3月17日 火曜日 曇り
彼女は初めて国内で共演させてもらったアイリッシュの偉大なシンガーでした。
95年だったかな。やる曲、全部完璧に身体に入れて、どりゃーとアドレナリン全開で初日は素晴らしい演奏。そして二日目はトラップにかけられて地獄に堕ちるという実にアイリッシュな歓迎。笑。
深い哀しみをたたえた歌でね。オレの中ではヴァン・モリソン級の人だった。でっかい身体だけど、傷つきやすくて脆くて、それがまた歌に表れていて、アイロニックなんだけど、とっても好きだった。人間くさくて。
この20年くらい。声が不調だって聞いてずっと心配してたんです。もうあの声は聞けないのかって。
六本木の交差点でさば折りみたいに抱きしめられたり、ヒロシをスーツケースに入れてアイルランドに持って帰ると言われたり、ヒースロー空港のアナウンスで呼び出されて、この小さな町に来なさい。コンサートやってるからって。嵐の中、なんとか駆けつけたらコンサートは中止。理由は悪天候。さすがにそれはないじゃんって伝えたら、ながーい謝罪の手紙をくれたり。
知らない人はぜひ、聞いてみて。この歌の通りの人だよ。
このアルバム特別に好きだった。記憶が正しければ日本盤のライナーを書かせてもらったと思う。もちろんディダナンのときも素晴らしいんだけど、トラッドを歌ってる作品の中じゃ、これが一番好き。
このふたりと一緒に演奏させてもらったなんて、ほんとうに得難い経験だよね。二人で歌ってるのはあの曲です。
ドロレス、安らかに。ほんとうにありがとう。
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たいせつなお知らせです。延期になった3/21の福岡公演のチケット払い戻し方法、本日20時にうちのサイトにアップされます。複雑なので、間違いのないようblogには書きません。お手数をかけますが、そちらを参照して手続きしてください。
その3/21には僕が福岡に帰って、新しいアルバムの曲を全曲演奏する予定です。チケットを持っている方は誰でも無料で参加できます。ぜひ。この模様はインスタライヴで中継予定です。
ドロレスさんは、山口さんがライブのMCで紹介いただいたのをきっかけで、聴き始めました。Caledonia という曲がすごく好きで、今でも聴きます。ライブで一度聴いてみたかったです。来日時にライブ行けなかったのが心残りです。
全曲!?
お金払いたいっ!!