心を耕す

2月11日　水曜日　雪

そういえば、この山のピーク、約4000メートルでとある声を聞いて、タバコを止めてから、今日で丸2年。ありとあらゆる禁煙方法を試したあげく、結局止めることができなかったのに、どうして突然止められたのか、未だに良く分かりません。そんでもって、今回は酒を必要としていない（まだ飲んでいない）のです。まったく山にはどんな力があるんだか。何にせよ、声を大にして云いたいのは、私が止められるってことはどんな人だって可能だってことです。

そうそう。山と話しました。大事なことは全部、お前の名前の中にあるだろって。云われた、気が、、、、します。そっかー、名前の中に山と海がある。だから両方好きなのか。

mountain 山
mouth 口 kisses
ocean 洋

ミッション、でかいすね。笑。

はてさて。わたくしのスノーボードは、この国で9段階あるレベルの6に達しているんだそうですが、本人にまったくそんな自覚はなく、午前中、飛び出してきたアホスキーヤーを避けて、久しぶりに目の覚めるような逆エッジで吹っ飛び、首の骨が折れたか、脳震盪かってくらいの衝撃を味わいました。この手の激しいやつを喰らうと、10分くらいは気持ちが折れます。そこから立ち直って、今度はコブに吹っ飛ばされ続け、殆どムチウチ。笑。あまりに回数が重なってくると、逆に燃えてくる。メラメラメラメラメラメラーーッ。好きなだけ吹っ飛ばしてもらって、コブとともだちになってやる。

まったくわたくしは50歳を過ぎて、何に燃えているのやら。でも、どんな最悪の一日にもきっと意味はあるようで。雪が降ってきたのです。わたくしはスノーボードを始めて、初めてのパウダーを経験したのでございます。おーーーーーーーーっ。スノーボードだとこんな感じなのね。こりゃあ、止められないね。

山の食事事情についてはそのうちお伝えするかもですが、とにかく沸点が低いのです。何を作ってもマズい。しかーし、そんなことでは根を上げない。じぇったいに、美味しいもの喰ってやる。がるる。今日は約3時間くらいかけて、玄米を炊いております。ではキッチンに戻ります。山から夕食ばんざいでした。スタジオにお返しします。

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僕にあっては飛行機は自分を創り上げる手段だ。
農夫が鋤（すき）を用いて田畑を耕すように、僕は飛行機を用いて自分を耕すのだ。

by サン・テグジュベリ

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わたくしも山で心を耕してる「感」とてもあります。

good friends we have

and good friends we have lost / この山で亡くなった人たちです。

みなさん、お待ちかね、だよね？ちょっとだけだよ。