続・MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO

8月23日 火曜日 晴れ

みなさんの気持ちを託されている以上、きちんと伝えなきゃいけないことがあります。これ、ステージから伝えるのはほんとうに難しい(わたくす、ミュージシャンゆえ)ので、長くなりますが、読んでくれると嬉しいです。

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MLIMMの熊本公演を8/21にヤイコさんと。

全国、そして福島からの愛を熊本で還流させる。書けば、これだけのことだけれど、人にはそれぞれの考え方がある訳だし、僕らは多様性こそがたいせつなことだと思っているので、それがうまくいったかどうかは、自分のお金でチケットを買って来てくれた人々の捉え方に委ねたいと思います。

押しつけがましくないところで、福島からのメッセージは直に届けられました。だから、それぞれのやり方で受け取ってくれる人が居ればいいと僕は思っています。

全国の気持ちを繋ぎ、還流させる方法として、ラジオ番組をやることをMLIMMが選んだことをステージから伝えました。おおむね、オーディエンスに受け入れられたと感じています。ただ、前例のないことである以上、批判は甘んじて受けとめます。偽善だ、売名だ、エトセトラ。その手の中傷は僕も人間ですから、こたえます。でも、自分たちが逡巡して、選んだ道を信念をもって歩いていきたいと思います。

全国から未だに託される気持ち。僕らがその受け皿になるなら、愛を還流する方法を具体的に見つけなければなりません。実のところ、それがいちばん難しい。僕は熊本に家があります。だから、ある種ホームと云ってもいいのですが、それでも難しい。今回僕自身が被災しました。でも、支援されたいとは思いません。もっと必要としている人に渡って欲しい。でも、果たして万人が納得する「それを必要とする人」が居るのだろうか?現地でその存在を探したけれど、見つけることが出来なかった僕の偽らざる実感です。ウソだと思うなら、あなたが自分でそれを探してみて欲しい。簡単ではないです。

何がベストな方法なのか、僕には分かりません。分かっているなら教えて欲しい。僕が、そして僕らが、完璧な訳がない。でも、たいせつなことはひとりひとりが信念をもって、自分のできる「行動」をすること、それを続けることだと思います。

僕らは「音楽」に育てられた。だから、音楽を通じて、託された愛を還流させ、恩返しをしたい。それにはラジオ番組が一番有効だというアイデアがもたらされたとき、僕はひかりを感じました。夢がある、誰も傷つかない、と。

渦に巻き込まれて訳が分からなくなったとき。いつも僕は原点に戻ります。

原発が爆発した日。僕はアメリカに居ました。世界は終わったと思いました。もう国にも帰れない。愛するあの人にももう会えないかもしれない。そして、明日があるのは当たり前じゃなかったんだ、と。ひどくひどく後悔しました。身の毛がよだつような戦慄とともに。どうして、もっと一生懸命生きなかったんだろう。どうしてこんなことになる前に、僕はそれを止められなかったんだろう。

福島で作られた電気を使っていたのは、関東に住んでいる他ならぬ僕だったのです。自分の音楽、あるいは日々のために、たくさんの人が故郷を今も奪われている。それは間違いなく、僕の問題なのです。僕が生きている間に、彼らは故郷に帰ることは難しい。その事実から目を逸らすことはできないのです。

だからこそ。福島の連中が、被災した僕の故郷を思いやってくれたことが、たまらなく嬉しかったのです。痛みの上に、愛が連鎖していることが。

少し、音楽の話を。今日、ともだちが新しいミュージシャンを教えてくれたのです。Francesco De Gregoriって人です。どこの人なのか、何を歌ってるのか、まったく分からない。でも、何だか分かる。誤解は理解と同義。僕はそう思うんです。この人がディランに影響を受けてることはほぼ間違いないと思います。そして、きっと会って一緒に演奏すれば、何の問題もなくともだちになれるであろうことも。音楽はそんな可能性を秘めています。ちょっと、聴いてみてください。Francesco De Gregori さんで、CoSeです。

 

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ね?だからこそ、音楽はやめられない。必要以上にメッセージを込めることもない。だから、音楽を、そのスピリットを僕は信じます。

ふぅ。伝わったかなぁ?

