遠いこと

10月3日 水曜日 雨

少しの富を得た人たちが、自らの家にセキュリティー・システムを導入しはじめた頃から、確実に何かが変質した。あくまでも僕の中では。

とある国にある、第二の故郷のような村では、玄関の鍵穴に鍵が刺さっていると「それは今外出中です」ってことを意味する。そこには everybody knows everybody というややこしさも同居するのだけれど。

遠いものを遠いと思うことに、人は慣れてしまった。敢えて天に触れようとする人はもうこの世にはほとんど居ない。

どちらかの善し悪しについて言及するつもりはない。ただし、今ここに暮らしていることはひどく息苦しい。

夢の中で夢を観る。

夢の中で夢を観る。

頭蓋骨の裏のスクリーンにはトラウマの映画が映ってる。

頭蓋骨の裏のスクリーンにはトラウマの映画が映ってる。

あまりにも近く、あまりにも遠い。

あまりにも近く、あまりにも遠い。

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遠いこと への4件のコメント

  1. 萩原晋也 より:

    そんなこと書かれたら、俺はHEATWAVEとどう対峙したらいいんだ。

    音楽もロックンロールもなく、この世界はどうしようもないとアーティストが

    表明したとき、俺はじゃあ、もうHEATWAVEの音楽とは共鳴できないとしか

    書けない。

    俺はやっぱり何かを信じたい。

    その道しるべのひとつがHEATWAVEのはずだったんだ。

    ゆうべ、新しい風のPV、THE BOOMの「いつもと違う場所で」の

    ミュージックステーションで山口さんが共演した映像をYOU TUBEで

    観た。

    あの頃がよかったとかじゃなくて、めちゃくちゃ伝わる何かが山口さんからあった。

    それをずっと信じてきた。

    震災前の「スターライト」の大阪でのバンド演奏に確実なる希望を見出した。

    俺は今でも信じたいし、信じてるけどね。

    頼んます。

    俺は俺自身でやるだけなんで、いいんだけど。

    やっぱり、希望の星はあればあるだけいいから・・・

  2. 愛ぴょん より:

    息苦しい時は深呼吸…
    ヒロシさんの魂に安らぎを☆

  3. 吉麒 より:

    ほんとに息苦しい。自由や表現や娯楽にはコンプライアンスなんていう都合のいい厳しい制限を設け、本質的なところは知らんぷり。そりゃ嫌にもなるよみんな。そりゃ自分勝手にもなるよみんな。でも僕はあなたの音楽を知ってる。毎朝会社に近づくとあなたの音楽を聞きます。なんとか自分でいれる気がするからです。そんな兄貴の様な存在は僕の周りにはいないです。阪神の金本選手のような存在です。どうかなんとか踏ん張ってください。その生き様を力にして僕も年下の者に伝えていきます。なによりお体に気をつけて。

  4. 萩原晋也 より:

    思うけど、ファンのこういう熱い想いもこの何年もなかったんじゃないの?

    ヒートウェイヴがどうの言う前に自分じゃない?

    山口、頑張れじゃないよ。

    自分、頑張れだよ。

    俺らの熱がヒートウェイヴに伝わらなかっただけ、かもね。

    俺はやるよ。

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