歌う

3月29日　木曜日　晴れ

ようやく書き上げた（と思っている）いくつかの歌を躰に入れていく。「入れる」って言葉がふさわしくて、血の中に棲んでくれれば、もう何も考えずに歌うことができるようになる。

歌うのは室内より、オープンエアがいいね。トンビやウグイスがオーディエンス。ウグイスはまだ歌うのが下手クソでね。躰に入っていない僕の歌に呼応してくれてる。姿は見えないけど、かわいいやつだよ。歌っている内容と鳥の飛翔があいまって、ときどきPVみたいなシーンになったりする。

あんまり多くのライヴはやりたくない。なぜって、荒いライヴはやりたくないから。自分が集中してできることの限界はわかってる。一本一本をたいせつにしたい。なこと言ってると、新年から無収入なわけだけど、こうやって存分に好きなことをやらせてもらっている幸福を噛み締めて、そろそろ人に会いにでかけて、音楽を聞いて元気になってもらいたいと思ってる。

OPEN ユウナとカンナとブーゲンビリア
いつかOPEN
人生は流れ星のように一瞬のまばたき
いつか　OPEN
あの日気づいたことを忘れないように
いつか　OPEN

鳥たちがオーディエンスなんて最高だ！