ビアンコかロッソか

投稿日: 2018年3月9日作成者: Yamaguchi_Hiroshi

3月9日　金曜日　曇り

人間は食べたもので出来てるからねぇ。

気持ちが落ちてるときに何とタイミングよく、渥美半島のともだちが彼の地の「あさり」を送ってくれた。毎年僕はそれを愉しみにしていて、かれこれ10年くらいになるかなぁ。この時期の渥美半島のあさりを食べるともう他のが食せないくらいの旬の味。何というか惑星の恵みなんだよねぇ。今年はいつもより小ぶりなんだけど、その分恵みがぎゅっと凝縮されている感じです。

えぇ本気で向き合いますとも。渥美のあさりと。熱を入れすぎるとしっとりとした感じが失われるのです。パスタのアルデンテ具合はあさりのしっとり感との頂上決戦。ほんとうに秒単位の闘いなんだよ。ビアンコかロッソか。どっちも好きなんだけど、より渥美半島を感じるには今年はビアンコ！パスタを茹でるのに敢えて塩は使いません。だってあさりから渥美の海のエキスが滲みでるからね。

青森のにんにく、小平市の鷹の爪、シシリア島のオリーブオイル、信州のしめじ、パルマのパルメジャーノ、博多のパセリ、山梨の白ワイン、そして渥美半島のあさり。

俺、店できる、てか、人気店になると思いました。でも、俺の腕よりあさりの力なんだよなぁ。旬のものをいただくって、すごいことだよね。届いたとき、もちろんあさりは全部生きてたし。その命をいただいてんだもんなぁ。なんだか、美味すぎて泣けてきたっす。俺は生き物の死の上に生きさせてもらってんだなぁ、と。深く感謝したのでした。

餌と食事の違いはそこにある気がするなぁ。どうせ食べるのなら、そんなものをいただきたいです。毎年、ほんとうにありがとう。

僕が毎日走ってる海とつながってるんだけど、ここじゃ獲れないんだよ。今日の海。

渥美半島のあさり2018!!!!!!!

今日はひっさしぶりに本気と書いてマジだぜー。

器も選ぶぜー。どっちにしても親友が作ったものだけどね。笑。

我ながら、天才かも。でも、写真を撮ってる間も刻々と味変わるからね。

惑星、ありがとーーーーーーー !!!!!!!

カテゴリー: 未分類パーマリンク

ビアンコかロッソかへの6件のコメント

ぴーすより:

2018年3月9日 11:39 PM

今日のダイアリーには何となく、ありがとう、の登場が多いと思ったら、今日は3月9日、サンキューの日でした。
今日の間にいっておこう。ありがとーーーーーーー！
すっきり、いい気分 ♪

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lily より:

2018年3月10日 12:13 AM

ボンゴレビアンコ美味しそう。そう言えばしばらく食べてないなぁ。
むせ返るようなパルミジャーノの薫りを思い出すな、夜中なのに！

あさりもだけどそれ以外の材料も種を蒔いて育てて収穫してくれた人達の手、流通に載せてくれた人の手、運んでくれた人の手、小売してくれた人の手、そして買って料理した自分の手、命を差し出してくれた動植物達。
そんな命や過程や様々な人のエネルギーを経て生かされているのだと思うと、
人間て本当に一人で生きてるんじゃないなぁ、とありがたくて涙が出ちゃう位感動したりしますよね。
日々奇跡と感謝の連続。

こういう感情、時々忘れそうになることに気付いたりします。
昨日と今日のダイアリーは本当に大切なことを再確認させてもらいました。
ありがとう。

そっか39でサンキューの日だったんだ！
私もありがとうが多い一日でした。教えてくれてありがとうございます。

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桃瑠(トウル) より:

2018年3月10日 3:05 AM

見てるウチに、う～(^q^)よだれが !!!夜中なのですが、お腹空いちゃいました！画像だけでも匂ってきそうです。死ぬまで、一度は、洋さんが作った料理を食べてみたいです。

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青空より:

2018年3月10日 5:24 AM

気分と食材次第で開く
食堂ひろし（仮）なんて如何ですか。
こだわり食材での絶品料理
一度は食してみたいです。
食べる＝生きる
感謝が足りない自分を反省中です。

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Rusty より:

2018年3月10日 12:48 PM

「パスタは、その内部に塩を入れたほうが、絶対においしいのよ。ソースとパスタをあおり混ぜる段階では、パスタに塩は入っていかないの。だからパスタを茹でる段階で、粗粒の海塩を使って、ゆっくり塩を入れていくのね。これは言ってみれば科学的な問題です。旬や命、そして食をめぐる見解については、全面的に支持します。それからもうひとつ。風祭では、1号線沿いの桜の花が、昨夜の雨に濡れてます、と彼に伝えておいて」

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hire より:

2018年3月11日 10:18 PM

禁漁区に気をつければ南の方であさり取れますよ
有料潮干狩り場（基本野生）もあります

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