日別アーカイブ: 2012年5月30日

うれしーさー

5月30日 水曜日 晴れ 都内にて打ち合わせ三昧。 母になったミュージシャンには母ならではの視点があって、はっと気づかされることがある。帰りしな、そのことを反芻していたら、それがいかに自分にない視点で、素晴らしいかってことがじわじわと染みてきた。おかげで「未来を創るってことは、既にある道を歩いていくことではなく、道そのものを自分で切り拓いていくことだ」っちゅー誰かのニューアルバムの推薦文がはらはらと降ってきた。こんな風にいろんなことが繋がっていく。真ん中にあるのは男とか女とか、そんな次元じゃなくて、愛だから、それが嬉しい。 先だってライヴをやったネオンホールのスタッフ、大沢夏海ちゃんが写真を送ってくれたので一挙掲載。このハコが素晴らしいのは、常に前を向いて「人にモノを伝えるとは何ぞや」と自問自答を繰り返し、それを実践しているところにある。僕は魚さんに「ネオンホールがさ」と話しかけると、目がキラりんとするのを知っている。 そういえば、今度の相馬のライヴは「presented by フレスコ・キクチ」なのである。知らない人のために説明すると、それは地元のスーパーマーケットなのである。ライヴに冠がついて、こんなに嬉しいのも珍しい。だって、そのスーパーは震災後に取るものもとりあえず、地元の人たちのために物資を集め、店を開けたスーパーだからである。 何はともあれ、僕が嬉しくなるのは愛があるときである。それは、いつだって嬉しい。うれしーさー。 追伸 みなさんから頂いた寄付金の使い道についてです。南相馬市の自立研修所「えんどう豆」のみんなが6/3に仙台市内で行われる「とっておきの音楽祭」に出場します。一番町のステージで、開演は午前11時25分から(もちろん僕も応援に行きますとも)。それにあたって、楽器が足りないとの連絡があり、パーカションもろもろ(まだ届いていないものもあるようですが)、それから僕のギターを作ってくれているヤイリギターの一五一会(BEGINのメンバーによって開発された4本弦の楽器)が欲しいと連絡がありました。楽器ならば、僕にお任せを。ヤイリギターは即座に対応してくれました。チューナー、教則本をおまけしてくれました。これらの楽器はみなさんの気持ちで贈られたものです。ほんとうにありがとう。 収支についてはプロジェクトのサイトで月末に更新されています。    

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