月別アーカイブ: 1月 2013

マーチン・ルーサー・キングの祝日

1月20日 日曜日 晴れ    

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鼻の頭が

1月19日 土曜日 晴れ    

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女体を優しく滑る

1月18日 金曜日 晴れ 今さらこんなに真剣に取り組んだところで、プロ・スキーヤーになれないことくらい分かってはいる。でも、好きなことは好きで、始めたら止まらないのは性。49歳だから伸びしろはないって、そんなことはないのよ、あなた。3歩進んで2歩下がる。そんな感じではあるけれど、出来なかったことが確実にできるようになっていく。一日の始めと終わりでは、課題を持って取り組めば、確実に前進してる。 今日のテーマは某人が教えてくれた「巨大なコブとは闘うな、過度にエッジを入れるな! 女性だと思って女体の曲線を利用させてもらって優しく滑れ!」だったのだけれど、巨大で無茶苦茶なコブがだんだんほんとうに女性に見えてくる。ナメたら怪我すると思うけど。 滑り降りて、再び登っていく時間はレコーディングで云うところの「テープのリワインド(巻き戻し)」の時間に似てる。今はもはやコンピュータだから、そんな時間もないのだけれど。僕は誰にも習っていないので、登っている間、僕より上手い人を食い入るように見つめる。学ぶことは沢山ある。 崖だったり、エクストリームだったり。今年はちゃんと納得できる結果を出したい。だから、今は無謀なことをやるのではなく、足りない技術を習得する。昼間「無」になると、晩飯を喰った頃には音楽になってフィードバックされる。そんな日々です。

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18年

1月17日 木曜日 晴れ あれから18年、か。 もう書いてもいいだろう。阪神淡路の震災のあと、僕は神戸に行った。身内を救出するためだ。そこで僕が目にし、そして感じたことは、マスコミの報道とはまるで違っていた。報道には主観がつきものだが、ここまでとは思わなかった。そして、僕が感じたこともまた、主観そのものなのだ。以来、僕は報道を鵜呑みにしたことはない。自分の目で観たものしか信じない。今もその気持ちは変わらない。 「満月の夕」は中川敬と僕の立場の違いから書かれた。善し悪しではない。この二つのバージョンから、何かを感じてくれれば、それでいい。 先日の相馬での音楽祭。その模様がテレビで放映された。予想通りの内容だった。ここでモノ申すことに意味はない。ただ、はっきりと伝えておきたいのは、僕らは相馬に子供たちが住むことを積極的に応援している訳じゃない。それは出来ない。そして、やむを得ない事情で、あるいは家族の苦渋の決断として、住むことを選んだ人たちを非難する権利なんてどこにもない。「SMILE TOGETHER」と云う音楽祭のタイトルに合意したのは「笑えない」現状があるからだ。僕らは子供たちが人前で歌うことで、大人が本気で生きる姿を見せることで、自分のLIFEは自分で切り拓くものだってことを、伝えようと努力した。そのことに意味があったかどうか、今は分からないけれど。 僕らは過去の失敗から、そして18年前の震災から、いったい何を学んだのだろう?僕はそれを山の中で考えている。

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晴れたぜ !!!!!

1月16日 水曜日 晴れ 晴れた。あったかい。山の祝福。云うことなし。来週は崖に行けるといいなぁ。 ヘロヘロだけど、美味しいご飯食べて、曲書くぜ。  

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さよならだけが人生だ

1月15日 火曜日 雪 ブルース・コバーンの音楽は雪景色によく似合う。 ここコロラドはアメリカの中でも銃の保有台数が多いらしい。あのコロンバインがあるのもコロラド。 混乱する。 だって、この家には鍵すらかかっていないし、家人も村人もみんな親切。アンタッチャブルな話題だと思うから、敢えて尋ねないけれど、この家にも「それ」はあるのかもしれない。 さっき、洗剤を買うため、バスに乗った。ドライバーは女性で、乗客は僕ひとり。いわく「せっかく来たなら、10マイル先の〇○って町に行きなさい。そのバスが出る場所まで乗せていってあげるから。ここは物価が高いのよ、買っちゃダメよ、わかった?」。彼女の云うことをきかず、近所の店で洗剤を買って、バスを待つのが面倒なので、雪道を歩いて帰っていたら、バスが止まった。さっきのドライバーだ。 「あなた、雪道を歩いちゃダメよ。スリップした車にはねられるから。さ、乗りなさい」。「あなた日本人?私の息子はね、沖縄に居るの。軍人なのよ。日本で息子がお世話になってるから、気にしなくていいわ。送ってあげる」。ふーむ。平和なのか不穏なのか、誰が誰にお世話して、お世話になってんだか、再び混乱。確かに、彼女が心優しい人だったことは間違いない。でもね。沖縄が払ったツケを僕が親切って形で受けとるのは釈然としないんだよ。 僕の知らないところで、目先の景気ばかりに気を取られて、誰かの号令でお札が大量に刷られ、国債がどんどん発行され、為替は変動し、株価が上がる。きっと夏の参議院選挙までの餌に違いないのに。そんなことに一喜一憂したくない。もっと大切なことがある。あるんだよ、オレには。それを探しにここに来た。 「さよならだけが人生だ」。真理だと思う。 今日は寒さから逃げた。身体が持たない。新しい音楽を書いた。違和感が飽和状態に達すると、音楽や詩になって僕から出てくる。これを書いたら人はどう思うだろう、なんてことはもう考えない。僕は自分の思ったようにしか生きられない。 もう自分探しをしてるトシじゃない。今までじゅうぶんに探してきたよ。見つからないけど。でも、世界とコミットする方法。それを探してはいる。

