日別アーカイブ: 2014年7月12日

R.I.P チャーリー・ヘイデン

7月12日 土曜日 晴れ チャーリー・ヘイデンが亡くなった。悲しい。 おおげさなことは書きたくないけれど。 一度目の僕の人生が終わったとき。ソファーの上から何日も動けなかったとき。僕とこの世を繋いでいたのは、チャーリー・ヘイデンが弾くベースだけだった。24時間、何日も彼のアルバムが誰も訪れない部屋の中に流れ続けていた。きっと音楽を求めていたのではなく、何かがないとどうしようもなかったんだろう。食物はおろか、水分さえ口にできない状態で、彼のベースはゆっくりと、でも確実に僕を励ました。立ち上がって、歩き出す力をくれた。その力の源は彼が音楽に込めた深い愛だったんだと、今となっては思う。人を完膚なきまでに破壊するのが人で、救ってくれるのも人なのだった。 こうやって今、LIFEのチャプター2を歩いていられるのは彼のおかげかもしれないし、トラウマはようやく友人になりつつある。だから、彼から受け取ったスピリットを僕なりに繋げていきたい。誰かを救うことはできないけど、力にはなれるかもしれないから。 チャーリーさん。こころからの感謝を。ゆっくり休んでください。一度でいいから一緒に演奏したかったです。敬意を込めて。R.I.P     彼の素晴らしい歌声を。        

カテゴリー: 未分類 | 6件のコメント