武甲山

8月10日 日曜日 晴れ

縁あって、武甲山の麓を訪ねる。

その山は日本の高度成長を影から支えてきたおかげで、アンビリーバブルなほど傷ついていた。

まったく知らなかったこと。自分の無知が恥ずかしかったよ。

ひとつ前の東京オリンピックあたりから、このオリンピックに至るまで。山肌は都会のコンクリートのために削られ続けた。とっても、とっても象徴的だった。

人間って凄まじい生き物だな、と。

理論的に身体を学んだ人たちに施術を受ける。スピリチュアルなことより、全体を理解した人の方が全てを預けられる。気がついたら寝落ちしていて、体はバランスを取り戻し、腰痛は嘘のように楽になり、ビールは天国の味がした。

武甲山のホスピタリティー。感じることはたくさんあった。失ったものと得たもの。感じることはたくさんあった、アゲイン。美味しいものをたくさんいただいた。映画作品のオープニングの曲が食卓で湧いてきた。ギターもないし、記録さえしなかったけれど、これはたぶんフィットする気がする。

すべては政府の無策からgo toも含め(アクセル踏んでブレーキ踏んで、いったいどっちなん?苦笑)武甲山の傷と人々の暮らし、このフロウがもたらしてくれたものだ。

感謝しよう。

傷つき、そして凛々しい。

そこに根ざして暮らす人々。

 

そうそう。
要望の多かった、「Blink」のカラオケもHW配信ライヴの販売と合わせて手にしてもらえるように整備中。もちろんCDクオリティーです。今年のお盆は家でHW、熱唱してください。

 

 

 

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武甲山 への6件のコメント

  1. かつらぎ より:

    なんですって!!カラオケ‼︎。感涙。

  2. Ray’s Dad より:

    叫び歌います〜‼︎‼︎
    (ᴑ̨̨̍̆͞͡ ͦ̆ ॑ᵓ̩̗̍

  3. YUJI より:

    武甲山、表と裏で全然表情が違う山ですね。
    私の家から博多に行く時に筑豊を通って行くと、同じように削り取られた香春岳があります。
    ある番組で武甲山を見た時に、香春岳を見るといつも感じる感情が沸き上がってきたのを思い出しました。

  4. 山田だんだだん より:

    武甲山、初めて知りました。ネット検索して、秩父出身のギタリスト笹久保伸さんが書かれた「東京オリンピックの裏で、ダイナマイトで爆破され続ける「神の山」」という記事を見つけました。関東で使われるセメントの半分はこの山の石灰石が原料らしいです。破壊される前の武甲山の写真も掲載されています。金のため、経済のためなら信仰する山でさえも破壊して何も感じなくなってしまう、これって我が県そして日本全体に言えることだよな。「コロナ感染を抑えたのは日本人の民度の高さ」のなどとほざいた某阿呆大臣がいたが、本当に民度が高かったら(今度の)オリンピックなんてとっくに中止になってるはずだろうが、バカ言ってんじゃねえよ。・・・話があらぬ方向へ飛んでしまった、汗。(ついでと言ってはなんですが、笹久保伸さんの演奏を動画サイトで見て、フォルクローレなんですが、これも良かったです。)
     
    話は変わって、おー、カラオケ出すんですか!嬉すいっす!お盆前ってあと数日ですが・・・ということはダウンロードってことですか?OKです!ポチっと押してすぐ手に入る、これはこれでいいと思います(あ、でも考えてみると、ダウンロードで音楽買うのって初めてかも)。

  5. 路子 より:

    次回は、武甲山に登ってみられては?
    なんといっても秩父の富士山。
    良い眺めです。
    山口さんの写真のおかげで、15年前に福岡を出て
    2年ほど住んだ秩父の風景や人々を思い出しました。
    施術の達人?!もおられるのですね。友達に聞いてみよ~。
    再訪なさることがあれば、秩父の鉱泉に入って下さい。
    九州の温泉とは違い、また良いものです。

  6. チャロ より:

    武甲山何処なのか調べてみたら、秩父。秩父といえば、花のあとさきのムツばあさん。大好きなムツばあさん思い出して検索してみたら、なんと今年「花のあとさき」としてドキュメンタリー映画化されていました。ところでオープニングの曲が閃いたという映画作品とは、なんなのかな?サウンドトラックお作りになるのかな、楽しみです。腰痛良くなって本当に良かったです。でも、だからといって直ぐに頑張りすぎないようにくれぐれもご注意下さいね。

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