。 アシスタントの女の子はまるで娘みたいな年齢だと思うんだけど、丁寧な仕事っぷりで、作業がしやすい。こんな若者を音楽業界に見かけると嬉しいね。 バンド40年目にして、ようやく歌うってことがどういうことなのか、わかってきた気がする。このトリオはとっても歌いやすい。つまりメンツが歌を聞いてくれてるってこと。今までのどの時期よりも、ピッチがいい。 日々、進化あるのみ。いくつになってもどこにもたどり着かないけれど、安住しなければ、進化はできる。それをみんなに伝えたいな。 来週半ばから再びメンバーとスタジオに入る。それまでにアルバムの方向性を決めておきたい。 9/23のduoでの今年最後のHW SESSIONS、椅子席とスタンディング、明日打ち合わせするんだけど、両方なんとかならないか相談してみるでござる。引き続き、メンバーとともに高齢化が止まらないファンの意見も聞かせておくれ。 てか、先日とあるハコの人がHWのメンバーが乗ってる車のエッジ具合に大ウケしてたんだけど、ほんとうにみんな個性が際立ってて、いいバンドだと思うよ。三者三様。 詳細は伝えられないけど、某メンバーが最近手に入れたクルマが格好良すぎてね。こういうの、ものすごく影響を受ける。笑。オレも今のクルマを買うとき、そろそろ落ち着くかーと思ってたんだけど、池畑さんがスタジオに乗ってきたマッドマックスみたいなバイクを見て、日和ってる場合じゃねーって、思いっきりエッジに行っちゃった。そういう影響って、ほんとうにありがたいよ。男一匹、周囲がなんといおうが、エッジに生きなきゃねー。    

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ほぼ同級生、その志

6月8日 土曜日 曇り ほぼ同級生の古市コータローくんのライブ。 ここまで音楽を続けてくることができた歓びと感謝が無言のうちに客席に放出されてる。エゴなんて、一切なくメンバー全員でその一点を支える。きっと30年前はメンバー全員(オレも)がエゴまみれだっただろうに。笑。これって、なかなかに奇蹟的なことなんだよ。 続けてきた褒美、なんて、そんな簡単なことじゃない。でもって、同業者(オレ)、そのことにすごく力をもらうんだもんね。刺激されるよ。俺もそうありたいもん。 CHABOせんぱいの華の添え方も特別にキュート。「ちょっと近くにきたから寄ってみたぜ。マイ・フレンド、コータロー」なんて言えないっす。 いいバンド、嘘のない音楽、素敵な空間、そして志。帰りはグリーン車に乗って、ひとり打ち上げしちゃったよ。悪くなかった。 はてさて。リッキーのこと、書かせてもらいました。ライヴはやっぱり行かなきゃだめよー。すごかったよー。

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