1月22日 金曜日 晴れ
筋肉痛が全身を2周くらいした感じです。そろそろ休まないと、身体が壊れそうです。残念ながら、年齢には抗えません。年々劣化していくものをどうすることもできず、できることは、そのスピードを緩めることだけ。こうやって、人はいろんなことを受け入れていくんだろうなぁ。嗚呼。
遠くからダイナマイトの音が聞こえてきます。スキー・パトロールが人工的に雪崩を起こして、事故を未然に防いでいるのです。人々のために、こういう危険な仕事に従事している人を尊敬します。僕もかくありたい。
崖から眼下を見渡していたとき。
ふと湧いてきた感情があります。憎しみ、妬み、恨み、エトセトラ。すべての負の感情を乗り越えたくて、ここに立っているんだ、と。走ることはこれらの感情をアースしてくれます。偉大な雪山はアースと云うより、リリースしてくれます。この山に来させてもらうようになって、もう6年。それらから解放されていくのが分かります。どんな目に遭っても、誰かを憎むことはもうありません。経験に感謝こそすれ。そして、情熱は確かに燃えていきます。静かに、強く。相変わらず、僕は欠点だらけの人間だけど、生きている以上は、人間として筋を通したいと思うのです。誰かと比較することなく。自分なりの方法で。
ついしん
モット・ザ・フープルのドラマー、Dale ‘Buffin’ Griffinさんが67歳で亡くなりました。2016年は何というか、さよならばっかりで言葉が見つかりません。
知っている人も多いと思うけど、1996年から2000年にかけて、モットの鍵盤奏者、モーガン・フィッシャーがHWを支えてくれました。彼の導きでモットの名曲「Ballad Of Mott The Hoople」を1996年にカヴァーしました。僕が訳したのだけれど、そこに「バフィンは夢を失い」という一行があります。バンドの浮き沈みを知っている者にとっては、たまらない曲です。このヴァージョンをイアン・ハンターが聴いてくれ、「ヒロシは音楽が何か分かっている、ありがとう」とメッセージをもらったときは、バンドマンとして認めてもらったような気がして、嬉しかったです。
モットが沈没しかかっているとき、デヴィット・ボウイが「All the Young Dudes」を書いて、モットを復活させました。その曲でもギターを弾かせてもらいました。たいせつなフレーズだから、ミック・ロンソンのフレーズ、そのままに。
「ロックンロールは人生に破れた者のゲームじゃない」。バフィンさんを追悼し、彼のLIFEを祝福して、「Ballad Of Mott The Hoople」をお届けします。バフィンさん、ありがとう。ロックン・ロール !
聴けると思って曲名にポインタを置いちゃいました(笑)
とりあえず自分で検索して聴いてみます。
モット、イアン・ハンターの曲に何度助けられたか・・・。有難うです。
比較は暴力であり、恐怖を生む。クリシュナムルティが言ってましたね。
自分も劣化に抗いつつ、受け入れます。
月に吠えるライブツアーでモーガンフィッシャーさんの勇姿を拝見しました。もう18年ぐらいたつんですね。伴さん、山川さんのグルーヴも懐かしい。
モット・ザ・フープルのカバーをされてたんですね、知りませでした。ロックンロールは人生に敗れた者のゲームじゃない。その通りですね。もちろん勝者のためのゲームでもありません。自分自信、自分らしくあるためにロックンロールはあるんです。
あまりにも素晴らしいので、CDで出して欲しいくらいです。
ご無理なさらないように休息して下さい。
そいつは君を必ず虜にする
すばらしい!ぜひアルバムに加えてほしいものです!!
>のりさん
リンク先のリンク先で聴けないでしょうか?
システムによっては聴けないのかなあ。当方、Mac10.8です。
山口さんのカヴァーなので、検索では出てこないのかも、、
あ。失礼しましたm(_ _)m きっとこれはトリビュートに収録の曲ですね。入手せぬば^^
原曲を聴きました。
が、リンク貼ってくれたんですね!
山口さんのカヴァーを聴いた後にもう一度原曲を聴いてみようと思います。
>sawさん
有難うございます。
聴けそうです^^
このカバーを聞きたくてアルバム買って
売れないアルバムとして持ってます。
訳詞がまた素晴らしくて胸がジンとします。
無事に山は降りれてるかしら?
西日本は大寒波で福岡も雪景色みたいっすよ。
何度も聴いています!