てな訳で、固くなったけど、MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO第一回放送へのリクエスト。引き続き、このblogのコメント欄でお待ちしています。基本的には熊本へのみんなのメッセージ。それに僕が選曲で応える感じで、全国の想いを還流させたいんです。よろしくお願いします。

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お知らせをいくつか。

RKK熊本放送で8/21の矢井田さんとのライヴの模様が特番としてオンエアされます。感謝です。8/27(土)19:00~20:00。

MY LIFE IS MY MESSAGEのサイト、現在進行形でプチ・リニューアル中です。新たな更新があれば、またお伝えします。

今週、MLIMMの東京公演2days。僕が信頼し、尊敬しているミュージシャンたちが中空に希望の風景を描いてくれるはずです。是非、来てください。僕はこれを書き終えたら、ミュージシャンに集中します。どうぞ、よろしく。

熊本へ向かう飛行機から毎日自分が走っている海沿いの道が見えた。

着陸前、僕のハートランド、傷ついた阿蘇が見えた。

熊本の街はまだブルーシートがたくさん。そして僕の家も。業者がてんてこ舞いで、順番待ちなのです。

ヤイコとヒロシとくまもんと。空港にて。

ヤイコ・ギターズ。

ヒロシ・ギターズ。

彼女は何だろうなぁ、同士?戦友?うーん

ミュージシャンとしてはもちろんのこと、人として素晴らしいのです。

傷ついたハートランドに一瞬だけ戻って、家の修復の手続きを。まだまだ時間がかかりそうです。

勝手に実家に帰って、癒されました。

誰かがこころを込めて作ってくれるご飯はほんとうに美味しい。

熊本ではなく、福岡から飛び立ちました。

最後に走った方が速いかもしんない超ローカル線に乗って帰るんだけど、それがいい

ラジオ、熊本からのアナログ盤をかけるコーナーも作ろうと思案中。これ、熊本で買ったんだよ。

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続・MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO への30件のコメント

  1. exぴくるす より:

    福島や熊本には友人がいるのですが、物理的距離と自分の日々の仕事に追われてなかなか会いに行くこともかないません。でもその友人を想うとき、そっと心の中で彼らの日常を祈っています。寄り添うような祈りの曲がありましたら。

  2. 世界のコバヤシ より:

    秋の広島公演は、俺の聖なる誕生日の前日か。待っとるよ。けけけ。

  3. かまを より:

    フランチェスコ・デ・グレゴーリはイタリアのカンタウトーレ(いわゆるシンガーソングライター)です。日本ではあまり知られていませんが、イタリアにはグレゴーリの他にもルチオ・バティスティ、ルチオ・ダッラ、ファブリツィオ・デ・アンドレ、アンジェロ・ブランデュアルディなど素晴しいカンタウトーレがキラ星の如く輝いておりました。(過去形なのは鬼籍に入った方が多いのです)
    などとエラソーに書きましたがワタクシもイタリア語はよくわかりません。しかしながら未知のものに触れるワクワク感と相まって、音楽の素晴しさを感じ取れたのであります。
    ラジオでは日本、英語圏のみならず世界各国の音楽も紹介して頂けたらウレシイです。

  4. Masako より:

    リクエスト、お便り風にしてみました。
    山口洋さん、熊本のみなさん、こんばんは。熊本へ、そして全国へ音楽で繋げるRADIO! いよいよ発信ですね。音楽で日々元気をいただいている私も、山口洋さんのRADIOから発せられる音楽をとても楽しみにしています。
    ところで、ヴァン・モルソンの新譜が9月に発売されるということで、ファンでもある山口洋さんのいちばん好きな曲とその曲の思い入れは何かお聞かせ願いませんか? 出来れば、ヴァン・モルソンの魅力も教えていただきたいです。
    それから、ラジオを聴いているみなさんが元気になれる一曲もお願いします。

