日別アーカイブ: 2025年12月25日

Mr.OUTSIDE #004、Seize the Day

12月25日 木曜日 曇り 明日、みんなの手にアルバムが届くかと思うと、ほんとうに嬉しいです。2025年は全力で走る、と決めて、本気で全力で走ってきました。最後になって、息切れしたけれど、形にしてオーディエンスに届けるというのが最大の目的だったからして、明日は望む人たち全員にサインをして、実際に手渡して、2025年を締め括りたいと思います。 いわゆるプロモーションの時期なんだけれど、前にも増して正解がないのです。なので、受け取ってぐっと来たら、身近な人に伝えてくれると嬉しいです。昨日、古市コータローくんから、「ストーンズのエモーショナル・レスキューを2025年に聴いてるみたいだ」と最大のお言葉をいただいて、とっても励まされました。人力グルーヴ、ベースレスゆえのボトムの太さ、なによりもアナログ感、パッケージの未来感、受け継がれるもの、エトセトラ。受け取ってくれたら嬉しいです。 HWは一切のクリックとシンセサイザーの使用、コピー&ペースト、リズムとピッチの修正をやっていません。すべて人力によるものです。 昨日、久しぶりに悪友で同級生でもある「ミスターアウトサイド」の書籍編集者とやりとりしました。彼と長谷川さんとはことあるたびに、新宿の安酒場で身体が裏返るくらい飲んでました。食事も摂らずに。笑。じゃあねって、彼らが視界から消えたらぶっ倒れるみたいな、若気の飲み方。 「ミスターアウトサイド」って長谷川さんの発案だと思ってたんです。ところが、違った。編集者の彼がブルース・スプリングスティーンの未発表曲から思いついて提案したのだと。え!そうだったの!と34年後に知る事実。直後に佐野元春さんが同名の曲をリリースされ、僕らのアルバムが明日、みんなに手渡される、と。ちょっと感慨深い。そうだったのかー!!! 「ミスターアウトサイド」は80年代の後半に出版されたビル・フラナガンの「ロックの創造者たち」って名著の日本版みたいな本なんです。「ロックの創造者たち」もとうに絶版だと思うけれど、28人のソングライターにソングライティングについて深堀りしたインタビュー本で、超絶面白いんです。もう中古でしか手に入らないと思うけれど、歌を書く人は「ミスターアウトサイド」と合わせてぜひぜひ読んでください。 僕が「柱」をリリースしたとき、世界は変えられると勘違いしてたんです。でも、びっくりするくらい反響がなく、6000枚しか売れなかった。そんなとき、長谷川さん、ただひとり、その年のベストアルバムに選んでくれました。ミュージックマガジンだったかな。とっても励まされました。ちゃんと受け取ってくれている人がいるんだって。 長谷川さん。ありがとう。ようやく、明日、みんなに届けられるよ。あなたの歌。長かったね。諦めなくてよかった。 書籍編集者と、もう飲みにいくこともないけれど、池袋あたりで美味しい鮨とかどうかな?日本酒ちびっと飲みながら。元気でいてくれよな。俺もまだやりたいことやまほどあるからさ。   ————— 3曲目。Seize the Day。 いつだって、未来を創る唯一の方法は、目の前にある今を全力で生きるだけ。だから、短い、駆け抜ける曲にしたかった。 でも、ずっとメロディーの伏線があるって感じていて、それがなにかわからなかったんだけれど。古いトラッドなのかも、と。昨日、はっと気づいたんです。長谷川さんが亡くなったとき、彼の部屋で流れていたあの曲だって。ちょっと鳥肌が立つような気づきでした。 ————— 明日、お渡しするはずだった植物の件ですが、車両の都合で会場まで運搬できなくなりました。今回のはデカいんです。すいません!また機会をあらためて!

カテゴリー: 未分類 | タグ: | 5件のコメント