日別アーカイブ: 2025年12月31日

Mr.OUTSIDE #005、ディスタンス

12月31日 水曜日 晴れ 1ミリの後悔もなく2025年を終えられることに感謝しています。2025年は全力で走るのだ、と決めて最後にちょっとだけ息切れしたけど、グンと前に進んだ気がしています。いろんな意味で。老成する、とか、ゆっくり過ごす、とか。そういう種類の生き物ではなかったってことを実感しています。 旅路の中で強く感じたことを2025年最後のblogに記しておきます。   人は誰だって、誰かの希望になれる。 望んでなれるものじゃないけど、たしかにそういうことはある。 そのことをもう一度考えてみてくれたら嬉しいです。 誰かが誰かの希望になって、支えあうこと。 それは金や名誉より遥かにたいせつなことだと思うし 互いの人生はより実り豊かなものになると思う。   アルバム4曲目、ディスタンス。 これはコと別離がもたらしてくれたもの。「かけがえがないからこそ 離れていなくては」。この一行を書けただけでも、アルバムを出してよかったと思う。コって果たしてなんだったのか?究明されることもなく、世界はどんどんそのことを忘れて進んでいく。それもまた、たまらなく気持ち悪かったのだけれど、一矢を報いたいと思ったときに、怒りをそのまま表現したくなかったから、とっても難しかった。自分の脳みそを通過している以上、豊かな表現にしたかったし。 もともと書いたときはとてもゆっくりした曲だった。それゆえ、スローバージョンも実は完成している。それをプリテンダーズだな、と言ったのは魚ちゃんで。毎回、彼の感受性にはびっくりするけれど、左手でそのようなベースラインを弾いてくれた。おかげで僕の頭の中にはプリテンダーズがキンクスをカヴァーしているイメージ(実際にそんな曲はある)が湧いてきたので、12弦や、おかんのストラトを使って表現した。ドラムはいい音で録れていたものを敢えてEQで痩せた音に削った。なんでもかんでも太ければいいってものでもない。 僕とあなたの間の絶妙な距離。あなたと世界の間の微妙な距離。誰かと世界の絶望的な距離。エトセトラ。ディスタンスはいつだって難しい。 もう一点だけ。メディアやSNSによって、日本人から「間」がどんどん失われていってると思います。矢継ぎ早に自分の言いたいことを言うのではなく、「間」で語ることもできるんです。句読点、だいじ。個人的にそこに気をつけたいと思っています。   2025年、みんなのサポートにこころから感謝します。ほんとうにありがとう。良いお年を迎えてください。

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