2月5日 火曜日 雪
思うこと多々。
家人を職場まで送る。危険だからね、それフツー。
東京に受験で来ている沖縄の子たち。雪を初めて見たって。んなもん宿まで送るよ。あたりまえ。
そこからがね。
都内から家に帰れない。高速道路はall通行止め。どーにもなんない。
にゃんとか一般道で横浜まで帰ったけど、横浜って坂多いんだよね。笑っちゃうくらい立ち往生。立ち往生ならいいけど、坂をスケーターみたいに滑り降りてくるクルマ多数。
せめてスタッドレスじゃなきゃ、こんな日は乗っちゃダメだよ、、、。
スタックした車多数。そりゃ助けるよね。泥だらけ。
オレのは四駆だし、スタッドレスだからぜんぜん大丈夫。
凄まじい渋滞。ノロノロ運転。はぁ、、、、、。
都会って脆弱すぎる。積雪って10センチにも満たないよ。危機管理能力なさすぎ、、、、。みんなスマホを見るけど、空を見ていない。
若かったころ。
シェラネバダ山脈を越えようとしたら、雪に埋まった。死ぬと思った。アホだった。歯のない山岳救助隊員が助けてくれた。
アイルランドで。大雪で行き倒れになりそうなフランス人を助けたら、オレも行き倒れてあの世に行きそうになった。歯のない漁師が助けてくれた。
今回?ぜんぜん大丈夫。ただ家に帰れないだけ。車中泊。やだね、、、、。それはやだ。でも助けられて今があるから、困ってる若干のアホを助けないわけにはいかない。あれはかつてのオレかもしれないんだし。
はい。帰りました。日付変わりました。
今日は運転しただけ、、、、。読んでくれてありがとう。
でも、これ全力だから、なんにも後悔してないよ。
雪国生まれ雪国育ちですが、あの種類の雪はめっちゃ滑ります。
雪が滑ると言うよりは、雪と靴底の間の水の膜で滑るんですよね、雪に慣れていない自覚がある方は不要不急の外出は避けた方が無難だと思います。雪は舐めると大怪我します、マジで。
北海道ではほとんどのクルマにスコップと脱出用のスロープが積んであって、スタックしたクルマがあるとどこからともなく人が集まってきて皆んなで助けるんだとか。明日は我が身って意識があるのでしょうね。
なにはともあれ、お疲れ様でした。
全然方向違いなところに反応しちゃうけど、「家人」って言葉良いっすねー。僕も自分のパートナーを人前でどう呼んだらいいのかずっと困ってて、ずっと「うちの奥さん」なんて変な言い方してたけど(苦笑)、これからは文を書くときは「家人」、これでいこうと思います(笑)。
そうそう、年末のライブでヒロシさんがご結婚の報告をしてくれた時も、結婚したって事実なんかより「守るべき人ができた」って言葉にグッときました。孤高の生き方も良いけど、そこに守るべき人ができたら、そりゃあもう最強でしょ!
このヒロシさんの降雪災害救助活動(笑)も、共に助けあう慈愛の精神が自然と出たからとれた行動んじゃないかあ?やっぱ、愛ですよ、愛。小さなことでも、愛が僕らを変え、周りを変え、やがては世界が変わっていくんじゃないでしょうか。
久しぶりにキャロル・キングの大好きな曲、Love Makes the Worldを聴きたくなりました。
今回ヒロシさんが助けた人にとっては歯のないミュージシャンに助けられたって事ですかね
こんな大変な日にこんな感想ちょっと申し訳ないですがなんか文章が落語のまくらみたいでめっちゃ面白くて4回くらい読みました
私も「家人」という表現にキュンとした一人です。
本当にお疲れさまでした。
母方の実家が信州なので、雪道の運転はいつも以上に慎重になります。
普段は首都圏住みながら毎年スタッドレスは履かせていますが、
雪道は油断は禁物ですよね。スタッドレスでも滑ることが普通にありますし。
小さいころから折に触れて思ってきたものの、
つい忘れがちになりますが、人間も大自然の一部なんですよね。
いろいろな自然からのメッセージを感じなきゃ、とあらためて思いなおしています。
以前、12月のアイスランドをレンタカー借りて旅行してた時に
雪のふきだりに突っ込んで動けなくなったことがあります。
己の馬鹿さ加減を呪いつつ、四苦八苦してると、
通りすがりの現地の老人が現れて、泣きそうな私に、軽やかに『How are you?』って声掛けてくれて。。。決して、Fineな状況ではないのはみたら分かるだろーって思いながら、何だか笑えてきて思わず『I’m Fine』って答えてしまいました。。。その後、その老人とその息子と思われる人が、素早く、テキパキと自分の車にワイヤーつけて、私のレンタカー引っ張り出してくれて、助けてもらったことがあります。
嬉しかったなぁー。。。
当たり前のように、ユーモアを持って、人を助けられる人になりたいもんです。。。