    もう1つ。
    いつか熊本、阿蘇を旅したいと思います。こんな音楽が流れていたら旅が楽しくなる曲。風景をながめるのも好きなので、情景描写出来るような一曲を。

    静岡県浜松市ラジオネーム 砂浜のMoon Dancer

    地震。いつ起きてもおかしくないと言われ40年余り。震災は遠くで起きたことで、「満月の夕」を知らない人たちが大勢いるんですよ。浜辺は防潮堤が建設予定。少し離れた場所には再稼働されていない原発。変わりゆく風景。その地に生活する人々。音楽を愛するバンドマンが集うお店もあります。だから、もっともっと音楽で全国に繋げてください。

  5. しお より:

    おせっかいですみませんが、一応補足させていただきます。
    RKK熊本放送にはテレビとラジオがあります。
    ライヴの放送はラジオの方です。

    8/27(土) 19:00〜20:00 RKKラジオで放送

  6. MDTY より:

    ラジオ番組という形での支援。
    衣・食・住と同じレベルで音楽が自分の生活に密着している、
    もしくはこれから音楽が衣・食・住と同じぐらい自分の生活の中で
    大切なものになるかもしれない、熊本・九州の人たちに向けて、
    月1回・約1時間、ごきげんな曲を聴いてもらって喜んでもらえるなら、
    とても良い支援なのではないでしょうか。

    夢があって、誰も傷つかないというのは、その通りだと思います。

    番組、長く続くといいですね。

    今度の日曜、鶯谷、楽しみにしています。

  7. yumi@熊本 より:

    ラジオ
    と聞いて、熊本地震直後にラジオの声に救われていたことを思いだし、今泣きそうになりました。
    避難所にはテレビが一台しかなく、ペットを連れていた私たちのそばにはラジオがありました。
    余震の速報や揺れが起こる度に、ラジオの声に安心感を覚えました。
    今実際に同じ余震を体験しているラジオのパーソナリティーの人の「落ち着いて行動してください。」や「地震は必ずおさまります」などの声に救われたんです。
    だから、頑張って欲しいです‼
    ラジオから流れる声に、音楽に救われる人や元気を貰える人はたくさんいると思います。
    このような企画をしてくださる方達の想いがきっと届きますように。

  8. ながわ より:

    ラジオを使った支援、ありと思いますよ。支援はハード面だけで無くソフト面も必要。
    災害で傷ついた人の心を潤す音楽を流す番組は絶対あった方が良い。
    別の方法が良いと思う人はそれぞれの方法で動けば良いだけ。
    やり方は1つだけじゃない。色々あっていい。
    ボクは熊本支援あまりやってないので(笑)せめて週末の鶯谷行きます。

    リクエスト・・
    山口さんが熊本の友人他大切な人に聴いてほしい曲をお願いします。

  9. トマソン より:

    無知な質問ですみません。
    支援金をラジオ制作に使用することは法的に大丈夫なのでしょうか。

  10. kajitora より:

    ラジオ、僕も楽しみにしています。
    いろんな意見があって、いいと思います。
    誰もNoではなく、THINKしているのだと思うから。
    それらを全て噛み砕いて、
    みんなで前へ進んでいる姿に勇気をもらいますし、
    自分も!という気持ちになります。
    全てに、ありがとう。という気持ちです。

  11. alechil より:

    イチ被災者@くまもとです。音楽で目を覚ます、眠る、緊張をほぐす、自分を鼓舞する。音楽の力だと思います。そんな感じで放送を聴きたいモン。

  12. シロー より:

    サイコーです!

