旅すること

2月19日 金曜日 晴れ

旅って何だろうね?人それぞれだと思うけど、一日中考えてた。違和感とともに。

あくまでも僕の意見。僕はできるだけ現地の人間と同じ生活がしたい。同じことが無理でも、似たような視線から世界を見つめてみたい。持つ人と持たない人の関係ではなくね。できるだけ同じようなものを喰らい、同じ太陽と雨に打たれたい。それが幾つになっても、自分の望む旅なんだね。人はそんなに変わらないね。

宿の近くに、まだゲットーがいっぱい残っていてね。暑いから人々は通りに居る。早朝から走りに出てる僕を彼らは通りから不思議そうに見上げてる。「何で身体を鍛えたりしなきゃいけないんだろう?」みたいな顔をしてるよ。僕はともだちになりたい。通りでの質素な食事。でも、美味そうなんだ。衛生的に何て云い出したら、ここに来るなって話だよ。

やっと農村地帯に出ることが出来た。何てことはない田んぼを見たら、訳もなくぐっときた。つくづく、僕は人が好きで、人が暮らしていることに興味があるんだって、この国に教えてもらってる気がする。人の数だけ、旅の方法はあっていいと思う。でも、僕はそう思うよ。

自分が誰かに似てると思ったんだ。三浦和義さんだった。笑。

インド洋に沈む夕陽を見た。オレ、夕陽評論家だから。でも、オレが住んでるとこの海も同じように奇麗だよ。

さぁ、今日みた風景をお裾分け。

で今日いちばんぐっと来たのはこの風景。

美しい、と思う。

 

 

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旅すること への10件のコメント

  1. りさ より:

    綺麗ですね。行ってみたいです。

  2. 青空 より:

    確かに、三浦和義さんに似てます(笑)
    あと
    寺尾聡さんにも、どことなく(汗)

    距離としては遠いけど
    同じ空の下なんですよね。

    素敵な写真を沢山ありがとうございます!

  3. masa より:

    前にブログで書かれていた松井ゆみ子さんのアイルランド料理の本を買いました。
    早速、ギネスも買ってきて、明日はシチュウを作ってみますね。
    洋さんは南の島ですが、こちらは北の島気分で行きます。

  4. 桃子 より:

    世界を旅することで自分の価値観では測れない文化や習慣、宗教や人々の暮らしの一端を知る事が出来ますね。「知らないことを知るのは楽しい」で良いじゃないですか?感性が豊かな洋さんは感じたままを心に焼き付けてきたらいいですよ。経験の蓄積。必然なら意味は後で理解出来ます。御年93歳の瀬戸内寂聴さんが「”めちゃくちゃ”って楽しい!」と仰っていました。(ムツゴロウスピリット?で)楽しんで下さーい。笑。
    洋さんの旅は常にブレイクスルーしていく感じが伝わるので日々刺激を頂いていますよ〜。紡ぎだされる音楽も勿論期待してます!今日MOTTのトリビュートが届いて聴きました。きゃいーん(泣)

  5. PL顆粒 より:

    こっちこいよ

  6. スズキコウイチ より:

    生きる意味など かまわない。何を成し遂げたかなど かまわない。
    ただただ懸命に、力強く生きてる姿に人は感動するんですね。生きてるだけで価値があるし、凄い。この頃、そんなことを強く実感します。だって、死んじゃった方が楽だもん。
    今、冬の朝が聴きたい気分になりました。

  7. PL顆粒 より:

    きみもつれてこいよ

  8. ゆか より:

    写真がいつもの雰囲気に感じられ、タフネスだけじゃなくなってきた様子に見えます。
    絵が紙に描かれているのか、板に描かれているのか、何に描かれているのか。
    そして、何処に描かれているのかと色々想像してしまいます。
    田んぼの美しい村は女性も美しいのかも~

  9. kumiko より:

    旅と音楽は自分の抱える孤独感を和らげてくれます。風が語りかけてくれる。土地と文化が教えてくれる。洋さんが世界を旅するとは日本の良さを深く知る作業でもあるのかもしれませんねー。
    エネルギーいっぱい浴びて下さいね〜‼️

  10. Masako より:

    写真綺麗ですね。艶やかで、派手な色彩。宗教の色濃い地。独特ですよね。田園の緑、インド洋に沈む夕陽、本当に綺麗ですね。天空に舞う女神像、美しさに魅了され、人々は祈りを捧げるのでしょうね。
    その土地の文化、情景、自然の美しさを目で見て、それを肌で感じ、吸収し、旅の終わりに『来て良かった』と、思えたら、それはいい旅だと思いますよ。どんな小さな旅でも。

    ソロライヴ、益々楽しみですね。
    お裾分けありがとうございます。

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