リハーサル

2月1日 水曜日 曇り

どうもご心配おかけしました。

僕はぜんぜん大丈夫です。若干歩行に問題あるけど、瘡蓋ができて治るでしょう。そんなことより、啓蒙というか、みんな電動アシストチャリとか電動キックボードに恐怖を感じてるんだなぁ、と。なにかを規制するのは僕も好きじゃないけど、大きな事故が起きる前になにがしかのルールは作らないと危なくてしょうーがない、と運転していて、ランニングしていて思います。

運転の場合、安全を担保するのは車間距離でしかなくて。長年の経験で運転がうまくても、これができない人物はかなりの確率で事故ります。僕の場合も、もはや視力が甚だひどいので、特にバイクはありとあらゆる可能性を考えつつ、車間距離を決めてます。たとえば、夜、高速で突然角材が落ちてたら、避けられるか、的な。だって、避けられなかったらアウトだもんね。これを周囲の流れに合わせつつやる感じがいちばん安全か、と。あと、怪しい動きをしているクルマには近づかないか、一気に抜くか。日曜日にしか運転しないクルマもなかなかに恐怖なのです。動きが予測できない。仕方ないんだけど、距離を保つしかないんだよね、、、人間関係に似てるか。笑。

にしても、アスファルトはなかなかの強敵で、ランニングでこれだけ怪我するってことはバイクでコケたらどうなるん?と恐怖に震えます。手は商売道具なんで、今回も手袋のおかげで擦過傷を免れました。手袋はもちろんズタズタ。なんで、みんなも気をつけて。

特に夜走るときにはね。

さて。

シャチョー、ようやく少しだけミュージシャン寄りの生活になってきましたが、変わらず売れないアイドルみたいな時間に追われる生活をしています。にゃんとか時間をやりくりして、モーガンのスタジオで週末のライヴのリハーサルをしました。

音を出した瞬間に「experiment=実験」って言葉が二人の頭に浮かびました。

通常、みなさんはリハーサルを積んで、かなり完成度の高い演奏を体験してるわけです。それがプロとしてのあり方でもあるんだけど。この部屋は音楽が生まれる場所。せっかくそこに来てくれるのなら、生まれてくる喜び、その喜びは失敗という屍の上にあること。そんなことをスーパー至近距離で体験してもらえたらいいんじゃないか、と。

もうひとつ。オーディエンスが演者に与える影響を理解してない人が多いんです。みんなもそうでしょ?励まされたら走りたくなる。マラソン大会に出たらわかりますよ。だから、受け取るだけじゃなく、声でも体でも音楽に身を浸して参加して欲しいんですよ。能動的に。じっと目を閉じてるだけでも、それができる人も稀にいます。

これはかなり、プレミアムなライヴになるだろうなぁ。とりあえず、やってみます。

あとね。彼の鍵盤はやっぱり「スウィンギング・ロンドン」を経験してきた音なんですよ。そのあたりの話は次週(だったかな)ハービー・山口さんとやるらしいんだけど(面白そう)、たとえばロンドンの彼の家に遊びにきたミック・ジョーンズの話なんてしてくれるわけです。そりゃ、みんなも聞きたいよね。

なこと言ってたら、どれだけ時間があっても足りないね。限られたスペースで、かつ今回はぎゅぎゅーに人が入ってるので、あんまり長くやるとみんなが疲れちゃうんです。

んなことも含め、居心地のいい空間にしましょう!

 

 

 

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リハーサル への1件のコメント

  1. 風にハモ太郎 より:

    モーガン邸でのライヴ、楽しみです。experiment=実験、そんなライヴにお立ち会いできる幸せ。昔吉祥寺でみた記憶の白衣のモーガンさんはマッド・プロフェッサーのような風貌でしたから、「直感」という名のお猿さん(失礼)とどんな世界を我々にみせてくれるか。まさに至近距離での未知との遭遇close encounterにワクワクします。
    さて、当日は洋さんの靴下にも注目なのだ。お家ですからね。ワインを頂いた後はライブ中奇声をあげぬようにだけは気をつけるようにしますが保証の限りではございません。

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