  13. 桃子 より:

    おかえり〜。私は6月の初めに本物のくまモンに会ってきましたよ♡(内緒だけど、仕切りのお姉さんに写メでカッコ良く写して貰うためのレクチャーされてました笑)人気者!
    ラジオはヒロトの選曲や他愛もない日々のこと、CHABOさん選曲の思い出話しを聞けるのも、バラカンさんの「じゃぁ今から針を落としますね」ってレコードかけるのもとても好きです。
    DJヒロシのラジオは1回目が楽しかったら次にリクエストしようかなぁ〜。と、ハードルあげて(笑)。
    MLIMMラジオ、良いアイデア思いつきましたね!沢山の人に届きますよ、愛。

  14. にしざきこうじ より:

    山口さんが思いを届けたいと思う人たちに
    ラジオはとても有効な手段だと思います。
    大丈夫です。間違ってません。
    熊本のためにありがとうございます。
    生まれたところが地震で傷ついて初めて気がついたことがあります。
    みなさんが気にかけてくれて、言葉をかけてくれることに対して
    感謝の気持ちしかでてこないのです。
    今は福岡で暮らしているのですが、このラジオを聴くために
    毎月月末には熊本に帰ろうかな。
    リクエストは、悩みましたが、佐野元春さんの「君を連れてゆく」
    僕たちは少しだけ賢くなったはずです。
    みんなの思いがひとつになればいいのにと願いリクエストします。

  15. タツオ より:

    最近でたヴァンモリソンのライブ何枚組かの、エブリワン、エブリワン、エブリワァーァーン♪。あれはとても元気が出て泣き笑う。

  16. めっっしゅ より:

    熊本には元カノとその夫が今でも住んでいる。
    震災直後に送りたかったのは食糧とカセットボンベ。
    できれば火とか使わなくても食べれる物を送りたかった。
    すでに熊本市内は食糧は足りてるみたいなので、
    あとは壊れた建物が心配なぐらい。

    正直、元カノについては複雑な思いがあり、
    愛だけでなく恐怖も感じているのだけれど、、
    それでも縁が切れないのはやはり愛。
    恋とは違うかもしれないが、切っても切れない愛なのだと思う。
    とりとめなくてごめんなさい。
    ヒロシ、ありがとう!

  17. かべ より:

    その愛を大切になさってください。
    そして、元カノさんができるだけ、安心して暮らせるように祈ってあげてください。きっと、元カノさんはその想いをちゃんと受け止めてくださると思います。
    勝手なことをいってごめんなさい。

  18. ヤスカワジュン より:

    祝 新番組♪
    ミスチル、熊本フリーライブ、MLMMと行きそびれました。
    こんなに山口洋の音たちを求めている人達が居ること嬉しくなります。

    限られた時間でかけたい曲がいくらでも出てくる。まるで人生ですね。

    話は変わりますが、うちの2番目が今コロラドで自転車乗っていますが、昨日は冷たく、4000mから上は雪らしいです。上には行けないと言っていました。コロラドを感じられるのをお願いします。

    すてきな番組楽しみにしています♪

    安川一座

  19. ヤスカワジュン より:

    追伸

    以前、勝手に実家滞在中、うちのこども(5番目)がプレイ中骨折し、迎えに行く途中CDを購入しに行ったその5番目が今、宮崎で国体予選を戦っています。競技はhockeyです。応援に行くため・・・勝ち進めば、

    rkkもfmkもリアルタイムでは聞けません。エアチェクを頼んでいます。

    うちの長男とライブに行ったとき、うちの長男にold manニヤニヤしながら解説してくれたの覚えていますか?

