徹頭徹尾、ルールは自分

3月4日 月曜日 晴れ 

 健全なHWファンのみなさん。PAUL BRADYは間違いなく素晴らしいけど、3/6のHW SESSION第一回も是非、来てね。明日は今年初めてバンド全員が揃ってリハーサルをするのだけれど、どうなるのか僕もまったく分からないのだよ。 

 あんまり説明したくないけど、通常のツアーやライヴと違って、僕らはセッションをしながら音楽の可能性を探っている。オーディエンスは仕事帰りに食事しながら、それを楽しんでいるっつー、ある種音楽のあるべき姿にしたいと思っておるのです。

 そんなこんなで、頭の中にはたくさんの音楽が渦巻いていて、ちょっとばかしオーバーヒート気味です。重なるときは重なるっつーか。そんな感じなのに、昨日から読み始めたニール・ヤングの本が面白すぎて、時間がないので、信号待ちとか、歩きながら読んでます。ミュージシャンが書いた本としては僕の中でマイルスを超えたかも。興味のある人は是非。徹頭徹尾ルールは自分。清々しいくらい、自分が思った方に突き進む。本日、僕の心を鷲掴みにした一節を。一人でも多くの人に手にして欲しいので、勝手に引用します。

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 「旅先では、うまく行かなくなることが山ほどある。病気になってもプレイはするが、観客はこっちがなまってきたと思うだろう。小屋が半分しか埋まっていないと、客は参加意識が持てなくなる。クルーの質が悪いと、音がまともに響かない。最高の機材を持っていないと、ショウのサウンドにムラが出てしまう。かりに評価されていても、いつ覆るかわからない。われを忘れてしまうとYouTubeにアップされる。ずっと冷静でいてもYouTubeにアップされる。準備不足のまま新しいことをやったり、昔からやっていることをしくじったりするとYouTubeにさらされる。ハーモニカを吹いている途中に鼻水が垂れ、ハーモニカホルダーを伝ってTシャツにずるずる流れていったりすると、YouTubeにさらされる。なにかバカなことを口にすると,,,,,,,,,」。

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 励まされるなー、この文章。NEIL YOUNG自伝は二巻に分かれておるのだが、一巻の最初を読んだだけで、二巻をぽちって買ってしまったよ。

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徹頭徹尾、ルールは自分 への1件のコメント

  1. Froggy II より:

    ニール・ヤングの一節に吹いちゃいました。人間してるなあ。なんかホッとします。孤独の旅路・・・すごくjuicyな感じ。本読みながら歩いて、激突した電柱に「すみません!」とか言わないで下さいね。ただの変な人になっちゃうから(←実践者より)どうかお気をつけて・・・

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