月別アーカイブ: 12月 2013

12月20日　金曜日　曇り 12/26のライヴのためのリハーサル。矢井田さんと佐藤タイジと。 分かってはいたけれど、この二人が持っている「本物感」のベクトルがここまで違うかっちゅーくらいの振り幅。愉しくて、オレはずっと笑ってた気がする。 まずはプロフェッショナルとして、お二人ともまったく代打が居ない存在であること。そして、本気で生きていること。心の底にコンパッションを持っていること。それらが音楽に昇華されていること。 素晴らしい。12/26。迷ってる人は是非。

12月19日　木曜日　雨 前からずっと不思議に思ってはいたが。 確かにスーパー・マーケットは家から200メートルくらいの位置にある。で、毎日食材を買いにいくオレはアホなのだろうか？なぜ、明日の分くらい買っておけないのだろうか？毎日、それを不思議に思いながら、「うー、腹減った」と今から買い物に行くのである。 昔、レコード会社のディレクターがシングル曲のキャッチコピーに「何ひとつ学ばない男」と書いたのだが、やっと意味が分かった。こういうことね。

12月18日　水曜日　雨 たくさんの素晴らしいミュージシャンの曲を身体に入れています。12/26に集ってくれる音楽家は、僕が人間として、心から尊敬している人たちです。だから、この作業はとても愉しいす。「あー、この人のこういうところが好きなのね」とか、いろいろ。当日はわたくす、下手なホスト（進行係）役をつとめます。いっしょーけんめいやりますが、そこだけは期待しないでください。笑。チケットはもう少しだけあるそうなので、迷っている人はお早めに。 ———————————– はてさて。 九州でずっと考えていた、40代の雑感。 12/16は父親の命日でした。 彼は今の僕の年で死んだのですね。31年前、僕は18歳でした。 国道を徒歩で横断中、車2台に轢かれて死にました。翌日の新聞に「大学教授、酔って車に轢かれる」と云う記事が載りました。それを書いた記者の襟首をつかんで激怒したことを覚えています。そして、どちらの車が致命傷を与えたかということで揉めました。僕は何というか、その、いたたまれなかった。僕の愛する父親は金で出来ているのではないからです。 そのとき僕は「何があっても49歳までは生きよう」と決めたのです。「あんたを超えていくよ」と。あと1週間とちょっとで僕の49歳も終わります。だから、よほどの事がないかぎり、僕はひとつの約束を果たすことになると思います。超えたかどうか誰がジャッジするのかって？親父とオレです。 彼と僕は、会話を交わさなくても。深いところで理解しあっていました。それは今もそうです。頭のキレるスピードは到底かなわないけれど、純粋すぎた彼に足りなかった「強さ」を僕は代わりに手に入れた。ここから先は彼が果たせなかったことをやります。それが何なのか、たぶん誰にも伝えないけれど。 40代は,,,,,,。あんまり書きたくないけど、苦しかったです。よく生き延びたと云うのが偽りのない実感です。一歩間違えればこの世には居なかったし、二度と経験したくないことが大まかに云って4つあったし、人生最大のピンチもありました。 あまりにヒドい目に遭うと、その傷はもう修復できません。その傷や痛みと共に生きていくしかないのです。「消えない痛み」を自分の個性として捉えるしかないと云うか。そのかわり、表現は深くなります。アイロニックだけれど。 乗り越えることができたのは、すべて愛のおかげです。ほんとうです。すべてを失って、たいせつなものは何ひとつ失われないことを知ったのです。それらは僕の心の中にあるからです。不可侵なのです。愛とは求めるものではなく、与えるものです。見返りを要求するのなら、それは愛ではありません。そして孤独は誰もひとりにはしません。こんな簡単なことを理解するのに、ほぼ50年かかりました。残念。 むろん40代も一生懸命に生きていたとは思います。でも、今一度フル・スロットルで生きてみようと思うのです。静かに、でも確かに燃えています。未来を創ることは、目の前にある今を全力で真摯に生きることに他ならないからです。 生きる力とは覚悟のことです。たぶん、だけど。  

12月17日　火曜日　曇り どうしてそうなるのか不明なのだけれど、きっと性分だとは思うけれど、毎日全力。どうかすると、ホテルの部屋の入り口に入った瞬間に気絶。ベッドまでたどり着けない、とかね。あと2メートルなのに。残存エネルギー・ゼロ、みたいな日々。 昨夜もいろんなことを静かに文章にまとめて、早めに就寝して、本日の東京までの1200キロに備えるつもりだったけれど、結局そうはならず、いろんな事案を打開するために無理を承知で全力朝帰り。1200キロは真面目に地獄行きだった。しんどかった。もうこんな無茶は金輪際止める。50になったら、どんなに人助けをしたくても、まずは自分を大事にしないとね。死ぬにはまだ早い。やり残したことがやまほどあるから。 ———————– 何から伝えたらいいのか。たくさん溢れるほど。九州に居る間、未来のために、自分の40代について考えてたのです。そのことは明日にでも。まずは自分のおふとんの国で眠ります。 昨日FM長崎で毎年恒例の「HW特番」を収録しました。なんと今年で8年目だそうです。放送は新年1月2日の19時から。いつも、ありがとう。みんな聴いてね。

えっと、あまりにもいろんなことがありすぎて、言葉にできず。明日、一日かけて関東に戻るので、そのときニンゲンだったら、記します。ごめん。

12月15日　日曜日　晴れ

12月14日　土曜日　曇り 父親の命日にほぼ近い日に、故郷に居ることができるなんてことは珍しい。あれから31年も経過して、遂に今月オレは奴の年齢を上回る（らしい）。だから、いろんなことを報告しに行った。角瓶とロングピースを持ってね。悪くなかったよ。思うことはたくさんあるけど、まったく言葉にはならん。でもたぶん、それでいいんだと思う。  

12月12日　木曜日　晴れ 語らなくてもいいですか？言葉にできない日々なのです。ごめん。なので、写真多めで。  

12月10日　火曜日　晴れ 今日は写真で語るのだー。  

12月9日　月曜日　雨 月間300キロ以上走ることを自分に課しているので、ツアー中もメゲずに走ります。しんどいけど。ときどき、「膝が痛い」なんてことを口にすると、本気でお歳暮に「皇潤」が送られてきそうな山口洋、もうすぐ50歳です。 さて。今日は小倉のホテルで、腹筋の筋肉痛と共に目を覚ましました。歌いすぎではなく、笑いすぎ、だと思われます。いい傾向です。 本当は小倉から門司港まで往復26キロを走る予定でしたが、見事な二日酔いで断念。福岡に帰って、大濠公園を雨の中、10周しました。20キロです。同じところをハムスターみたいに廻るのは嫌いです。公園のスターバックスに映る自分の緑のタイツが、冴えない三沢光晴さんみたいで凹みました。なので、新聞取材の合間にマトリックスみたいなランニングウェアーを買いにいきました。上がるなぁ。冴えない三沢 → マトリックス。 いつもプロジェクトに寄付してくれるイベントに行きました。ありがとう。そこで前述（昨日のダイアリー参照）のシンガー大場に会ったので、彼が最近開いたバーに行ってたくさん話しました。こりゃ、明日も腹筋ダメだわ。あはは。 シャイでコワモテだけど、ほんとうに優しい男なのです。勇気のある人は是非、店に行ってみんさい。ほんものの博多の男の優しさに会えるよ。つーか、同級生っていいね。 今日は佐賀でライヴ。みんなに会えるのを愉しみにしとるよ。