    安川一座

  20. saw より:

    MY LIFE IS MY MESSAGEにはあまり、とくに金銭面では貢献できていない(申し訳ない!m(_ _)m)、熊本のいちおう被災者です。
    その申し訳ない立場でなんですが、正直、昨日のどなたかと同様、一報には「あれ?そうなんだ、、」と思ったクチです。でもその後、らしいかなとも。
    素朴な支援の金銭が、そのまま素朴に生かせない社会をわれわれがつくっているという例も、種々伺っております。わかりやすいベストがないなか、考え抜かれた遣い道なのだと思います。
    〇〇のため〇〇へ渡すから募金を!というような具体性を持たない募金である以上、(私などは些少ですが)お金を託した段階で山口さんと仲間の皆さんの思いと判断に託しております。
    折にふれ、いち意見の声をあげさせていただくことはあるかもしれませんが、山口さんと仲間の皆さんの思いと判断を応援しているつもりです!

    山口さんの思いや流儀とはちがうと思いますが、
    泉谷しげるさんが仙台での街頭ライヴの聴衆へ向けた言葉を紹介させてください。
    地震被害の奥尻島を支援するための募金を呼びかけ、ライヴアルバムにもなっている音源です。

    えーねえ、こういうことをやってると こういうことやってると 売名行為だと思う方もいるかもしれませんけど わたしは売名です!
    わたしをもっともっと有名にしてくれよ、なあ そして、どんなこともやれるように、俺をもっともっと有名にしてなあ お前らが呼んだらすぐ行けるように、俺をもっと有名にしてくれよ、頼むぞ いつまでも、すぐお前たちのそばに行けるように、俺はほかの仕事蹴っちゃうからよお、頼むぜえ〜 よおし、お前ら募金しろ〜!

    泉谷さんは、売名だのといった外野の野次を無効にするために、こんな言い方をしたのだと思います。
    わたし個人としては、熊本のラジオを通じて、ヒートウェイヴがもっともっと認知されればと願います。そして、悲願の(わたしのですがf^^;)フルバンドでのヒートウェイヴが熊本で聴けたらと!できることなら“被災地”でなくなったあとも。などと、個人的には願っております。
    慣れぬラジオ、なんとか聴かせていただきたいと思っております。ありがとうございますm(_ _)m

  21. toshie, tokyo より:

    発表を読んでこのラジオ番組を多くの方々に聴いてもらえるといいなぁと思いました。
    そこで私も番組へのリクエストを考えてみました。
    ーーーーー
    秋の匂いを感じたら、”made in Aso”を聴くということが、2007年にこのアルバムを手にしてからの毎年の私の「季節の習わし」となっています。DJの山口洋さんが山の家に行かれるたびに、たくさんアップしてくださった阿蘇の写真を見て深呼吸したこともありました。このアルバムから「オリオンへの道」をリクエストしたいと思います。私はこの曲を聴くときにいつも阿蘇の風景を思い浮かべて心に力をもらってきました。この番組で流れる音楽で、被災された方々にも、そういうことが起きるとらいいなぁと思っています。
    ーーーーー

    • toshie, tokyo より:

      ごめんなさい、最後の一行を訂正します。そそっかしくてごめんなさい。
      → この番組で流れる音楽で、被災された方々にも、そういうことが起きるといいなぁと思っています。

  22. めんつゆ2号 より:

    ラジオ、良いじゃないですか!やっぱりミュージシャンにはミュージシャンにしかできない支援があると思う。お金だけじゃない。電波で愛は十分伝わると思いますよ。
    ただ、リアルタイムでラジオを聴けない人も大勢いると思うんです。RadikoもMACだと録音できないのでキツイ。これは著作権とか放送局との問題とかいろいろ難しいのかもしれませんが、できればポッドキャストなりyoutubeで配信なりしてアーカイブ化してほしいと思います。熊本の人たちも何度も繰り返し聴ける方がいいでしょう。ぜひご検討ください。

  23. 青空 より:

    集まった支援金でラジオ番組を作り
    みんなの想いを電波を通して、九州、熊本へ届けるという決断は
    とてもいいと思いました。
    いろいろな支援の仕方があるのかもしれませんが
    音楽を通して集まった想いを、音楽で届ける!
    DJを務める洋さんにとっては、プレッシャーにもなるかとは思いますが
    九州人として、被災された人達の心に
    あかりを灯すような番組を期待しています。
    リクエストも
    そんな風な、暖かくて優しい曲をお願いします。

