月別アーカイブ: 2月 2023

こころの声に従うこと

2月5日 日曜日 晴れ   自然の中にいました。とっても寒いところです。少しづつ体を動かして、なるだけ美味しいものを食べて、温泉に入って(これって地球のエネルギーそのものだから)、ネットから距離を置いて、こころの声に従ってみました。  ある日、宿に帰ってきてビールを飲んだ瞬間。「治った」って。苦笑。ほぼひとつき。ほんとにしつこくて、2023年、出足からコケたけど、これもまた人生。  ひなびたにもほどがある温泉街の唯一の問題は、美味しいご飯を食べるのが難しいこと。一軒だけ名店があるのは知ってたんだけど、コでずっと閉まってた。そこがついに復活して、喜びとともに入店。でてきた料理に醤油をかけて、気づいた。シェフは福岡の人だって。聞いてみたなら、ビンゴ!なんだか、こんな山の中で素晴らしい仕事をしている同郷人に会えて、ほんとうに嬉しかったっす。

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Born to die

2月3日 金曜日 晴れ   都会の喧騒から離れ、たぶん数百年前から変わっていないひなびたにもほどがある温泉街に泊まり、体力が弱ってるから、通常の5分の1くらいだけど美しい雪山を滑ってみる。  自分の直感通り、コの後遺症はほぼ消えた。ようやく浮上のきっかけをつかめた2023年。苦笑。  Born to die。  貧乏人も金持ちも、等しく誰もが一度だけ経験すること。誰もが逃れられることなく、いつか自分にその順番が回ってくるだけのこと。  そのとき、ジタバタしないために先人たちが身をもって教えてくれてるんだと思う。

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in the days before Rock’n Roll

2月2日 木曜日 雪 スノーモンキーと呼ばれる、温泉を好む猿たちが生息する場所で湯治中。猿が浸かるなら、オレも浸かる。だって動物だもの。きっと良くなる。根拠はないけど。 そこに届いた訃報。 その偉大な人と、50年以上に渡って共に音を奏でた仲間からもたらされた知らせは、衝撃が大きすぎて、現実感がなかった。 その昔。ラジオから流れてくるローリング・ストーンズにノックアウトされたとき。その人たちは福岡でのちに伝説になるバンドをやっていた。荒野だったと思う。前例がないんだから。この町にロックなんかなかったんだから。でも、パイオニアである彼らのおかげで、オレの世代はロックンロールのみならず、本物のルーツミュージックを若いうちに聞くことができた。彼らの親友が偉大なレコード屋を創ってくれたから。荒野に道を創ってくれた恩義。多感な時期に本物に触れること。今でも立っていられるのは、そのおかげに他ならない。これほど恵まれた町は知る限り、福岡しかないし、その時聞いた音は今や血となって自分の中に確実に流れている。 70年代の終わり。オレは高校生だったか。彼はNHK-FMに出演して、以下の曲をかけてくれた。 1. Richard Hell & Voidoids – You Gotta Move 2. Iggy Pop – New Values 3. Dr.Feelgood – She Does It Right 4. Elvis Costello – I Don’t Want To Go To Chelsea 「完璧」すぎるラインアップ、なんというセンスの良さ。オレは録音したテープをほんとうに擦り切れるまで聞いた。これらの曲を続けて聞いてごらん。すごいよ。彼はこう言ってた。「上手い下手だけで、ギタリストの好き嫌いを決めるような人は。そもそもロックなんて聴かん方がいい」と。 … 続きを読む

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