10月31日 月曜日 晴れ
ギフトと呼ぶにふさわしい1日でした。
実のところ、九州からデビューのために上京し(1989年かな)、最初に住んだのは千葉市でした。でも長南町のこと、昨日まで知らなかったのです。でも知らないことは恥ずかしくないと思うのです。知ろうとしないことが恥ずかしいだけで。
長南町有志によって開催された映画「杜人」のトークショー。自主上映会と聞いていたので、公民館でやるのかな、と軽い気持ちで行ったあたくしが間違ってました。
人口7000人の町の体育館にやってきてくれた人の数。1万とんで250人くらいか。ウソでしょ?と、ビビりました。
映画上映の前に、長南中学校の吹奏楽部がエンディングテーマであるG.Yokoの「わたしをつつむもの」を演奏してくれました。なんというか、、、。こころのド真ん中を撃たれたのですね。わたす、音楽を生業にしてもう32年になるんだけど、音楽は技術やサーカスじゃないんです。こころが奏でるものなんです。それが確かにあったんですよ。
彼らの譜面を見てさらにこころ動かされました。どんだけ一生懸命向き合ってくれたんだか、、。ギフト、そのものでした。
お土産に長南町名産の巨大「蓮根」と絶品の鮨を持たされて、東京湾フェリーにバイクを積んで家に帰りました。日本中あちこち旅するから、知ったつもりでいたけれど、こんな温かい町があること、ぜんぜん知らなかったのです。
ステージから見える風景に凝視感がとってもあって。そうだ!ニューシネマ・パラダイスのあの映画館の光景そのものでした。
近いうちに生の歌を届けに行きたいと、東京湾を見ながら思ったのです。
長南町のみなさん!ほんとうにありがとう。
1万250人!!そんな武道館みたいな体育館があるのか町に?と上映スケジュールのサイトを見て、定員250人とあるのを見て、あーいつものサバ読み(?)か・・・してやられた、と苦笑。
しかし、ニャンと、近隣の町でも今週末に上映会があることを発見!!
う~む、その日は仙台にゴスペルフェスティバルを見に行こうと考えていたので
どちらにするか思案中。
お近くの方で興味ある方は是非(って私が宣伝するのも変ですが)。
https://lingkaranfilms.com/?page_id=753
中学生による吹奏楽の演奏は感動ものだったでしょうね。
それを発案した先生(多分)もすごいなあ。
ちなみに私は「わたしをつつむもの」を聴くとボブ・ディランの80年代のとある地味な曲を思い出します(確認のため今聴いたらこちらも名曲だった)。
すごくこちらも鳥肌たちました。
あったかさが文面からでも伝わるのがしっかりわかりました。
すごいエピソードで見ていて是非現地で感じたかったと強く思いました。
インスタで音聞かせてもらいました。長南町の皆さま/洋さん素敵なギフトありがとうございます。
話は変わりますが来年ジャクソン・ブラウン来日するそうですね。色々無理しないといけないかと思いますがこれが最後の出会いかも知れないので無理してでも行きたいと思っています。
先日はお忙しい合間を縫って長南町にいらしてくださって、本当にありがとうございました!
このブログの内容、7人の吹奏楽部員たちに届けます。
コロナ禍で練習時間も演奏の機会も恵まれなかった子たちですが、演奏とそこに至る過程をこのように丁寧に受け取っていただけたこと、大きな喜びとして今後の糧になることと思います。
アンケートを集約中ですが、トークショーへの反響もすごいです!
是非また長南町にいらしてください♪
この度は本当にありがとうございました!!!
吹奏楽部のみなさんに演奏後、直接お礼が言いたかったのですが、サイン会のため叶いませんでした。こころより、ありがとう!と。音楽に向き合う姿勢を教えられたのは僕の方でした。
蓮根、旬ですね。美味しいよ。
譜面書き起こしたのかなぁ。素晴らしい。