1月5日 日曜日 晴れ
ニューアルバム「Blink」、一般発売まであと3日になりました。オフィシャルサイト、レコード店、大手通販サイト、配信など。すべてのシチュエーションにおいて手にしていただけます。ぜひ、よろしゅう!
宣伝くさくなりすぎない映像をHW映像チームが作ってくれました。コピーライトはHWがホールドしているので、自由にリンクしてくださいまし!
さて。ヨコチンさんから絶妙な質問です。
映像、めっっっっちゃカッコいい!!返すがえすも仙台のLIVEに行けなかった事が悔やまれます。。
ところで、一般人にはなかなか分からないし、聞き辛い事でもあるのですが、CDを買うのと、配信サービスでダウンロードするので、ミュージシャンが受け取る対価って違い、、ますよね??想像ですが。
我々がミュージシャンに払えるものは作品への敬意と対価しかないので、自分の想像に基づき配信サービスで音楽を聴く度に罪悪感みたいなものも感じますし、何ならApple Musicのアカウントを作るのにも数年逡巡したくらいです(ただ、配信で聴き始めてからは音楽自体を聴く量は数十倍に増えました)。
いい機会なので、差し障りない範囲でその辺教えて頂けたらなあと思います。
タイムリーかつ絶妙な質問をありがとう。夢を壊さない程度にお応えしておこうと思います。
CDのリリースをめぐる状況は僕らのデビュー時とはまるで変わりました。単純に売れないのです。どうしてって、たとえば新しいコンピュータにCDのスロット、もはやありませんよね?そういうことです。
クリエイトする側としては制作費を極限まで削る努力を当然しますが、限界があります。クオリティーを保つために絶対に削れないコストもあります。時代からは映像も要求されますし、制作費はかさむばかりで、もはやCDで黒字を出すなんてことは絵空事になりつつあります。
それでも。僕らはアルバムにこだわりたいのです。たとえば40年の感謝を伝えるには。僕らは素晴らしいアルバムたちに育ててもらった。その恩義をこれからも伝えていきたい。もちろんアナログって手段もあるのですが、残念ながら、ものすごく高い値段になってしまいます。今回も検討しましたが、それカジュアルじゃない。
正直に言って、配信などからもたらされるバンドへの収益は「こどものおつかい」みたいな金額です。それでは到底成り立たないけれど、これからのためにはやっておかざるをえないし、今後、できた曲をすぐに(たとえばその日に)届けることができるわけで、そこには可能性も感じています。使い分けかな、と。
今の時点では、1. ライブ会場で買っていただく。2. オフィシャルサイトで買っていただく。3. 通販サイトやレコード店で買っていただく。4. 配信などを利用する。
バンドに利益があるのはこの順番です。理由は書かなくてもわかってもらえますよね?でも、ライヴに来れない人もいるし、レコード店に恩義を感じている人もいるだろうし、それぞれの状況に応じて選択していただければと思います。参考にしてくださいまし。
確かなことなんてなにひとつない時代を生きています。でも、僕らは音楽にある夢と希望を諦めるつもりはありません。これからもどうぞ、よろしく!
こないだライブ会場にてヒロシさんが
「ミュージシャンに必要なのは何か分かる?」と
会場にて問われてました。「体力だよ(笑)」と。
欲しい物は労せずポチることができるこの時代に
おいて生き辛い世の中になってきたのでしょう。
でも私はウィークディであろうがチケットを買い
ライブ会場に行きアルバムを購入するでしょう。
ヒートウェイヴが大好きだから。
ちなみに私は「愛」かなと思ったのです(恥)
本日午後、Amazonで売っているのを知りつつ、書店を3軒はしご、電車移動含むで、3冊目の10年日記を買いました。鹿児島市で作られた箱入りのダイアリー。体力いったけど清々しい。1冊目は、母親からのプレゼント。あれから20年。空白の欄も含めていろいろあったと感慨深い。筆跡の変化もあり、人生が数冊でおさまる。今回のアルバム、手触りが温もりを感じるので、個人的なきもちだけどビニールのパッケージをはずした表紙を感じて欲しいな、と。
アルバムを、ライヴ会場で手に入れられてる私は幸せだと思います。家庭の事情やご本人の体調などにより、ライヴに行けず、それでも、この世界の片隅のどっかでしみじみとHEATWAVEを聴いてる人もいるはず。後、スマホやネットにも疎い人もいるはず。そんな人にも、HEATWAVEの新譜出たよ~いつか絶対手にしてね~と伝えたい。地道にずっと、手に出来る環境があればな…とも思いつつ。なかなか、難しいですよね…。
試練
心折れるものかと、踏ん張る。
きっといつか、光は見えるはず。
今、やれる事をやる。
「Blink」が、
本当に、本当に、今のわたしの支えです。
配信、サブスクなども利用していますが、ジャケット眺めたり、歌詞カード見たり、プレゼントするには形のある方が絶対よいです。land of musicのようなCD制作も難しいのかなぁ… ライブ盤も定期的に発売してもらえると嬉しいです。デジタル越しでも、その時の熱量が伝わってきます。
回答ありがとうございました。大体想像通りで、胸のつかえが少し取れた気がします。
おひねり、は出来るだけ効率的に渡したいのは誰しもだと思うので、思い切って質問してみて良かったです、今回のアルバムはオフィシャルサイトから買おうと思います。
ここで書くのはどうかと迷いましたが…。CDが売れない。随分前に聞いた話しです。ラジオからかなぁ。1曲100円で配信されるものはミュージシャンに入るのは○円。どういう仕組みかは説明がありませんでしたが…。本当に驚きました。CDは手元に置いておける、ジャケットも歌詞カードもある。分からない歌詞の確認も出来る。でも、今はスマホ時代。音楽を取り込んでいつでも、どこでも。通勤中の有効活用。本当に便利です。
最近大手サイトで動画の見放題。破格値。安くて、魅力的。でも、やっぱり映画館で観たい。お正月が明けて「A HARD DAY’S NIGHT」を観ました。後、森達也さんの「i新聞記者」も。大スクリーンの映像は記憶に残ります。映像も音も言葉も。
微弱ながら、「Freedom」の映像シェアさせて頂きました。繋がるといいなぁ。
今回のお話、知りたかったことでした。
私自身もサブスクを利用していますし、
それはそれで簡単で便利なのですが…
なんでも簡単で便利になっていく時代だからこそ、
好きな音楽はCDでゆっくり、
ていねいに味わいたいなと思います。