Ivy

7月16日 月曜日 晴れ

ようやく、少しだけ時間ができた。頭の中にあったたくさんの音楽をようやく忘れることができる。忘れるってのは失礼か。脳ミソの容量が少ないから、入れ替える感じ。少しだけ休んだら、自分の音楽に戻る予定。てか、いつもながら不器用さに呆れる。いつだってたったひとつのことしかできない。

庭に野生のIVYが生えていて、いつか接木をしたいと思ってた。水につけて、根が出てきたら、鉢に植えかえていいんだって。こういうことしてんのが、無性に愉しいのはトシとったってことなのかなぁ?うまく根が出てくれるといいな。

やっと時間ができたからって、初めてやったことはホームセンターに行って、窮屈そうだった植物を植えかえるための土と鉢を買うことだった。ロックじゃねー。笑。でも、行き帰りの車中じゃ、オーディエンスがくれたJERRY GARCIA BAND、聞いてたけどね。ゴキゲンだったぜ!

そうそう。このところ寝る前に、平野啓一郎さんの本を読んでいた。頭を真っ白にしてくれる素晴らしい小説だったよ。「マチネの終わりに」。まるで自分のことが書いてあるみたいだった。デジャヴってか、睡魔とも相まって、毎晩不思議な世界を漂ってた。こういう素晴らしい創作物はたましいを救ってくれる。自分もかくありたい。

根が出るといいなぁ。

 

 

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Ivy への7件のコメント

  1. かつらぎ より:

    すてきなお写真です。愛を感じる。

  2. rie より:

    そのこはすごいタフなので、大丈夫だと思いますよ。
    可愛いネコも見守ってるし。

    ワイヤープランツっていうのも、小さな丸い葉っぱが可愛いですが、見た目と違ってかなり強いのでオススメです。
    寄せ植の脇役だったのがどんどん伸びて、頑張るなぁって思っていたら切るタイミングを逃して、今や横6メートルくらいまで広がり、家のフェンスおおいつくしそうです。そろそろ、剪定しないと…。
    植えるなら、鉢植から出ないようした方がいいです…。

  3. Tomo より:

    根、出てきますよ。
    いのちが増えていきますね。

  4. にゃあにゃあ。 より:

    スープのアルバム、いろんなコトをかんじます。
    まだ生煮えの、味つけ前の名曲たちは、すでに何物かになるべく、確かに命を宿して、美しく響いていて。
    でも、ココから歌詞を付けて曲として完成させるって、どれほどの産みの苦しみを経るのだろうと・・。
    無数の可能性と選択肢の中から、決断してただ一つを選んでゆく・・・その途方もないstrrugleに、もはや畏れを感じます。

    17歳の歌声は、か、か、可愛い〜!!!!
    はい、たしかに、Hiroshi Yamaguchiの原形、HWのオリジンですね。
    この美声年、美少年?が、37年経つとあのヒロシおじさん(失礼)になるって、ほとんどニンゲンの神秘さえ感じます。
    そしてこの写真は、重要(笑)

    楽しいような、愛おしいような、切ないような、ショックなような。
    いろんな味のする スープアルバム
    ごちそうさまでしたm(__)m

  5. Masako より:

    木や花が好きなのは、歳のせいではなくて、心の優しさの現れ。アイビーの成長楽しみですね。

    土を触っていると、そこからネガティブな気が浄化される。太陽の光と土と、美味しい空気と。木は生い茂り、アゲハチョウは何かを探すように飛んでいました。草に埋もれた枯れ葉の下には小さな虫たちが。そこには葉脈だけになった枯れ葉が落ちていました。美しい自然の営み。と、ト、ト、トカゲが飛び出て来て~~。ギャー――!
    今朝は蝉の大合唱。夏本番。一昨年ライヴで聴いた『夏』の曲を思い出しながら。

  6. ひっしー より:

    『マチネの終わりに』すばらしいですよね。当時毎日新聞に連載されており、朝刊が届くのが毎日楽しみで仕方ありませんでした。

  7. rie より:

    半分読みました。
    明らかに減っていってるはずの”今”を思いながら、切なくなる本です。

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