意義ある悲劇の連続

12月5日　水曜日　曇り　

　更新、滞ってすいません。深く思考の海に沈んでました。もうすぐ水面に顔を出す予定です。

　詩の断片を記録しているノートがあります。そこに

　「LIFEは意義ある悲劇の連続だ」。

　と書かれていました。頭に浮かんだ言葉なのか、何処かで見かけたのか不明ですが、妙に説得力がありました。確かに、と。

　私的なことですが、僕が18のとき、父親を交通事故で亡くしました。彼はある日とつぜん居なくなりました。僕と彼は言葉を交わさなくても理解しあっていました。死んだ、その後も、今も、です。

　49歳で死んだ彼の年齢に今月僕は達することになります。あの日から、それがひとつの目標でした。何はともあれ、その日までは生き延びること。ニンゲンとして、総合的に彼を超えること。どうにか達成できそうです。

　先日、ある事がきっかけで、僕のLIFEのチャプター2が確実に終わったのを知りました。いったいいくつのチャプターがあるのか、僕にも不明ですが、これからチャプター3に向けて、自分の全エナジーを注ぐつもりでいます。何に注ぐのかって、それは気恥ずかしいので書きません。少なくとも、自分が生きたことで、少しでも世界が良くなることを願っています。まぁ、そんなことです。

　今月の23日。相馬市で子供たちとの音楽祭を催します。何で子供を育てたこともない僕が関わるかって？それは子供が未来そのものだと思うからです。そして、それを相馬の人たちが強く望んでいたからです。確かに、ほんとうに大変な道のりではありましたが、僕らがメゲている場合ではありません。

　当日は相馬の子供たち1307人とアルバムを作り上げた堀下さゆりが子供たちと共演します。いろいろと考えたのですが、HEATWAVEは「大人の本気」を担当します。僕らがガキの頃、初めてロックバンドを観たときの衝撃を伝えようと思います。なので、僕らは子供に媚びません。LIFEは自分の力で切り拓くものだってことが伝われば本望です。そして僕の友人である「集英社・スペシャルプレゼンター「謎の海賊一味」が来てくれます。

　NTT福島の協力で、ネットでLIVE中継されることになりました。是非、皆さんの力を送ってください。詳細は追ってお伝えします。

　堀下が開催への想いを語っています。
http://www.ntt-fukushima.com/fukkou/index.html

　どうぞ、よろしく。