モーガンday#002

2月5日 月曜日 雪

モーガン・フィッシャーとの2days。

世代とか時空とか国籍とか、ぜーんぶ軽く超えてった。

でもって、いつものようにアナーキー。

最初は空間がもたらすインスピレーションでとってもいい感じだったんだけど、だんだん熱気を帯びてきて、歌うには苦しい酸素の薄さに変化。苦笑。それもまたライヴ。

みんなをモーガンの家に招いたのではなく、あれはスタジオね。お間違えなく。音が生まれる場所。今の時代、ミュージシャン、アーティストにとっては大事な場所なんだよ。贅沢にレコーディングスタジオでふんぞり返ってる時代は終わったの。

ちょっとだけ説明しよう。レコーディングスタジオって、単純にとんでもなく高い。1日で都内の一軒家の家賃くらい。笑。そこにエンジニア、ミュージシャンを雇うわけだから、その倍くらいの金は軽く飛んでいく。アルバムを作ろうと思えば、少なくとも10日は使うわけで、それに加えて、ミックス、マスタリングと更なる行程があるのです。

もっとはっきり伝えておこうか?いちばんお金を使ってたときで、アルバム一枚で3000万くらい。郊外に家買えるくらい。もはや、あり得ないけど。作ったってことは回収しなけりゃ成り立たない。

で、サブスクの時代なわけです。みんなほとんどタダに近い感じで音楽を聞いている。つまりこちらは製作費をかけられない。かかったお金を回収する術はほぼない。えっとね。みんながサブスクで聞いてくれることで、こちらには冗談みたいなお金が入ってきます。冗談抜きでカップヌードル買えるくらいって形容が正しいと思う。

いきおい、こんなクソみたいな状況でも音楽を続けようと思えば、プライベートな環境でスタジオを作る以外に方法はないってことです。

んなことでメゲるくらいなら最初からやってないけどね。

安いってことはどこかに歪みがあって、誰かが苦しんでるんです。ちゃんとやろうと思えば、安くはできない。社会の構図と同じ。僕がユニクロを好まない理由です。

なにをコアなファンに伝えたかったかって。あれはモーガンが作ったクリエイティヴな空気ってことです。家ではない。家だけど。笑。そうやって「自由に」サバイブしてきたことをみんなが役立ててくれたらオレは嬉しいってことです。わかるよね?ギリギリまで入ってもらっても、やってる方はむっちゃ効率は悪いんです。でも、なぜやるのか?そこを受け取ってくれたらオレは嬉しい。

受け取るだけではなく、次に役立ててほしい。それがモーちゃんと、オレの願いです。来週はハービー山口さんと、来月(だったかな)はピーター・バラカンさんとやるって。それぞれに素晴らしいと思うよ。にしても、モーちゃん74歳、ほんとよく頑張ってる。

最近ともだちになったシンガーの山田くんと、音楽を創る話をたくさんしました。それから、33歳のヤングボーイからとってもナイスなハンドメイドのエフェクターを手渡された(インスタ見てね)。なんだか、伝わってて、オレは嬉しい。こういうことがオレを励ましてくれる。

来てくれてありがとう!

なにか受け取ったら、それぞれの暮らしの中で役立てておくれ。この実験、楽しかったら感想を聞かせておくれ。リクエストが多ければ、モーちゃんの試みがもっと拡がるようにオレも取り組んでみるよ。

なんにせよ、諦めたら負けだ。

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モーガンday#002 への8件のコメント

  1. 冨田万友美 より:

    本当に良かったです!
    知らない人ばかりなのに、後半になったら周りの人と話す関係に!!
    演者・観客と…交じり合った感じがしました。場の持つ力も大きいと思います。
    また演ってほしいです、楽しみにしています。

    山田さんが会場にいらっしゃったのは驚きました。
    「山口さんのファンなんです」と聞いて(そうですよねーと思いましたが)。
    彼の歌はフェスで初めて聞いた時に…涙が溢れました。
    山田さんとのジョイントも演ってほしいです! それでは。

  2. ルーリードに似てると言われた男 より:

    昨夜参加させて頂きました。
    まだ気持ちの整理がついていませんが、もちろん楽しかったのですが、それだけじゃない、洋、モーガンさんの演奏を全身で受けながら、自分の顔は間違いなく笑っているんだけど心は笑ってない感じで、自分を生き抜くうえでの気合いや真剣さがもうケタ違いで、お二人ともあんな至近距離にいるのに遠くにいる感じがして、本当は洋にギターネックを握らしてほしいとお願いしようと思っていたのですが、そんな勇気もどっか言ってしまうくらいに打ちのめされました(良い意味で)

    でも、昨日のLive…いやRock Rollセミナー(Rockの精神を学ぶ)に参加することが出来て本当に良かったです。自分に足りないところが浮き彫りになって、いつもより力強く朝を迎えられました!

    私はキャンセル待ちをしていたのですが、モーガンさんから1名キャンセルが出たので参加出来ますよとご連絡を頂いて参加出来たので、やっぱり私はこのLiveに参加する必要があったのだなと捉えております(笑)

    洋、モーガンさんありがとうございました!