    私は、九州から遠く離れた甲信越地方に住んでますが
    同じ空の下、同じ大地の上で生活をしている者として
    決して他人事ではないという気持ちを
    忘れずに持ち続けたいと思っています。

  24. saw より:

    >めんつゆ2号さん、ほかいらっしゃったら

    ラジコ、Macで録音できましたよ。予約録音でなくリアルタイム録音でよければ。
    (僕は別の理由で完全な録音には失敗しましたが、、>_<)
    以下のリンクを参考まで
    https://digitalfan.jp/54596
    https://blog.hiyowa.com/?p=227

    山口さん、こちらの管理の方、
    この投稿が不適切でしたら、削除願います。お手間をかけますが、すみませんm(_ _)m

  25. そうまかえる新聞のタカノシンジです。
    ラジオ番組を始めることに
    いろいろな思いが込み上げてきましたので
    かなり文章が長くなってしまいましたが
    書き込まさせてもらいます。

    東日本大震災から約5年と半年、
    熊本地震から約5か月が過ぎようとしています。

    プロジェクトMY LIFE IS MY MESSAGEから
    エフエム熊本でラジオ番組を開始したいという
    アイデアを聞いたとき
    とても素敵なことだと感じました。

    ボクの住む福島県南相馬市は、
    東日本大震災の津波で600人以上が亡くなり
    市内約3分の2の地域が福島第一原発の事故の
    避難区域に指定されたところです。
    当時、市民の大多数が避難し、
    町の中から人が消え、市内を走る車両は
    自衛隊の装甲車やパトカー、消防車…。
    津波で流されたガレキはそのままにされ
    鎖を解かれた飼い犬は
    群れをなして野生化しました。
    そこに広がっていたのは正に「絶望」という字を
    絵に描いたような光景だったのです。

    ボクは数か月間、前を向けませんでした。
    未来を描くことができませんでした。
    「生きていてもしょうがない」という気持ちすら
    ありました。

    同じ年、山口洋さんが
    MY LIFE IS MY MESSAGEの看板を掲げて
    ボクらの地域に突然入ってきました。
    ボクはネガティブなヴァイブレーションに
    気持ちが支配されてしまった一方で、
    「何かしないと気が変になりそう」、
    おそらく、そんな理由から無我夢中で
    このプロジェクトに参加したと記憶しています。

    プロジェクトは「愛」に満ちていました。
    絶え間なく全国から寄せられる
    ポジティブな思い、意思、メッセージ。
    「自分は一人じゃない」ことに気づきました。
    全国にたくさんの仲間がいることを知りました。
    そして「未来は自分が切り開くもの」ということを教えられました。
    もちろん、その中には熊本の人たちも大勢いました。
    気が付いたときには
    自分が前を向けるようになっていたのです。

    国や行政機関は
    建物が建ち、町が整備されたら
    それを「復興」と呼んでいるような気がします。
    でもそこに住む被災者が前を向けていなかったら
    それは決して「復興」と呼べません。
    ハードの整備が優先ではなく
    被災者が前を向くこと、
    それが間違いなく「復興」への第一歩なのです。

    プロジェクトMY LIFE IS MY MESSAGEは
    これからも
    被災者の心に寄り添っていてほしいと思います。
    このラジオで一人でも多くの熊本の皆さんが
    ボクらが信じてきた素晴らしい「音楽」とともに
    電波を通じて全国からの「愛」を
    キャッチしてほしいと思います。

    今度は福島からもお返しする番です。
    熊本の皆さんが1日でも早く
    「心の復興」が果たせるよう願って
    ボクも遠く福島の空の下から「愛」を送り続けます。

