日別アーカイブ: 2019年6月25日

ミュージシャンと加齢

6月25日 火曜日 曇り 某、待合室でこれを書いている。 心臓手術を終えて、ステージに復帰したミック・ジャガーの姿をネットで見た。ある時期からストーンズは株式会社ローリング・ストーンズにしか見えなくなって、特にミックに関してはまったく興味を失ってしまっていたのだが、、、 相かわらず落ち着きなくステージを動き回る77歳を見て、なんだかこりゃとんでもないぞ、と思い直した。とんでもない爺さんだ。もはや金のためにクネクネ腰を振ってるとも思えず、ならば何のためなんだ、ミック? 「刺青の男」のB面でオレのストーンズは終わっていたのだが、バンドの実情を知るにつれ、内紛がバンド・マジックを消していたことを知って妙に納得した。 にしても。続けることの凄まじさをもう一回見せつけられたというか。これでビル・ワイマンが復帰してくれたら、ほんとうにストーンズなんだけどなぁ。ダリル・ジョーンズは悪くないし、がんばってるんだけど、やっぱりグルーヴが違うんだよなぁ。 ファンはかようにわがまま。 ブルース・スプリングスティーンの新譜があまりにも素晴らしかったから、原稿を書いた。おそるべし69歳。ソングライティングを続けることの凄まじさ。 CHABOさんの曲を体に入れていて、入り過ぎて困った。そこに宿っているスピリットが。すごすぎる68歳。 待合室でヘタれてる場合ではない。がんばれ、オレ。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント