7月4日 木曜日 晴れ
最初は軽い気持ちだった。
プライベートなことも含むので、肝心な部分を書けない(書かない)ゆえ伝わらないこともあるとは思うけれど。とっても考えさせられることがあったので、それを伝えておきたい。
大きな家に棲むともだちの家に野良猫が子供を産んだ。送られてきた写真を見たら、のけぞるくらい可愛かったから会いにいった。ともだちはネコアレルギー。外で餌はやれるけど、飼うことは不可能。オレはこんな存在と一緒に暮らせたらと夢見るものの、これから長期間家を空けるところで、8月もひとつきは帰ってこれない。ネコ先生と呼んでいる山田くんに聞いたなら、子猫のときはしっかりとそばにいてやらなきゃ難しいだろう、と。
悩ましい。
その時点で4匹は3匹になっていた。自然が豊かなエリアで、アライグマも猛禽類も生息している。子猫にとっては過酷極まりない環境。
オレにできること?とにかく生まれてきた命をにゃんとか繋ぐこと。山田先生の指導を仰ぎながら、もらってくれる人を探す。猫じゃらしだの、バリバリボウルだの。警戒している子猫たち(想像だけど、4匹が3匹になったとき、相当なトラウマを負ったと見られ、ニンゲンには近づかない)を軒先から家の中に入れて保護する作戦を考えた。
が、そう簡単にはうまくいかない。毎日ネコのことを考えてストレスで禿げそう。笑。
オレは旅への時間が迫ってくる。家主ももうすぐ長期外国へ行くんだと。もうリミットだ。
山田先生。助けてください。
彼は明日ライヴなのに、猫のカゴやケージ、チュールにカリカリ。要するに捕獲に必要なセットをすべて車に積んできてくれた。うちでまずは作戦会議。
彼は家主の地元の保護猫カフェを既に調べていて、電話。ん?話を聞いていると、オレが想像していた「保護猫カフェ」とはまるで違っていて、過酷な状況にいる地域の猫たちを救って、命を繋ごうと本気で活動している人たちだった。今、すぐにでも母猫も含め、保護に来てくれる勢い。
ま、まじすか?
その方たちのインスタを見て、感動した。ニンゲンの都合で捨てられたり、傷つけられた命を預かって、病院に連れていき、育てて、欲しい人たちに譲渡する。それだけではなく、トライアルとして、ほんとうにその命を預かる資格と覚悟と相性があるのか。そこまで見極めているのだった。営利でやっているとは到底思えない。
なぜ、そんなに急いでやってきてくれるのかといえば。母猫は産んだばかりだけれど、オス猫によってレイプ同然で首を噛まれながら交尾させられ、またすぐに妊娠する可能性があるのだと(驚愕)。それは母体にものすごい負荷をかけるのだと、、、。だいいち、またこうやって罪のない子猫が生まれる、、、、。
母猫はもうオス猫に狙われているフシがある。
保護猫活動チームによって、明日作戦は決行されることになった。実は昨日は2匹しか会えなかったのだ。すでに1匹減っている可能性もないわけじゃない。
ここは志のプロフェッショナルにお任せしよう。オレたちはこんな活動をしている人たちがいることを伝えよう。音楽で協力できることがあるなら、なんでもやらせてもらおう。
そう話しながら帰ってきた。
自分のことしか考えないのも、命を第一に考えるのも、どちらもニンゲン。
ならば、自分はどう生きるべきなのか。あの子猫と母猫と愛ある人たちに深く教えられたのだった。
山田くん、ありがとう!
山口さん、こんばんは。
明日の捕獲、無事に成功するよう、心から願っています。捕獲も根気の要る作業ですよね。
うちも、今、通って来てくれる茶白の男の子を保護して貰った時、地元の保護団体にお願いしました。活動チームの皆さん(ボランティアなんですよね)には本当に頭が下がります。
茶白の男の子を保護してもらっても以来、私も、額は少ないですが団体への毎月の寄付、団体のクラファンに協力しています。
茶白の子は、次の休みにワクチン接種してきます。私たちが在宅しているとき、部屋に上がって涼みたいならそうできるように、私にできることをしていきます。保護団体のかたに守って貰い、地域猫として引き継いだ命です。
お母さん猫と子どもたち、今日まで本当に頑張って生きてきました。お母さん猫だって、元は飼い猫だったのだろうし、人間に捨てられても、何を文句を言う訳でもなく、恨む訳でもなく。安全なおうちに移れるまでの今夜ひと晩、お母さん猫と子どもたち、どうか無事でいてね。
保護猫活動チームの皆様 山田様 洋さん ご苦労様です。感謝いたします。
私の姉(私を含め父以外は猫好きです)は野良猫を捕獲しては去勢手術しています。
(団体とかではなく個人で) 地域/家族を含めそのためどのくらいの軋轢があるのかも多少は心得ています。
猫ちゃん/里親となられる方の幸福を切に願います。
僕も家を開ける事が多くてペットを飼いたくても飼えない。やはり責任を持ってちゃんと生命に向き合わないとね。
さすが山口さん。