山里での日々

5月6日 火曜日 晴れ

GWで望む飛行機のチケットが取れなかったというのが、そもそもの発端ではあるのだけれど、山の家の草刈りも放棄、母親の命日が近いのに墓参りも放棄、ネットに繋ぐことも放棄、ヤケくそなのではなくて、何だかそうしてみたかったのです。ちょっと前までなら、何が何でも、それらをやっていたと思うけれど、何かが変わりつつあるのかなぁ。

山中深く。たくさんの人たちと濃密に関わりました。それは財産以外の何ものでもなく。90歳の愛人(ほんとうに可憐なんだよ)とか、可愛くてしょうがない息子や娘たち(あの、いちおう書いておきますが、ほんとうの子供たちではありません。でも、そんなことはどうでもいいのです)とか。浮かび上がってくるのは愛なのです。ほんとうにたいせつなものはね。

自分のことに置き換えてみると、何も持っていないから、すべてを持ってるんだなぁ、と。幸福です。ありがとう。

バーナード・リーチとか河井寛次郎とか、濱田庄司とか、柳家の人々とか。そういうことを教えてくれた親がいて、今日、この日に時間をかけて繋がっていること、とか。

うまく言葉にできないことの方が多いけれど、それでいいか。墓参り、行かなくてごめんね。でも、無理して行かなくても、分かってるっしょ?

山里に居ると、晩ご飯blogみたいになるけど、ほんとうに美味しいのです。

山里に居ると、晩ご飯blogみたいになるけど、ほんとうに美味しいのです。

地球でいちばん美味しいかも。

地球でいちばん美味しいかも。

ご飯は愛でできている。

ご飯は愛でできている。

それが身体に入っていくからしあわせになる。

それが身体に入っていくからしあわせになる。

出てくる言葉は

出てくる言葉は

ありがとう。だけ。

ありがとう。だけ。

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山里での日々 への2件のコメント

  1. Froggy II より:

    写真の器から民藝の香りというか、芳醇な土の香りを感じます。芹澤さんの絵のような文字もわたしは好きです。

    河井寛次郎さんの言葉↓

    新時到来
    空へ模様、水に文字、雲の上に家—。これ以外に人の仕事があるのであらうか。何れは跡方もなく消えるのであらうが。だからこそ人は仕事をするのだ。何と面白いではないか、自分。

    クールだな、と思います。そして山口さん、豊穣ですね。

  2. runnner より:

    食べ物もそうですけど、器もいい感じです。

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