MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO 第四回、blog上再録

12月25日 日曜日 晴れ

今日はクリスマス。ゲストに矢井田瞳さんをお迎えしてお送りします。
まずは1曲。数あるクリスマスソングの中からこの曲を。

M1. Chris Rea / Driving Home For Christmas (1999)

 

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それではゲストを紹介します。矢井田瞳さんです !!!!!!

先月、あまりに多くの敬愛するミュージシャンが亡くなったので
一緒に追悼しました。

M2. Be For Real / Leonard Cohen (1992)

 

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ここでヤイコさんと一緒に、素晴らしいクリスマスソングの訳詩を朗読しました。矢井田さんの口から「このウジ虫野郎!」って言葉が!笑。

ニューヨークの夢 The Pogues  訳詩、山口洋

クリスマス・イヴだっていうのに ベイビー
俺は酔っぱらって牢屋の中
先客のじいさんがこう言ってたよ
「オレはもう来年は拝めないかもな」って
そして彼は祖国アイルランドの民謡を歌い出したんだ
「The Rare Old Mountain Dew」って曲だよ
俺は思わず顔をそむけ
お前のことを夢見たんだ

ついに、当たったぜ
10倍の馬券を当てたんだ
ようやく俺とお前の時代がやって来た
そんな気分だったよ
ハッピー・クリスマス
愛してるよ ベイビー
もっといい時間が過ごせそうだ
俺たちの夢は全て叶うはずさ

信じられないくらい大きな車に乗った人たち
金色に光る川でも手に入れたみたいね
でも、時は流れ 風向きが変わり
老いぼれにはもう居場所がないみたいね
あなたが初めて私の手を握ったのは
寒いクリスマス・イヴの日だった
私に約束してくれたわよね
「ブロードウェイは君を待っている」って

「あなたはハンサムだったわ」

「お前も奇麗だったさ
まるでニューヨークの女王だったよ」

バンドが演奏を止めても
アンコールを求める声は止むことはなく
フランク・シナトラがスウィングすると
酔っ払いたちはみんな歌いだした
私たちは隅っこでキス
そして夜通し踊り続けたもの

ニューヨーク市警の合唱隊が歌う
「Galway Bay」が響いてくる
教会の鐘が鳴り響く
クリスマスの夜

「この怠け者、アンタなんてチンピラよ」

「お前だって老いぼれのヤク中じゃないか。
死んだみたいに点滴打ってるくせに」

「何よ、悪党のウジ虫野郎。
アンタなんかケチで惨めなバカ野郎よ。
ハッピー・クリスマス バカ野郎
アンタと別れられるように神様に祈っておくわ」

ニューヨーク市警合唱隊が歌う
「Galway Bay」が響いてくる
教会の鐘が鳴り響く
クリスマスの夜

「まともな人間になれたかもな」

「誰だってそう言うわ。
あなたは私の夢を奪ったのよ。
私があなたを見つけたときにね」

「そうかい、俺はまだその夢を預かってるよ。
俺の夢と一緒に大切にしまってある
俺は一人じゃ何もできなかったけど
お前となら夢を築けるような気がするんだ」

ニューヨーク市警の合唱隊が歌う
「Galway Bay」が響いてくる
教会の鐘が鳴り響く
クリスマスの夜

M3. Fairytale Of New York / The Pogues (1987)

 

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ラジオネーム、HAPPY MAMAさんの「クリスマスの思い出」メールを矢井田さんが紹介しました。

矢井田さんと小田和正さんの共作でこの曲を。ふたりの素晴らしさがぎゅっと凝縮されてます。てか、ヤイコちゃん若っ!

