day#006

7月12日 金曜日 晴れ 千歳市へ

函館のホテル浜ちゃんで死んだように寝る。

でも浜ちゃんちは農家なので、朝4時にはもう誰もいなくなる。おかんは82歳なのに、1日じゅう畑にいるのである。脅威的ですらある。まじリスペクト。

畑で採れた野菜がそのまま朝の食卓に並んでるのって、すごいことなんである。ここでは当たり前でも、わたくす的にはまったく当たり前じゃない。

寝過ごしたわたすのために、朝ごはんが用意されている。インスタを見た人は「ここはどこ?」と思うだろうけど、函館である。笑。決してスコットランドやアイルランドではない。

ところで、朝から浜ちゃんが慌ただしい。プロだというのに上半身裸で草刈りをして、チャドクガにやられたらしい。野生の虫は凄まじい。チャドクガ、調べてみたら恐ろしい虫なんである。あとで聞いたら、オレが収穫したブルーベリー畑にいるらしい。なのに、オレは半袖半ズボンで収穫に夢中。頼むよ!教えてよ!オレ、素人なんだから。笑。

浜ちゃんのチャドクガのやられ方が半端ないので、病院に行っていただいて、浜ちゃんのJEEPで送ってもらうはずの千歳への道はオレが運転することにする。それゆえ、インスタの写真、少なくてごめん。

函館から千歳への道は何度も走ったことがある。遠くてほとんど退屈だから、浜ちゃんにお願いして、高速には一切乗らず、下道をトコトコ走ることにする。

これがね、素晴らしかった。わたすが日頃から求めてる道はこういう道です。洞爺湖から支笏湖にぬけて、トコトコ2匹で走る。写真で伝えられなくて残念。

千歳に着いて、浜ちゃんとジンギスカン。そのあとバーに行ったんだけど、そこにいた23歳の彫り師のバイトの子が素晴らしくてね。目に光のある若者に会えて嬉しかった。はい。もちろん親御さんは年下でした。なので、擬似の父ちゃんたちとしては一杯ごちそうしておきました。

相変わらず、濃厚な旅を続けています。

今日は由仁町にあるトルコ料理屋さんでライヴなんです。わたくす事前の情報をあまり入れないようにしてるんです。先入観を持ちたくないからです。由仁町、初めてです。お店も初めてです。ライヴやる!って手を挙げてくれたんだそうです。嬉しいっすね!

どきどきしつつ、愉しみにしています。今日は浜ちゃんに加えて、札幌からケンちゃんが援軍に加わります。由仁町と札幌は函館からKも助けに来てくれるそうです。

オレはともだちに恵まれてるなぁ。

ついしん

輪島で出会った輪島塗の職人、鬼平さんが以下の番組に出演されます。わたすも見ます。みなさんも是非!

【Eテレ】日曜美術館「工芸王国・石川に生きる」
7月14日(日)20:00~20:45

鬼平さんのことはこちらに。

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day#006 への4件のコメント

  1. LARGO より:

    北海道を目の前にしてバイクをおいて津軽海峡を渡ることはライダーにとって大変な悲劇だったと思いますが、きっと道内のライブに臨むコンディションのためだったのでしょう。そんな気持ちも受け止めながら、久しぶりに観る今夜のライブを、本当に楽しみにしています。会場まで300キロの道のりも、サンバーで走りながらもうすぐ半分。聴きたい曲が山ほどありますが山口さんの曲ならなんでもいいです。たくさんたくさん聴かせてください!

  2. 山口洋 より:

    300キロをサンバーで?ワオ!まじか。ありがとう。よし、今日は君を中心にやる(ウソ)。遠くからありがとう。楽しんでね!!

  3. ながのしのしろし。 より:

    私の地元でも数年前チャドクガの幼虫が異常発生し被害に遭いました。居なくなった頃トラックの下に潜ってオイル交換やらグリスアップしたのですが、死んで干からびて舞った毛でもダメだそうですね。

  4. りゅういち(59) より:

    インスタ、拝見させていただいております。由仁町って、初めて聞く地名。Google mapで探しました。結果、やっぱり山口洋はカッケーなって確信しました。どこまでも歌を届けに行く。そしてオーディエンスは、どこまでも受取りに行く。山口洋&洋フリークは、やっぱりカッケーですね。9月8日、福岡LIV LABO、チケット確保しました。勝手にリクエストします。やっぱり「 still burning」。でも何より大事なのは、洋さんのliveに立ち会うこと。行きますけん、よろすくです。

りゅういち(59) への返信 コメントをキャンセル

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