    最後に、ボクが前を向くようになれたとき
    頭の中で延々とリフレインされていた
    歌詞の一節を紹介します。
    誰の歌かは教えません(笑)。

    >それでも人はまた汗を流し
    >何度も出会いと別れ繰り返し
    >過ぎた日々の痛みを胸に、
    >いつかみた夢を目指すだろう

  26. 柚原良洋 より:

    熊本を震源地とする地震で被災した皆様へ

    この度の震災で被災した皆様に心よりお見舞い申し上げます。
    そして、東日本大震災の時には、
    本当に沢山の支援をいただきありがとうございました。

    僕はこの夏、福島県猪苗代町で開催されたオハラブレイク、
    熊本、東京キネマ倶楽部2daysと
    4つのマイライフのステージに足を運びました。
    4月の震災から4ヶ月たった熊本を直接見て、
    現地で話を聞き、自分たちの経験を踏まえた上で感じるのは、
    日常を取り戻すのにはまだまだ時間がかかるだろうなということ。

    東日本大震災を経験して、
    瓦礫や倒壊した建物が撤去され、街がきれいになっても、
    ふとした瞬間に、その当時の気持ち、景色がフラッシュバックします。
    色々な人がいるので、たまに嫌な思いもします。
    九州でもこれから同じ様な経験をする方が出てくるだろうなと。

    けど、熊本で新聞を配っていた時に、
    「かえる新聞を読むまで、震災後の福島がことを知らなかったけど、
    頑張ってください」って
    福島を応援してくださる方がいらっしゃいました。
    ご自身が被災しているにもかかわらずです。

    まだ震災から4ヶ月で無責任に頑張れとか言えないし、
    頑張れない時があるのもわかるし、
    けど、たまに凄く嬉しいことがあって
    少しずつ気持ちが回復していくと思います。
    今も余震があれば、おっかない気持ちになると思います。
    そうした気持ちを分かち合える人が全国に沢山います。

    まだ、自分たちのことで精一杯で余裕がないかもしれませんが、
    九州を思ってくれて人が沢山いることを知ってもらえればと思います。

  27. ジンジン より:

    ラジオ…ナイスアイデアです。目から鱗でした。

    その昔、遡ること約20~25年前、極東ラジオという番組を拝聴してました。
    DJは、山口 洋さん。他にあんな番組なかったなぁ…。毎回ワクワクしながら
    聴いてましたよ。深夜だったこともあり、全部ではないですが、録音もしてました。
    今でも、宝物の一つです。ただ、残念なことに、この番組は唐突な感じで終焉を迎えました。そのショックは大きかったですね(たしか、1994年3月)。どちらかというと平和な時代でした。

    その後、時代は少しずつ変化していきます。1995年~現在まで。

    何か変だぞと気付き始めたのが、2011年の震災後です。ただ、何にも出来ずに悶々とした日々を送っていました。そんな時、MLIMMを知りました。自分にできることを分相応にしかできませんが、寄り添っているつもりです。

    そして熊本。もどかしい日々が続いています。MLIMMラジオ。心から応援します。タカノシンジさんの言われる「復興」という言葉の意味が、今さらながら心に突き刺さります(ありがとうございました)。心してかかります。

    MLIMMラジオが少しでもリスナーの心に届きますよう祈っております。

    リクエストは、“フリージア” でお願いします。

  28. saw より:

    なんどもすみません、遅ればせながらさきほどCoSe聴かせていただきました。
    あれ?ヒートウェイヴの新曲?とか思ったり。
    なんか山口さんが自分の歌詞で声で、ヒートウェイヴが歌うCoSeも重なって聴こえてくるようで。
    原詞を知らぬままに、ヒートウェイヴのCoSeを歌うのもなかなかよいんじゃないでしょうか。
    いずれにしても、新曲、新しいライヴ、また聴かせていただけるのを愉しみにしております。できますれば熊本でもm(_ _)m

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