M4. 恋バス / 矢井田瞳&恋バスBAND with小田和正

 

(この映像、blogからだとリンクできないので、youtubeにアクセスしてください)

 

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矢井田さんがダミアン・ライスを選んでくれました。ヤイコもヒロシも鬱屈してるので、彼の曲が大好きです。笑。

M5. The Blower’s Daughter / Damien Rice

 

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福島県相馬市の佐藤さんから熊本のみなさんへメッセージです。

熊本の皆さんへ

皆さん、熊本の地震から半年が過ぎましたが、お元気ですか? 福島県の相馬市で障がい者の作業所で働いている佐藤といいます。東日本大震災があって、翌日には福島で原発事故が起きましたが、放射線で被爆する心配があるにも関わらず、全国から支援に来てくれた人たちがいました。その中には、熊本の人たちもいました。

当時、私は福島の障がい者施設「えんどう豆」で働いていて、仕事がなくなって、南相馬の施設のみんなでバッジを作る「南相馬ファクトリー」というプロジェクトを作りました。熊本の大津北中の生徒たちがそのバッジを買ってくれて、バッジに入っているひまわりの種を植えくれました。そして、採れた種を南相馬に送ってくれて、熊本の人が福島に来たり、私も熊本に行くなど交流が生まれました。そんなご縁があって、熊本が被災地になった時は、みんなの顔が浮かんで本当に心配でした。

熊本に行った時に強く感じたのは、生徒たちが思いやりを持って行動していることでした。震災から何を学ぶのか、どう行動するのか、真剣に考えていることに驚かされました。福島で震災があって、避難所を設置する時など、地域のコミュニティがしっかりした地域は、災害にも強いということを感じました。だからきっと、熊本の人たちも前を向いてがんばっているのだろうと思います。がれきの町は、少しづつ片付けることで、景色は変わっていきます。昨日よりは今日は良くなり、今日よりは明日が良くなると信じて、あきらめないで続けていくことが大事なんだと学びました。今も8万人が避難している状況の福島ですが、熊本にエールを送ります。

MY LIFE IS MY MESSAGE…..ガンジーの言葉で、プロジェクトの名前ですが、この言葉には、本当に励まされました。今、自分のできることをしよう。そんな連続でした。失ったものも多いけれど、学んだことや得るものも多かったです。熊本のみんなが元気で、しあわせに暮らせますように….。熊本、大好きです。
(佐藤 定広)

 


最後に矢井田さんのニューアルバムに入っているこの曲を二人でセッションしました。

M6. It’s time 矢井田瞳&山口洋

 

リクエストは

mylife@fmkumamoto.jp まで。

 

それでは、みなさんメリークリスマス!そしてよいお年を !

 

 

 

 

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ついしん

今日はHWのリハーサルだったでござるよ。渡辺圭一、山口洋。仲良く二人でiPhone水没。オレのは何とか動いてるけど、圭一のはお亡くなりに。笑。
てな訳で、明日は渋谷で炎上だー。みんな迷わず来てね。

 

 


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MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO 第四回、blog上再録 への5件のコメント

  1. toshie, tokyo より:

    大人のクリスマスな番組でしたね。明日は、
    HAPPY BIRTHDAY & YES, WE DO THE BOOGIE!!!!!!!!

  2. くらぴん より:

    明日は行きますよぉ〜!

    スゲー楽しみです

  3. kei より:

    ラジオ、とっても楽しかったです!
    山口さんとヤイコさんの掛け合い、
    可愛いすぎました。
    今夜は焼け焦げたいです!!

  4. なおみ より:

    山口さん、誕生日おめでとう!(^^)
    素敵な一年を。

  5. Masako より:

    ラジオ聴きました。矢井田瞳さん、声のトーンもキレイだから、とても華やかでした。お二人の朗読もミュージカル調で面白かったです。

    相馬の佐藤さんからのお便り、熊本とこんな風に繋がっていたんだと相馬の皆さんの熊本への思い知りました。そして、今年相馬へ足を運んだことを思い出しました。福島の駅では、横断幕を掲げて「ようこそ福島へ」。相馬へのバスも数人しか乗っていない。降り立った街も駅も閑散としていて。チャリティーライヴの次の日、相馬駅から松川浦まで歩きました。日曜日、バスがない。遠かったけれど、それが良かったです。色々考える時間が出来ました。まだまだ、復興の途中。公園も工事中。我が市の町名と同じ名前のバス停を見つけたりしてなんだか嬉しかったり。海産物店で、お話をして。温かい心はどこも変わらないと思いました。

    頂いたバッチに付いていたひまわりの種、発芽しなかったのが残念ですが、来年は、ひまわりをたくさん咲かせたいと思います。福島のこと忘れないためにも。

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