10月6日 金曜日 雨
ノーベル賞?僕が作家だったら要りません。カズオ・イシグロは大好きだけど。
ティーンの頃。九州からプロのミュージシャンになるには楽器メーカー主催のロックコンテストに出るしかなかった。当然僕らも出た。もちろんグランプリを頂いた。それから本選に出たとき。生涯の師匠になるシンガーの歌を初めて生で聞いて、度肝を抜かれた。しかしベスト・ヴォーカリストをゲットしたのはうちのバンドのヴォーカルだった。そりゃ、めでたいのかもしらんけど、ほんとうにくだらんと気持ちが萎えた。あの審査員たちの耳はセンスがなさすぎる。以来、その方法でプロになるのはやめた。だから時間がかかったけれど、実力で這い上がりたかった。
スポーツにはスコアがある。決着をつけなきゃモチベーションが上がらない。でも、文学でも音楽でも写真でも舞台でも。そこにあるのは好きか嫌いかだけで、優劣なんかない。
そういうことに一喜一憂したくない。決してそれは本質ではないからだ。だから僕はテレビが嫌いなんだと思う。
偏屈なおじさん?そうかもしれんけど、どうしても好きになれないものは仕方ないよ。そういうところ、大事だよ。
ソロツアーへのリクエスト。横浜、高松、岩国、締めきります。札幌、函館、福山はまだまだぜんぜん余裕あります。弘前もまだだいじょぶす。
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トム・ペティのもうひとつのバンド、マッドクラッチの I Forgive It All のための映像作品が素晴らしい。5分に満たないごく短い映像だが、そこにはさまざまな思いが満ちている。撮ったのはショーン・ペンとサミュエル・ベイヤーだ。
名優アンソニー・ホプキンズが演じる、或る男の物語。交錯する過去と現在。キーホールに差し込まれたままのキー、さびれた安ホテル、階段の途中ですれちがう老婦人。
家族とはなにか。ホームとはなにか。なにが男をここに連れてきたのか。自分はそれをすべて許す、と男は言う。彼はなにを許そうとしたのか。許すことで、男の魂は救済されたのか。
https://youtu.be/jezqNxQ8mb0
1.札幌円山ノクターン。
2.北海道。
3.いづみちゃん。38歳f(^_^;。
4.明日のために靴を磨こう。
5.Grooversの藤井さんが、ワンナイツで演っているのをきいて知りました。オリジナルをライブで聴きたいです✨
Rustyさん、素晴らしい作品をおしえてくださり、ありがとうございます。短編映画を観ているようです。
許すとは信じること、そんな感じが浮かんできました。或る男は最後にどーしよーもなくて叫んだ。私たちはそれぞれの心のうちに果てることのない悲しみや、やさしくあたたかい希望のカケラをいれておく孤独の場所を持っているそうです。或る男はいつかきっと、希望のカケラをその場所にいれることでしょう。