2月25日 土曜日 晴れ
秩父という場所はつい最近までぜんぜん知らない場所でした。でも、たくさんの人のこころに届いた映画「杜人」にとってもとてもたいせつな場所だと思います。僕もそこで公開前のプロトタイプを見せてもらい、翌日、監督に「bukousan summer」という曲を録音して送りました。夏のある日、その場所はインスピレーションに満ちていました。
秩父にそびえる武甲山。いろんな意味でとても印象的な山。敢えて書くなら、ぼくらが育った高度成長のこの国を、自らを無惨に切り刻むことで支えてくれた山。同時に自然の素晴らしさを内包した聖なる場所。
映画「杜人」のテーマと合致します。そして、秩父には国立で知り合うことになった素晴らしい人たちが棲んでいます。自然と響き合って生きる彼らからいつもたくさんのインスピレーションをもらっています。
鮭が生まれた川に還るように、「杜人」が秩父で上映され、自然や人々や美味しい食事と再び響き合うのは素晴らしいことだと思っています。
以下、主催者からです。
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秩父MORIBITO祭に出演します!
映画×ライブ×トーク×マルシェ×自然
人間よりも自然に従う風変わりな造園家・矢野智徳さんに3年間密着したドキュメンタリー。「地球の医者」とも「ナウシカのよう」とも言われる矢野さんは、「土砂崩れは大地の深呼吸」と言います。畏敬の念を持って自然の一部として暮らしてきたはずだった私たち人間が、大切にしていかなければならないものとは――。
昨年4月の劇場公開以来、全国各地で異例のロングラン上映が続き、その後も人々の熱い思いが自主上映という形になって全国的に渦流を巻き起こしている映画「杜人~環境再生医 矢野智徳の挑戦」を秩父で上映します。
会場は、秩父が一望できる、ひと山まるごと自然公園のMahola稲穂山。大自然の懐に抱かれて、自然と私たち人間との関わり方を考える絶好の場所となるでしょう。
そして、「杜人」のサウンドトラックに「Bukousan Summer」という、秩父の武甲山から生まれた曲を提供している山口洋さん(HEATWAVE)が、2日間にわたって、ライブやお話会で参加してくださるスペシャル企画となりました。
上映後には、前田せつ子監督のトークに加え、秩父で暮らす方々の様々な視点からのトークもあり、足元から自分たちができることを考えるきっかけになればと思います。
美味しい食事やスイーツ等、地球のことを考えたマルシェも多数出店。
秩父の風や光を感じながら、五感を全開にして「杜人」を考え感じる二日間です。
【日時】
4月22日(土)
10:00~上映① 前田せつ子監督×長谷川信枝さん(Mahola稲穂山 代表)トークイベント付き
14:00~上映② 石黒勝さんトークイベント付き
18:30~お話会 山口洋さん(HEATWAVE)
4月23日(日)
10:00~上映③ 前田せつ子監督×山口洋さん(HEATWAVE)×yoshiveggieさん(植物料理研究家)トークイベント付き
14:00~ 山口洋さん(HEATWAVE)ライブ
※開場はそれぞれ30分前
【場所】
Mahora 稲穂山(埼玉県秩父郡皆野町大字皆野4048−1)
【料金】
一般:1500円、中高大学生:1000円、ライブ:4000円、上映+ライブ:4500円 お話会:3500円
【定員】各回70名、お話会のみ40名
【問い合わせ先】
☎0494-62-1688(Mahora稲穂山)
https://forms.gle/zdFVxTXVS8UAo5gn7
※予約フォームに申し込み後、当日現金精算となります。
【主催】
秩父MORIBITO祭実行委員会
■席は全席自由です。当日受付順にご入場いただきます。
■ライブは天気が良ければ屋外で行います。
山道を歩ける靴と、防寒できる服装でお越しください。
■Mahola稲穂山に宿泊することもできます
・キャンプエリア(UFO奥エリア)
ソロ:2000円、団体(ひと区画5名、ひと張りまで):3000円
※キャンプエリアの詳細はMahola稲穂山のウェブサイトをご覧ください。
https://inahoyama.com/camp/
・室内
3000円(布団付宿泊施設)
■託児サービス
時間:10時~17時
対象年齢:3歳~12歳
https://lingkaranfilms.com/
映画「杜人」。また、地元で再上映して欲しいです。矢野さんの取り組み。一つ一つの小さな取り組みが環境を守ること。春になったら、風の草刈りも始めなくては。
場所検索してみました。山深いキャンプ場なんですね。屋外のライヴはいいですね。
環境問題。地元では野球場建設計画があります。海からの風の問題があり、ドーム型の変更案も。でも、毎年ウミガメが産卵に来るため、照明がない球場にして欲しいと要望がありました。この地にドームは必要?海の前には13メートルの防潮堤。結局は風が遮られて、夏は暑い。以前、大きな園ではコンサートやフェスも開催。でも、ゴミ問題、騒音問題があり、一時公演も出来ませんでした。色々と問題を解決しながら、進んでいますが…。先日は大きな不審物が漂着し、爆発処理班が出動するニュースが流れました。結局は大きな鉄製のブイでした。どこからか流れ着くゴミ。マイクロプラスチック問題。色々な環境問題に関心を持つことが必要だと思います。未来のために。人間は矛盾だらけですから。