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遺伝する記憶

1月14日 月曜日 雪 いつも転がり込んでいるコンドミニアムから、一般の家庭に引っ越した。あやうく宿無しになるところだったのを、救ってもらった感じか。 普段一人で暮らしているので、寝ていると猫がベッドにやってくる、とか、階上で誰かの声がする、とか、家族の息吹を感じるのが、実に久しい。 この村に居る数少ない日本人、陶芸家のNさんにお呼ばれして、山中とは思えない晩飯をごちそうになった。氏は食材を日本から持ち込んでいらっしゃる。ダシとか、醤油とか、エトセトラ。食卓にならんだ「しらすおろし」がキャビアに見えたぜ。大泣。 それにしてもマイナス27度ってのは、心が折れる寒さだ。立ち向かう意欲ってものを完全に折られる。ブーツを完全に乾かしていなかったりすることが、標高の高い場所では致命傷になる。 そんな日々の中で、ずっと頭の中では音楽が響いていた。明日までこの寒波は続くらしいから、ようやくギターを握ってみようと思う。 閑話休題。 何度かblogに書いたけど、僕にギターを教えてくれた親友は画家だ。「お前もこういう時代なんだからさ、個展をやるだけじゃなくて、ウェブサイトくらい作ったらどうなん?」という僕の問いかけに5年越しくらいに応えてくれた。「経歴」ってところに僕のことが書いてある。 奴と僕はかれこれ36年くらいの付き合いになるが、互いの作品を通じて、お互いを知る日々が続いている。何故描くのか、とか歌うのか、あるいは前述のNさんのように陶器を作るのか?そんなことを語ったりしないけれど、ほぼ同じ何かが通底していると思う。是非、訪れてみてください。 http://saburomukai.com/ 奴の文章を読んでいて、思い出したことがある。母の死後、僕はいろんなことを整理するために、一度も行ったことがない母が幼少期を過ごした町を訪ねた。古い小さな町は、何となく見覚えがあった。路地を歩いていると、そこの角を曲がると水車があるはずだ、と感じた。果たして、曲がってみるとそこには本当に古い水車があるのだった。憶測に過ぎないけれど、記憶は遺伝する。そんなに悪いことじゃない。

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Where are we now?

1月13日 日曜日 雪 離れてみなければ分からないことがある。その間、収入がなかろうが何だろうが、僕は自由に生きるし、エスケイプもする。渦中にいると、分からなくなる。ほんとうに必要なもの、そうではないもの、ゆっくりと、くっきりと見えてくる。白い世界の中で。 ウイルコ・ジョンソン。僕のギターにガッツを与えてくれた師。末期膵臓癌を公表し、化学延命治療を拒否し、残された時間に全力を尽くすことを望んだ。来日公演の売り上げはすべて、福島と東北のために。京都では自らチケットを買って、演奏したと聞いた。 僕の母親は同じ病気で死んだ。癌の中でも疼痛はいちばん酷い。観ていられないくらいに。それでも日本や世界で演奏し、レコーディングすることを彼は望んだ。 ウイルコ。ほんとうにありがとう。あなたのギターが弾きたくて、指から血を出しながら練習したよ。あなたが教えてくれたことは、ずっと僕の胸の中にある。Life goes on! あなたの日々がより素晴らしいものでありますように。  

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心身ともに洗濯中

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寒さの検証

1月12日 土曜日 雪 僕は寒がりではないと思う。でも、昨日の寒さはトラウマになるくらいのものだった。未だに顔と指がヘンだし、対策を考えないと身の危険も感じる。滑落じゃなくて、凍死かよ、みたいな。だから、一体何度だったのか調べた。こっちは華氏なので、摂氏に変換すると、最低気温がマイナス26度、最高気温がマイナス13度。これは村の中心の気温だからして、4000メートル近くまで登ると、常にマイナス20度は超えてたってことで、強力な風に吹かれてるときは体感気温はマイナス30度を超えてるんだと思う。 教訓その1 寒さには抗うな。 今日は昨日を上回る寒さだそうで(大泣)、もう無理はしません。ここには4つ山があるのだけれど、標高の低いところに行こうか、と巨大なぬくぬくベッドの中で考え中。  

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