天空の道

5月29日 日曜日 晴れ 

 コのおかげでスノーボードを国外でできなくなった。でも長野のもっとも深いところの雪が好きでね。来年はひとつきくらい住めたらいいなぁ、なんて。

 その山を通る道は冬季は閉鎖されるんだけど、雪が溶けたら天空の道になるのを知ってたんだ。去年はタイミングが合わなかったから断念。

 にしても。昨日と今日はオレの短いバイク・ライフでも最良の日。

 今日、明日とライヴが続くコーちゃんを朝ホテルで見送って、コの間ににゃんとライダーになっていた長野のともだちとその山を目指すことにした。

 てかね。

 ほんとうに素晴らしい体験をしているときには写真を撮ろうなんて1ミリも思わないんだね。笑。だって、これは撮影できない。写らないから乗ってるんだもん。

 天空の道はほんとうに素晴らしかった。ともだちとはインカムも繋がってないし、ただ乗ってただけ。でも、あれだね。少年の頃、親父とキャッチボールをしたフィーリングの50代ヴァージョンだね。しゃべんなくても、天空の素晴らしさを共有したこと。

 ほんと、信州は素晴らしいよ。

 二日で700キロ。いろんなシチュエーションを体験するたび、操舵が少しづつ上手くなる。でもって、バイクがもっと好きになる58歳です。

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天空の道 への2件のコメント

  1. YUJI より:

    一年前の昨日、私の初バイク、レブル250が家に来ました。店から家までの初公道をドキドキしながら運転したのを、鮮明に覚えています。一年間で13000kmオーバーを走りました。以前も投稿させて頂きましたが、免許取得は完全、洋さんのブログのおかげです。
    北九州近郊なので、阿蘇や国東半島なんかを散歩みたいに走ることができ、本当に人生が豊かになりました。
    あらためてバイクライフに誘って頂き、ありがとうございます

  2. ABE より:

    一年前の5月29日。愛犬チャコがあちらの世界に行きました。
    18年と6カ月、楽しく生きることができた犬です。
    徹夜で看病をした甲斐もあって、自分の腕の中で見送ることが出来ました。
    窓の外の空がうっすらと青くなっていく明け方のことでした。
    前日夜からプレイリストに入れてある山口さんのバラード楽曲を繰り返し流して
    いました。
    最後の鳴き声をあげた時に流れていた曲はland of musicに入っている
    「フールとクール ballad of middle age」です。

    “この世に居場所をなくした魂はいつか空に溢れる光になるだろう”

    メローなこの歌が今でも自分を安らかにしてくれています。

    山口さんが愛犬をなくされた時のブログのメッセージは今でも心に焼き付いています。
    そのことを忘れないように犬と一緒に暮らしてきました。

    愛犬を失ってから1年の月日が流れましたが、なんだか山口さんにこの場をかりてお礼を言いたく初めてメッセージをさせてもらいました。ありがとうございました。

    1964年生まれの独身男です。もうすぐリタイヤを考えています。
    30年程前に乗っていたハーレーダビッドソン エボリューションローライダーと同型のものを見つけ出し、あの頃の自分を取り戻す計画です。

    ラッケンロール精神はまだ衰えていません!

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