山を降りる

8月31日 月曜日 雨

ハチに刺され、強力なダニに身体中を刺され、数十万匹の羽虫の攻撃を灯りを消して耐え忍び、明日には山を降りることにした。こう書くと、進んで悲惨な目に遭ってるみたいだけど、断じてそんなことはないのよ。オネエ風に！。ネットや情報やテレビ、文明から隔離されなきゃ見えてこないものがある。安保？戦争法案？反対に決まってるじゃん。

軽トラのサンちゃんのおかげで、山の家に溜まっていた積年の不要物の大半を処分することができた。田舎にはどうしてこんなに軽トラが走ってるのか、いつも不思議に思ってたけど、使ってみて納得。頼れる奴。麓にある処理場はクルマに荷物を積載したまま重量計るんだけど、往復すること5回。実に500キロのモノを捨てた。それでもまだある。もう、ほんとうにモノは要らんぞ。

数曲分のメロディ、リフレクション、歌詞の断片、書き上げたいテーマを見つけ、バンドの未来について考え、峠を走って身体を絞り、草を刈り、家中を掃除し、片付け、補修し、アーメン。

ひょんなことから、コレクターズのコータローくんと話すようになって、彼らの抱腹絶倒のポッドキャストを移動中に聴いて、ずいぶんと勝手に力をもらってる。あれ、ヤバイよ。笑。中毒性があるよ。それに、書くと野暮だけど、ロックンロール・バンドを続けるってことがどんなことなのか、オレも知ってる。同業だもん。すごいね。ありがと。

曲を書くのがオレの仕事。同世代のミュージシャンには励まされるぜ。サヴァイバーだもんね。

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美味しいものをつくる気力まではなかった

だいぶコンピーになったよ