#005 再手術

6月15日 火曜日 曇り 

 再手術終わりました。今回のは理由は不明だけど、むっちゃ痛かったっす。

 手術はこれで終わりにするんだって意志のもと(俺はただのまな板の上の鯉だったけど)泣いたところで、どうせ瞳はぐしゅぐしゅだし、思いっきり泣きながら耐えました。病室に帰ってきたときは腰抜けました。笑。

 なんで、こんなことになるのかって、日頃の生き方についてとか、最初の病院の選び方とか、身体からのメッセージの受け止め方とか、老化との向き合い方とか、酒の飲み方とか、いろいろ思うことはありますね。

 なんで、俺がこんなことをblogに書いてるかというと、自分のプライバシーを吐露したいからではなく、いろんな意味で人体実験として、自由に生きようとした結果の副産物についてもみなさんの参考にしてほしいからです。

 昨日、上原投手がネットに記事に自分の容姿のことを書かれて我慢できなかったってのがありましたけど、よーく理解できます。ほんとにヒドいことがたくさんある。

 病院にいる間だけでもパトロール隊の友人達からいろいろ送られてきます。いっとくけど、youtubeなんてこちらの意志でアップされてるものの方がはるかに少ないわけで。ほんとにウンザリしますよ。コントロール不能。

  山口洋、ドマイナー。笑。

 ってのがあったな。「笑」がなければ許したけど、そういうお前は何なんだよ?そもそもメジャーってなんなんだよ?そんなもん最初から目指してねーし。梨汁じゃなくて、じゅくじゅくの目汁ぶしゃーとお見舞いするぞ、てめー。

 まぁ、いいや。こういう匿名でひっどいこと書かれる世界に生きてるわけですよ。こっちは実名、あっちは匿名。まったくフェアじゃない。ストレスです。

 でもね、なにがあっても、いいエネルギーを宇宙に放射して生きたいのです。そのためには健康な身体である必要があります。

 前の病院は緊急案件にも関わらず、紹介状を書くのに2日を要した。この病院に行けと行ったにも関わらず、話はまったく通っていなくて、予約がないと診察できないと。緊急なんですと、俺が受付でゴネた結果、6時間待たされて、最後に診てくれることになった。

 診てくれた若い医師がこりゃ、緊急を要するので、今手術をしているトップの医師がここに帰ってきたら、もう一度診察します、と。結局、二人掛かりで診察してくれ、こりゃいかんと、その日の手術は終わっていたにも関わらず、夕方から手術をしてくれたわけです。1日中手術してたのに。

 その医師はたぶん俺のために日曜日にも出勤してくれ、経過を見て、昨日の再手術もねじ込んでくれた感じなのです。そりゃ、痛くても耐えるでしょ。医療は経験と件数で性格なんて二の次なのかもしれない。でも、俺はこの医療チームの誠実さに打たれたんです。これでダメなんだったら、それはそれでいい。だから、患者としてオレもできることはやんなきゃって。

 人としてどうあるべきかって、ことです。

 そんなこんなで、まだこれからもうつ伏せの日々は続きますが、横向きの許可も出たし、失明なんてとこは脱したんだと思っています。

 人のふり見て、自分のふりを正す。そんな病院の日々でございます。

 風呂入りたい。笑。

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#005 再手術 への19件のコメント

  1. Masako より:

    再手術、無事で何よりです。これからは治癒のみですね。ポジティブな気持ちを優先して、お大事になさってください。

    病院の選び方、大切ですよね。
    目は経過観察と目薬での治療が多いですから。加齢とともに身体も衰退。早めに相談。日々、気をつけたいと思います。

  2. shiho より:

    お加減いかがですか?
    じっとしてるのは大変ですがあとは体が治してくれるので、のんびりとお付き合いくださいね。

    先日、ファンメールから長々と父の事を書いた者です。(スミマセン・・・・)
    病院、お医者さん、本当にそうですね。コの中、父を連れ帰る決心をしたもうひとつの理由は、意識不明の父に血管造影の検査をしたいと言った主治医、そのリスクは?と家族が訪ねたなら「脳梗塞の危険はあるけど、お父さんは意識がないから本人にはわかりませんよ。」とあさっての方向を見ながら言われたからです。ここには置いちゃおけん!と決心しました。

    その言葉を年老いた母と娘の私に投げかければどんな気持ちがするのか、想像も出来ないんだろうなぁ。

    「愛」のある空間が人間にはよき人生が送れる・・・と思っています。患者も家族もそこにかかわるすべての人たちも。
    頑張ってくださいね!沢山のよきエネルギーを送ります!

  3. やまちゃん より:

    やまちゃん、おはようございます。
    昨日 今日と ご苦労様です。  お見舞い申し上げます。
     ”spend calmly “  穏やかに  穏やかに  だんない  だんない
    スマホも 忘れるぐらいに  だんない

  4. かつらぎ より:

    どうしても、文字読みたいなら、
    設定で、文字の大きさとか、さいだいにして
    すこしでも、めにふたんがないように、この際、
    落語とか、いかがでしょう?

