1月12日 木曜日 晴れ
ジェフ・ベックはいつだって巨星だった。どんなときも。
高校1年だったかな。1979年か、福岡の九電記念体育館ってところで観た。例の「スキャッターブレイン」をどうやって弾いてるのか、この目で確かめたかったから。
変拍子極まりない例のリフ以外はぜんぶアドリブだったんだよね、、、。すごすぎて、唖然として、世界と自分をかろうじて繋いでいたのはギターを弾くことだけだったのに、あやうくそれすら手放すところだった。
僕に才能のなさを悟らせて、音楽をやめさせようとした才能はジェフと矢野顕子さん。そのお二方。ライヴを体験して、すごすぎて死にたくなった。
でも。結局のところ、あまりにもすごい才能ってやつは逆説的に行くべき道を教えてくれるんよね。オレはジェフ・ベックみたいに弾けないし、矢野さんみたいな和音は理解できない。じゃ、自分ができるもっとシンプルなものを突き詰めてみればいいって風にね。
誰にでも弾けるGのコードを弾いた瞬間、「これはヒロシだ！」って男になればいいのか、と。そこを突き詰めることを教えてくれたんだと思う。
あともうひとつ。彼がこう言ってたよ。「指という素晴らしいピックがあるのに、どうしてピックなんて使って弾くのか、オレには理解できない」って。オレのソロのライヴを体験してくれたらわかると思うよ。ジェフが教えてくれたこと、そのまま体現してるから。
どうしてあんな音がするのか、生涯まったく理解できなかった。今も昔もね。もはやステージが違うんだよね。近年はタダのファンとして、1ミリのジェラシーもなく、その演奏を楽しんでた。
なんにせよ。巨星は違うステージに行ってしまった。閃光の残像だけ残して。
味覚障害はなかなかにしんどい。なぜって、食事が楽しくないから。
わたしには、ジェフと矢野さんのすごさがよくわからないのですが、やはりすごい！とわかる人にはわかるのですね。それ自体もすごいと思いました。
枇杷の葉っぱはいいと聞いたことがあります。空海も庶民にオススメしてたんじゃないかなあ。
では、お大事にしてください。
枇杷灸はいろいろなスタイル･発祥の地がありますが､僕の町のお寺が発祥とされ､定期的にそのお寺で枇杷灸の講習会と実演を行っています。
枇杷は一般にアミグダリンという成分（昔はビタミン17とも言われていましたが､現在は否定されています）が癌を抑え、炎症を抑えると言われますが､本当はシアン化合物、つまり青酸を含んだ毒なんです。でも「少量の毒は薬になる」のです。
お灸も身体に小さな火傷をさせることで身体に危機感を与え再生能力を高めます。
鍼もそうですが身体に小さな傷を付け､ストレスを与えることによって､自己再生力や免疫力を上げる。
昔の人は体験を積み重ねて学術的なことは判らないけれども、こうすると良くなると経験してきたのでしょう。
東洋医学だって副作用もあります。けして身体に優しいだけではありません。
しかし日本で鍼灸が1500年も続いているというのは本当に効く治療、つまり本物だからです。（勿論、西洋医学も素晴らしいです）
ヒロシさんが興味があるかと思ってちょっと書いてみました。
こういう話って面白いですよね。
ジェフ・ベックは、30代から関心を持ち、ライヴにも1度だけですが行きました…。
山口さんの言ってるスゴさは理解出来てないと思うけど、分からないなりに感動しました。
何と言うか、デビット・ボウイと一緒で亡くなったのが信じられない感じです。
今夜は、気分を上げようと思って、かなり久しぶりにボ・ガンボス聴いてます。
味覚障害、お辛いですね…。
早く良くなるよう祈ってます。
ジェフ・ベック 残念です・・９０年代以降の作品は積極的に聞いてはいませんでしたが何歳になっても現役感バリバリで遠くで見つめるような存在でした。シンガーの後ろで演奏するジェフが好きでした。ギタリストとしての佇まいがかっこよかったです。
blow by blowを初めて聞いたときは全く理解できませんでした・・・子供のころの憧れの存在が相次いで亡くなるのは辛いですが生きている私たちが音楽の素晴らしさを伝えていければと思います。洋さんは何よりまず体調万全にして私たちの前に帰ってきてください！