  3. しの より:

    モーガンさんとのライブ参加させていただきました。リクエストさせていただいたルナパークを含めて「月に吠える」から4曲も演奏していただき、ありがとうございました。モーガンの魂のキーボードとのアンサンブルで、山口さんの歌がより際立って伸びというか、拡がりがあってエモーショナルで、生き生きとした感じがありました。

    また、凄く久々に聴いた「ballad of mott the hoople」。最高でした。いつもいつも、自分の人生に疑問や挫折を感じた時、苦虫を噛み締めた時、この曲の歌詞にある「ロックンロールは人生に敗れた者のゲームじゃない」を頭の中で鳴らして自問自答してきました。ロックじゃない人間に打ちのめされた時は「俺にはあんたには無いロックンロールがある」と、歯を食いしばって立ち上がり、ハートにロックを感じられる人には「俺にもあんたと同じロックンロールがある」と理解を重ねて来ました。今日、歳を重ねた自分が改めてこの曲を聴いて、自分の骨と血になっている事を感じました。そんな日々の糧になっている曲です。想いをロックに託し、日々重ね続けたお二人にしかできない演奏だったと思います。

    また、自分の中では、もう山口さんとモーガンさんが一緒に演奏することなんて無いんだろうな、と思い込んでいたので、まさか25年後にこうしてお二人の演奏が観れるとは思いませんでした。大げさかもしれませんが、長年のファンとしては、まさに僥倖でした。
    頑張って生きていると、長井を通していろんな方々とめぐり会ったりとか、今日のような予想もしないような嬉しい事が起きたりしますから、クソみたいな事や悲しい事もたくさんありますけれど、まだまだ生き残るってのも捨てたもんじゃないぜ!キープオンロックンロール!とガッツが湧きました。

    あと、最近、特に良く思うんです。
    「ヒートウェイヴを聴き続けて良かったな」って。
    今日もそんな一日でした。
    改めて、ありがとうございました!

  4. ハリー より:

    昨日、参加させて頂きました。

    リクエストのハピネス
    奏でて頂きありがとうございました。

    洋さんの左手の薬指が
    光輝いていました。

    刺激が強すぎて
    昨晩は眠れませんでした。

    まだ夢の中にいるようです。

    素晴らしい時間でした。

    どうもありがとうございました。

  5. タカ より:

    自分も全く同じです、興奮してなかなか寝付けませんでした。夢のようだというのも同じでした。

    追加公演のチケットが確保できてから、モーガンさんのことを知らなすぎるなと、モット・ザ・フープルのトリビュートアルバムを取り寄せて聴いたところあまりのカッコよさに痺れ、ネットの世界に頼らずアルバムをレコードで入手し、聴いてからの参加でした。

    先ず靴を脱いでライブに参加するっていう不思議な感覚でモーガンさんのスタジオに入り、椅子に座るともう至近距離ってもんじゃないくらいの至近距離で、壁にはアルバムジャケットで見たことのあるピアノがデザインされているスーツがかけられていて、まるで歴史上の人物に会うような錯覚になっていました。
    山口さんとモーガンさん、二人の演奏は時空をこえて相性がとてもよく心地良い。弦を押さえる指使い、鍵盤を押さえるタッチまでハッキリ見えて、魔法にかかったような音に酔いしれてました。

    モーガンさんがこの家(スタジオ)を探し見つけて、初めて入った時「とても良いバイブレーションだった」と言っていたのが印象的で、我々がヒートウェイヴを見つけ出した時も正にそんな感じだったと思うのです。これに出会うために、ここに集うために通る道や行ないはきっとあると思ったのです。

    この日、モット・ザ・フープルの映像DVDを購入しました。モーガンさんがサインを入れてくれました。宝物にします。

    まだ夢のようです。でも夢なんかじゃなかったんだとわからせるために、様々なトライをしているモーガンサロンにまた訪れたいと思っています。

  6. D より:

    昨日参加させて頂きました。
    自分は若輩者なので、山口さんとモーガンさんが一緒に演奏するのを観るのは初めてでしたが、何ものにも代え難い貴重な経験となりました。
    ありがとうございました!
    過去に一緒に活動されていても、当時のようにではなく今を生きるお二人の音で、雫が水面に滴り落ち、美しい波紋が広がるような演奏をあの密度の濃い空間で感じることができました。作曲の裏話やモーガンさんの過去のエピソード等も聞くことができ、興味深く、面白かったです。モーガンさんお手製のホットワインも本当に美味しく、まさかモーガンさんが直々に注いで下さるとは夢にも思いませんでした…
    是非また機会があれば参加させて頂きたいです。
    自分が受け取ったものを、誰かに伝えられるようにしたいと思います。
    本当にありがとうございました!

  7. ひとし より:

    昨日のライブを「Rock N’ Roll セミナー」と評して
    投稿されている方がいましたが▪▪▪
    正に!言い得て妙です!

    山口さん、モーガンさん
    プレミアムなライブをありがとうございました!

  8. カズソウル より:

    昨夜のライブ、ありがとうございました。
    たくさんの刺激をいただきました。

    「ロックンロールは今も君の心に息づいている」「ロックンロールに年齢は関係ない」。お二人のメッセージが、心を解き放ってくれました。諦めてはいけない。まだまだ、できることはある。そう思いました。

    ライブをひとり静かに反芻したくて、帰りは徒歩にしました。演奏してくださった「夜の果てへの旅」も思い返しながら…。いい時間でした。

    モーガンさんとのライブ、ぜひまたお願いします!

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