  5. ラッキー より:

    お大事にしてください。

  6. ひっしー より:

    再手術成功、おめでとうございます。ほんとによく耐えに耐えなさったと尊敬いたします。山口さんの日頃の行いが、縁と幸せの円環を生んだのだと思いますよ。
    快方に向かわれて、またライブでお会いできるのを楽しみにしています。お体お大事になさってください♪

  7. バナナブレッドのプディング より:

    痛みって、暴力。突然に襲いかかって、理不尽極まりなく、死んだほうがマシと思うくらいの。よくよく耐えられましたね。本当に、よく頑張られましたね……。そこに、愛と希望と忍耐があったことこそがひかりです。難所は超えた。あとはゆっくり、横向きになれた、お風呂に入れた、本が読めた、ビールが飲めた、ギターを弾けた……と、歓びをしみじみ味わっていくばかりですね。人生の醍醐味、ですね。耐えてくださって、本当に、ありがとうございます。

  8. ゆみ より:

    手術が無事に終わって良かったです
    大変でしたでしょうが、本当にお疲れ様でした
    まだ暫くは不便な日々が続くかと思いますが、
    あとは快方に向かうだけ!何とか乗り越えてください
    退院の日が待ち遠しいですね
    早いご回復をお祈りしています

  9. あき(46) より:

    再手術、うまく行って良かったです。

    私も四年前、緑内障になり、
    右目の7割が見えなくなりました。
    確かに不便になりましたが、
    その分、慎重になり、身体の声を聞くようになりました。
    万事塞翁が馬
    いつも応援しています!

  10. michi より:

    二度目、お疲れさまでした(;’∀’)痛かったですよねー

    • michi より:

      あとは快癒しますように!!すみません、今YouTubeで「フリージア」聴いてます。ええ曲やなー泣https://youtu.be/MSG9Vl6wxpw

  11. fujiiku より:

    手術無事終わったようですね。本当に良かったです。

    お医者様との出会いも大切ですよね。私もまだ若かったころコンタクト装着中に目に傷をつけてしまいかかりつけの眼科に行きました。先生から「眼鏡にしたら?」と言われ 長く見てもらっている先生で気心も知れているし当時私もまだ若かったので「コンタクと辞めたら先生儲からなくなるでしょ」と冗談を言ったところ「私は儲けの為に診察しているのではありません。」ときつく怒られました。本気で自分の事を心配いただいてるのがわかり怒られたけどちょっと嬉しかったのを思いだしました。私 年1/半年/毎月の定期健診と病院通いが多いですがかかりつけの先生には現在は恵まれております。

    洋さんも先生のご指示を守り健康な姿での復活をお待ちしています。

  12. ndgydg より:

    ドマイナー だろうがなんだろうが関係ない。
    20代からずっとずっとその歌に励まされ。自分の生活と共にあったのです。
    改めて言います。山口さん。ありがとう。
     そして、手術無事に終わって良かったです。
    元気になったら、また山口さんの歌が聞きたいです。
    お大事に。か

  13. ndgydg より:

    スンマセン。↑の最後の か は打ち間違いです笑。

  14. デラシネ より:

    だいぶん落ち着かれたようで何よりです。病院はピンキリなんですよね。数年病院で働いた事がありますが、それから病院に行くのを避けるようになりました。今のかかりつけの病院はスタッフがプロフェッショナルなので安心できます。

  15. tsuyakesi より:

    再手術お疲れ様でした。
    あとは回復を待つのみですね➖。
    応援してます♪
    背中流してあげたい!

  16. のじか より:

    再手術、無事に済んで何よりです。
    YouTube、訳あってMLIMM tour2015 “新しい風”の動画を観てたのですが、最後のところ…うるうるしてしまいました。
    感じた事を伝えていけたら…と思います。

  17. 堺のヒロシ より:

    眼球の手術って想像するだけでも身震いします。それを立て続けに2度も…。ほんとうに愛と希望と忍耐がなくてはやってられないことでしょう。
    とにもかくにも、あとは己の治癒力を信じて、じっと快復に向かうことに全力を注いでいただけたらとおもいます。入院生活もなにかとツライでしょうけど…。
    片眼でメッセージ読んだり毎日ブログを更新するのってすごく疲れるだろうし、もう一方の眼にも良くないんじゃないかと思いつつも、ついつい気になってメッセージ入れてしまいます。複雑なファン心理…。ごめんなさい。でも、ありがとう。
    オッさんより愛を込めて。

  18. Kotoha より:

    山口さん、生き方がとても素直だから、同じように生きている人で同じ想いをしている人も多いのかなと思います。
    私は実名でないし、実名でいる間は決してオープンではない。周りの人に合わせたり、自分を守ってばかり。それでも常に振り返っては反省会。それも悲しいです。
    だから、音楽の中にいる時、自然を感じている時、素敵だなと思うものに触れている時など…(まぁ、好きなことをしている時なんですが…)そんな時には本当の自分でいられると感じます。
    歳を重ねて、本当の自分がオープンでいる時もちゃんと感じられるようになれたので、普段は、、あえてフワフワの中で生きています。

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